清代初期政治思想の多角的研究-朱子学中心として-

对清初政治思想的多方面研究——以理学为重点——

基本信息

批准号：
06710008
负责人：
伊東貴之
金额：
$ 0.58万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1994
资助国家：
日本
起止时间：
1994 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-06710008/
关键词：
朱子学礼教経世致用顔朱子派考証学封建論群県論東林派

项目摘要

本研究においては、まずこの時期に関する先行諸研究の有した問題意識や視角を検討することを通じて、それらが看過してきた諸問題を明らかにすることを試みた。すなわち従来の思想史研究においては、朱子学や陽明学に関する既成の固定的なイメージに依拠して立論が組み立てられ、それらが歴史的に変容しつつ推移していった過程が必ずしも正確に迹づけられなかったこと、又、同一の思想を標榜する人びとの間にあっても、具体的な政治論においても地域的な偏差が顕著に存在することなどが等閑視されてきたことを明らかにした。その上で、清代初期に見られた朱子学の復興現象をその社会的思想史的意味に留意しつつ検証した。その際、特に個別的な政治理論を中心にそれぞれの思想の地域的特性を闡明することを心掛けた。こうした研究を通じて、この時期の朱子学は、当時の社会的な流動現象に対応しての社会的・思想的な秩序回復を企図するものであり、その点で、これに先行する明代末期の東林派系統の思想や同時代のいわゆる経世致用派の思想とも共通する志向を有していたことを論証した。又、その背後には、時に原理主義的な側面をも併せ持つ、一種の復古主義的な礼教理念への回帰が看取され、それが同時に社会のより広汎な層への具体的な礼教規範の滲透という時代的な流れや要請とも即応していたことをある程度、明らかにし得た。こうした思想のより理念的な局面においては、当時の思想家たちの間にかなりの程度、共通了解が成立していたことが類推され、地域的な偏差は、むしろ各地域の個別的な利害が現出し易い具体的な政治論などの局面に限られいてたことも併せて予測された。理念と実践の双方による礼教規範の全社会的な滲透は清代を通じて進行するが、かかる側面から考える時、結論として、一見、無関係に見える顔朱子派や考證学なども、清代初期以来の大きな社会的・思想史的展開のなかに確かに位置づけられよう。

在这项研究中，我们首先试图通过研究以前的研究的意识和观点来阐明被忽略的问题。换句话说，在关于意识形态历史的传统研究中，已经揭示了该理论是基于Zhu XI理论和Yangming理论的既定的，固定的图像来构建的，并且他们的历史转变和进步的过程并不一定是准确地进行的，即使是在同样的观念中，也存在着同样的观点，也存在着具有统一政治理论的杰出看法。然后，我们研究了清朝早期的Zhu XI理论的重建现象，考虑到其历史意义。在这种情况下，我提出了一个观点，讨论了每个思想的区域特征，尤其是个人政治理论。通过这些研究，朱XI目前的哲学旨在响应当时的社会流动性，以恢复社会和意识形态的秩序，在这方面，有人认为它具有与末日王朝的多个宗派思想的共同方向，以及所谓的当代社会派别。还可以在某种程度上澄清一下这是一种回归礼节的恢复性学说，有时有时具有原教旨主义的方面，这也响应了同时散发着礼节的定期趋势和要求，并要求对社会的更广泛的社会阶层。还估计，在这一更加意识形态的方面，当时思想家之间在相当大的程度上建立了共同的理解，并且地区偏差仅限于特定的政治理论，在每个地区的个人利益可能会出现。通过哲学和实践的整个社会外观通过清朝进步，但是在考虑这一方面时，看似无关的哲学人物和证明的教派和证明的宗派和证明，这似乎是无关的，自来就无关紧要，自从早期的Qing Qing Shoters以来就位于主要的社会和意识上。