神経回路モデルによる干渉を受ける記憶パターンの想起と追記学習
神経回路モデルによる干渉を受ける記憶パターンの想起と追記学習
批准号:
07858046
负责人:
山内 康一郎
金额:
$0.58万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1995
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1995 至 --
中文摘要
神経回路の優れた能力として汎化能力を挙げる事ができる.しかし,この汎化能力は逆に神経回路の追加学習を難しくしている.すなわち,汎化能力のあるシステムの内部表現はまだ学習していないパターンに対しても相関を持つことが多いことを意味している.したがって,我々人間が新たな事柄を学習するように,新たに記憶させたいパターンのみを神経回路に提示して追加学習させようとすると,過去の記憶に関係する内部表現を破壊してその記憶を忘却させてしまう事が多い.この忘却を完全に防ぐには,それまでに学習させたパターンをすべて用意し,それに新たに記憶させたいパターンを折りまぜて再度学習させる必要がある.しかしこの方法は学習パターンの数が多くなった場合には学習にかかるコストがかかり過ぎて現実的ではない.そこで,神経回路が既に学習した関数形状の中で,後の追加学習によって変形(干渉)を受ける部分を予測・想起し,それを新奇パターンと共に学習する追加学習法を提案した.この手法を採れば,学習時には必要な想起パターンのみを再学習させることになるので,学習にかかるコストが小さく抑えることができると期待される.この手法で鍵となるのは,神経回路の結合荷重の強度などのパラメータが後の追加学習によってどれほど変化するかを,いかに精度良く予測するかである.だがこれは,パラメータの最適化問題を解く前にその答えを予測する問題であり,現実には難しい.だが,追加学習の際の各パラメータの変化量が比較的小さい場合には,その変化量がかなりうまく予測できる.この制約条件を満たす神経回路として,様々な神経回路を試した結果,Generalized Radial Basis Function(GRBF)を改良したモデルとして,中間細胞を適応的に割り付けるResource Allocating Neural Network(RAN)が最適であることが分かった.そこで計算機実験では,提案手法と他の追加学習法をそれぞれRANに適用し,追加学習させる回数に対する計算量と神経回路の出力誤差の上昇率を比較した.その結果,提案手法はいずれのモデルよりも計算量が少なく且つ,出力誤差も最も小さく抑えることができることが判明した.さて,この研究はsupervised learningを生物が行なっているように追加的(逐次的)に行なう手法を提案するものであるが,これをさらに生物の学習方法ら近付けるため,先の学習法を自己組織的に進めていく手法の検討も行なった.すなわち現実の環境下では,supervised learningに必要な,入力に対する望ましい出力そのものが不明であることが多いため,このままでは学習が困難である.これを解決する手段として,複数のセンサー情報を統合することによってself-supervised learningを実現する手法の検討も行なった.
英文摘要
神経回路の優れた能力として汎化能力を挙げる事ができる.しかし,この汎化能力は逆に神経回路の追加学習を難しくしている.すなわち,汎化能力のあるシステムの内部表現はまだ学習していないパターンに対しても相関を持つことが多いことを意味している.したがって,我々人間が新たな事柄を学習するように,新たに記憶させたいパターンのみを神経回路に提示して追加学習させようとすると,過去の記憶に関係する内部表現を破壊してその記憶を忘却させてしまう事が多い.この忘却を完全に防ぐには,それまでに学習させたパターンをすべて用意し,それに新たに記憶させたいパターンを折りまぜて再度学習させる必要がある.しかしこの方法は学習パターンの数が多くなった場合には学習にかかるコストがかかり過ぎて現実的ではない.そこで,神経回路が既に学習した関数形状の中で,後の追加学習によって変形(干渉)を受ける部分を予測・想起し,それを新奇パターンと共に学習する追加学習法を提案した.この手法を採れば,学習時には必要な想起パターンのみを再学習させることになるので,学習にかかるコストが小さく抑えることができると期待される.この手法で鍵となるのは,神経回路の結合荷重の強度などのパラメータが後の追加学習によってどれほど変化するかを,いかに精度良く予測するかである.だがこれは,パラメータの最適化問題を解く前にその答えを予測する問題であり,現実には難しい.だが,追加学習の際の各パラメータの変化量が比較的小さい場合には,その変化量がかなりうまく予測できる.この制約条件を満たす神経回路として,様々な神経回路を試した結果,Generalized Radial Basis Function(GRBF)を改良したモデルとして,中間細胞を適応的に割り付けるResource Allocating Neural Network(RAN)が最適であることが分かった.そこで計算機実験では,提案手法と他の追加学習法をそれぞれRANに適用し,追加学習させる回数に対する計算量と神経回路の出力誤差の上昇率を比較した.その結果,提案手法はいずれのモデルよりも計算量が少なく且つ,出力誤差も最も小さく抑えることができることが判明した.さて,この研究はsupervised learningを生物が行なっているように追加的(逐次的)に行なう手法を提案するものであるが,これをさらに生物の学習方法ら近付けるため,先の学習法を自己組織的に進めていく手法の検討も行なった.すなわち現実の環境下では,supervised learningに必要な,入力に対する望ましい出力そのものが不明であることが多いため,このままでは学習が困難である.これを解決する手段として,複数のセンサー情報を統合することによってself-supervised learningを実現する手法の検討も行なった.
