胆嚢隆起性病変の術前画像診断(超音波,CT,血管造影)と切除標本との対比検討
胆嚢隆起性病変の術前画像診断(超音波,CT,血管造影)と切除標本との対比検討
批准号:
06770993
负责人:
鈴木 州美
金额:
$0.38万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1994
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1994 至 --
中文摘要
2.0cm以下の胆嚢隆起性病変について術前画像診断と術後病理組織像を比較した。1.種類、頻度:全症例のうち良性92.3%、胆嚢癌7.7%で、良性のうちコレステロールポリ-プ76.9%、腺腫7.7%、過形成性ポリ-プ5.1%、炎症性ポリ-プ2.6%であった。2.直径:悪性は1.0cm以下の3.1%、1.1〜1.5cmの14.2%、1.5〜2.0cmの66.7%であった。1.0cm以下の胆嚢癌はいずれもm癌であった。3.肉眼的形態:(1)良性の88.2%は有茎性でコレステロールポリ-プが大部分を占め、亜有茎性が6.7%、広基性5.1%で、腺腫、過形成性、炎症性ポリ-プを認めた。(2)隆起性胆嚢癌では有茎型の全3例はいずれも深達度mで、亜有茎型の1例はpmで、広基型、平坦隆起型のそれぞれ1例は深達度ssであった。4.術前画像診断:(1)超音波、超音波内視鏡では胆嚢内の病変の存在診断能は100%であったが、良性の内コレステロールポリ-プ以外の質的診断では、悪性との鑑別が困難な症例を認めた。(2)CTの造影効果を比較するとコレステロールポリ-プの14%に淡い造影効果を認め、腺腫40%、炎症性ポリ-プ1例に造影効果を認めた。悪性では50%に造影効果を認めた。(3)血管造影ではコレステロールポリ-プの12%、腺腫の100%、悪性の100%に濃染像を認め、腺腫、癌の診断に有用であった。5.病理学的検討:2.0cm以下隆起型胆嚢癌は全例深達度ss以内に留まっており、リンパ節転移は認めなかった。
英文摘要
2.0cm以下の胆嚢隆起性病変について術前画像診断と術後病理組織像を比較した。1.種類、頻度:全症例のうち良性92.3%、胆嚢癌7.7%で、良性のうちコレステロールポリ-プ76.9%、腺腫7.7%、過形成性ポリ-プ5.1%、炎症性ポリ-プ2.6%であった。2.直径:悪性は1.0cm以下の3.1%、1.1〜1.5cmの14.2%、1.5〜2.0cmの66.7%であった。1.0cm以下の胆嚢癌はいずれもm癌であった。3.肉眼的形態:(1)良性の88.2%は有茎性でコレステロールポリ-プが大部分を占め、亜有茎性が6.7%、広基性5.1%で、腺腫、過形成性、炎症性ポリ-プを認めた。(2)隆起性胆嚢癌では有茎型の全3例はいずれも深達度mで、亜有茎型の1例はpmで、広基型、平坦隆起型のそれぞれ1例は深達度ssであった。4.術前画像診断:(1)超音波、超音波内視鏡では胆嚢内の病変の存在診断能は100%であったが、良性の内コレステロールポリ-プ以外の質的診断では、悪性との鑑別が困難な症例を認めた。(2)CTの造影効果を比較するとコレステロールポリ-プの14%に淡い造影効果を認め、腺腫40%、炎症性ポリ-プ1例に造影効果を認めた。悪性では50%に造影効果を認めた。(3)血管造影ではコレステロールポリ-プの12%、腺腫の100%、悪性の100%に濃染像を認め、腺腫、癌の診断に有用であった。5.病理学的検討:2.0cm以下隆起型胆嚢癌は全例深達度ss以内に留まっており、リンパ節転移は認めなかった。
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