教育実習ストレスの時系列分析:コーピングとソーシャルサポートの効果

教学实践压力的时间序列分析：应对和社会支持的影响

• 批准号: 08610108
• 负责人: 古屋 健
• 金额: $ 0.77万
• 依托单位: Gunma University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 1996
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1996 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-08610108/
• 关键词: 教育実習; ストレス; ストレッサー; コーピング; ソーシャルサポート; 質問紙調査

本研究の目的は教員養成教育の一環として実施される教育実習場面で実習生が体験するストレス過程を実証的に検討することにある.そのために本研究では平成8年度群馬大学教育学部で実施された2次にわたる教育実習の機会をとらえ,実習生を対象に実習ストレスに関する質問紙調査を実施した.質問紙には(1)身体的ストレス反応,(2)心理的ストレス反応,(3)ストレッサーとコーピング,(4)期待及び受容されたソーシャルサポートを測定するための尺度等が含まれており,これらのうちストレッサー/コーピング尺度とソーシャルサポート尺度は予備調査で作成された項目リストを整理しなおして新たに構成しなおしたものである.被調査者は約3週間にわたる実習の直前から直後までの期間,毎週末ごとに質問紙に回答した.過去に実施された予備調査の資料を含めて分析し,現在までのところ次のような結果を得た.(1)ストレッサー尺度とストレス反応との関連を測定時別に分析した結果,ストレッサー尺度の妥当性が確認された.(2)コーピングについては資料の欠損が多く,尺度としての妥当性が確認できなかった.今後,さらに資料を追加収集して検討する必要がある.(3)ソーシャルサポート尺度は予備調査に基づく項目リストを再検討した結果,内容と経路の両面でさらに簡約化した尺度が構成された.(4)新たに構成されたソーシャルサポート尺度によりその効果を検討した結果,期待および受容のいずれにおいても統計的に有意なストレス反応緩和効果が確認できた.教育実習ストレス過程の全体像を解明するためには,今後,資料を蓄積した上でのコーピングの効果の検討,およびソーシャルサポートの効果の時系列分析が必要である.

The purpose of this study is to investigate the process of teacher development education as a whole. This study was conducted twice in the Faculty of Education of Gunma University in 2008. Questions: (1) physical response;(2) psychological response;(3) expectation and tolerance;(4) measurement of service standards; and (5) preparation of survey items. Respondents were questioned every weekend for about 3 weeks. In the past, the data prepared for investigation were included in the analysis, and now the results of this investigation are obtained. (1)The results of the time series analysis of the correlation between the two scales confirm the appropriateness of the two scales. (2)There are many defects in the data, and the correctness of the scale is confirmed. In the future, it is necessary to add data collection and discussion. (3)The scale of the system is to be investigated, and the content of the system is to be reduced. (4)The results of the new analysis are expected to be confirmed by the analysis of the statistical data. The whole process of education and learning is explained clearly, and in the future, the data is accumulated and the results of education and learning are discussed, and the time series analysis of the results of education and learning is necessary.

项目成果

古屋健・坂田成輝・音山若穂: "心理的ストレス・モデルに基づくストレッサーの分析:理論的意義と教育実習ストレッサーの実証的検討" 群馬大学教育学部紀要 人文・社会科学編. 第46号(印刷中). (1997)

Ken Furuya、Naruki Sakata、Wakaho Otoyama：“基于心理压力模型的压力源分析：教学实践中压力源的理论意义和实证检验”群马大学教育学部学报，人文社会科学版第 10 期。 46（（正在印刷中）。（1997）

音山若穂・古屋健・坂田成輝・所澤潤: "教育実習生のストレスに関する基礎的研究IV" 群馬大学教育実践研究. 第14巻(印刷中). (1997)

乙山若穗、古谷健、坂田繁树、所泽淳：“实习教师压力的基础研究 IV”群马大学教育实践研究第 14 卷（出版中）。