期刊论文(8)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
山内,石井: "干渉を受ける記憶パターンの想起と追加学習." 電子情報通信学会技術報告. NC94-101. 197-204 (1995)
Yamauchi, Ishii:“受干扰的记忆模式的回忆和额外学习。”197-204 (1995)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
山口,山内,石井: "人工神経回路による干渉を受けるパターンの想起と追加学習." 電子情報通信学会技術報告. NC95-(発表予定). (1996)
Yamaguchi、Yamauchi、Ishii:“受人工神经回路干扰的模式的回忆和附加学习。” NC95-(待提交)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
K.YAMAUCHI,et al.: "A self-supervised learning system for category detection." 1996 IEEE 3rd International Conference on Evolutionary Computation (ICEC'96). (発表予定). (1996)
K.YAMAUCHI 等人:“用于类别检测的自监督学习系统。”1996 年 IEEE 第三届进化计算国际会议(ICEC96)(待提交)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
山内,石井: "神経回路による干渉を受ける記憶パターンの想起と追加学習." 電気関係学会東海支部連合大会講演論文集. 274 (1994)
Yamauchi, Ishii:“受神经回路干扰影响的记忆模式的回忆和额外学习。”日本电气工程师东海分会会议记录 274 (1994)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
太田,山内,石井: "異種センサ情報の統合による概念の教師なし学習." 電子情報通信学会技術報告. NC95-81(51-58). (1995)
Ota、Yamauchi、Ishii:“通过整合不同的传感器信息进行概念的无监督学习”,NC95-81(51-58)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 8 条
A Kernelnalized learning method as a model of insect-brain and its application for an incremental learning algorithm for embedded machine learning systems
-
批准号:22K12176
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$1.08万
-
财政年份:2022
-
负责人:山内 康一郎
-
依托单位:
ひらめきに見るヒトの事前知識利用メカニズムの解明とマシンラーニングの高速化
-
批准号:15700117
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$1.41万
-
财政年份:2003
-
负责人:山内 康一郎
-
依托单位:
短期記憶と長期記憶に基づく連想記憶モデルと条件反射による推論の高速化
-
批准号:13780262
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$0.96万
-
财政年份:2001
-
负责人:山内 康一郎
-
依托单位:
速い学習と遅い学習を組み合わせた 高速適応能力を損なわない素子数削減法
-
批准号:11780264
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$1.02万
-
财政年份:1999
-
负责人:山内 康一郎
-
依托单位:
追加学習を行なう神経回路モデルによる事例ベース推論システムの構築
-
批准号:09780327
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$1.41万
-
财政年份:1997
-
负责人:山内 康一郎
-
依托单位:
異種センサー情報の統合による概念の教師なし学習
-
批准号:08780347
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.7万
-
财政年份:1996
-
负责人:山内 康一郎
-
依托单位: