アルツハイマー型痴呆脳における病態としてのアミロイド・アンギオパチー-脳循環動態からみた血管反応性と組織化学的検討-

淀粉样血管病作为阿尔茨海默病脑部的病理状况 - 从脑血流动力学角度进行血管反应性和组织化学检查 -

• 批准号: 06770745
• 负责人: 川勝 忍
• 金额: $ 0.58万
• 依托单位: Yamagata University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1994
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1994 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-06770745/
• 关键词: アルツハイマー型痴呆; 脳血流; SPECT; アミロイド・アンギオパチー; フィゾスチグミン; メイロン

アルツハイマー型痴呆では、大脳皮質連合野とくに大脳後半部の側頭頭頂後頭葉での脳循環代謝の低下が見られることが、ポジトロンCTやシングルフォトンエミッションCT(SPECT)による画像診断で確かめられている。これらの部位における脳循環代謝の低下の背景としては、神経細胞の脱落とともに、脳血管そのものの変化も関与しているのではないかと考え、SPECTによる薬剤負荷時の脳血管反応性および剖検脳でのアミロイド・アンギオパチーの分布について検討した。SPECTによる検討では、アルツハイマー型痴呆患者、10例、平均年齢62歳に対して、1)脳血管の化学的調節を介して細い脳血管を拡張させるメイロン点滴負荷前後、および2)脳血管のアセチルコリンの神経性調節を介しての太い脳血管を拡張させる方法として、コリン作動薬であるフィゾスチグミンを経口投与し投与前後、の脳血流量を測定した。その結果、メイロン負荷では、投与前に脳血流量が比較的保たれている前頭葉では、脳血流量の増加がみられ血管反応性は保たれていると考えられたが、投与前の脳血流量の低下が著しい頭頂後頭葉では、反応が乏しかった。また、フィゾスチグミン投与前後の比較では、前頭葉、側頭葉では有意な脳血流量の増加が見られたが、頭頂後頭葉では、殆ど脳血流量の増加はみられなかった。従って、頭頂後頭葉では、化学性、神経性調節ともに障害されている可能性が考えられた。次に、アルツハイマー型痴呆の剖検例3例で、脳血管壁のアミロイドの沈着(アミロイド・アンギオパチー;AA)の程度と分布を検討した。AAは、大脳皮質全般にみられるが、前頭葉ではその程度は軽度で、頭頂後頭葉では高度であることが、一貫してみられた。以上より、アルツハイマー型痴呆では頭頂後頭葉の脳循環の低下の原因として、AAすなわち脳血管そのものの病変が関与していることが明らかにされた。

CT(SPECT) imaging diagnosis of dementia of type A and B was confirmed by the decrease of circulatory metabolism in the lateral parietal lobe of the posterior half of the cortex. The background of the decrease of circulatory metabolism in these parts is that the shedding of neurons and the transformation of blood vessels are related to the study of SPECT and the distribution of blood vessels during drug loading. SPECT examination revealed that there were 10 patients with dementia of type A and type B with an average age of 62 years. 1) Chemical regulation of blood vessels before and after intravenous drip load. 2) Neuroregulation of blood vessels before and after intravenous drip load. Blood flow was measured. The results show that the blood flow rate of the head leaves is higher than that of the head leaves. The blood flow in the anteroposterior leaves and lateral leaves increased significantly. The possibility of chemical, neuroregulatory, and regulatory barriers to growth is examined. In addition, the distribution of the degree of dementia in the blood vessel wall was studied in 3 cases. AA, large cortex, degree, head, head The causes of lower circulation in the parietal lobe of the head are related to the disease of the blood vessels.