動脈硬化の発症病態に関わるHSPG・Ryudocanの機能解析
動脈硬化の発症病態に関わるHSPG・Ryudocanの機能解析
批准号:
10177211
负责人:
小嶋 哲人
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份:
1998
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1998 至 --
中文摘要
我々は、血管内皮ヘパラン硫酸プロテオグリカン(HSPG:Ryudocan)のもつ組織修復、動脈硬化における機能解析を行なう目的に遺伝子組換え操作を用いたRyudocanノックアウトマウスの作製とともに、血管傷害マーカーとしてのRyudocan血中濃度測定法の開発を検討した。マウスRyudocan geneの第2エクソンをターゲットにポジティブ・ネガティブセレクション用ターゲティングベクターを作製し、エレクトロポレーションにてES細胞(D3細胞)に導入、G-418入りES培地にて選択培養してサザン解析にて相同組換え体を単離・同定した。この相同組換え体をC57BL/6Jマウスの胚盤胞に注入して仮親の子宮に移植し、生まれたキメラマウスをC57BL/6Jマウスと交配した。PCRおよびサザン解析にて変異アレルの伝搬を調べへテロ変異マウスの雄雌を交配した結果、ホモ体が約1/4に生まれ、Ryudocanの欠失が発生ならびに生殖能には大きな異常を及ぼさないことが明らかとなった。これは、Ryudocanの欠失が他のHSPG発現等により機能的代償を受けている可能性を示唆するが、今後さらに詳細な表現型解析が必要と思われた。一方、抗Ryudocan特異抗体を用いたRyudocan測定法開発したところ、MBP-Ryudを標準物質にして5.0〜0.078ng/mlの濃度で測定可能で、正常人の血漿中濃度は測定感度以下であった。本法を用いて急性心筋梗塞発症患者の血漿中のRyudocan濃度を経時的に測定したところ、全例において心筋梗塞発症後2〜3週間目に最高値を示した。この時期は心筋梗塞後の組織修復期であり、Ryudocanが血管新生、線維芽細胞増殖などにより組織修復に関わっていることが示唆された。今後、動脈硬化などの血管傷害患者でのRyudocan 血中レベルを検討して行く予定である。
英文摘要
我々は、血管内皮ヘパラン硫酸プロテオグリカン(HSPG:Ryudocan)のもつ組織修復、動脈硬化における機能解析を行なう目的に遺伝子組換え操作を用いたRyudocanノックアウトマウスの作製とともに、血管傷害マーカーとしてのRyudocan血中濃度測定法の開発を検討した。マウスRyudocan geneの第2エクソンをターゲットにポジティブ・ネガティブセレクション用ターゲティングベクターを作製し、エレクトロポレーションにてES細胞(D3細胞)に導入、G-418入りES培地にて選択培養してサザン解析にて相同組換え体を単離・同定した。この相同組換え体をC57BL/6Jマウスの胚盤胞に注入して仮親の子宮に移植し、生まれたキメラマウスをC57BL/6Jマウスと交配した。PCRおよびサザン解析にて変異アレルの伝搬を調べへテロ変異マウスの雄雌を交配した結果、ホモ体が約1/4に生まれ、Ryudocanの欠失が発生ならびに生殖能には大きな異常を及ぼさないことが明らかとなった。これは、Ryudocanの欠失が他のHSPG発現等により機能的代償を受けている可能性を示唆するが、今後さらに詳細な表現型解析が必要と思われた。一方、抗Ryudocan特異抗体を用いたRyudocan測定法開発したところ、MBP-Ryudを標準物質にして5.0〜0.078ng/mlの濃度で測定可能で、正常人の血漿中濃度は測定感度以下であった。本法を用いて急性心筋梗塞発症患者の血漿中のRyudocan濃度を経時的に測定したところ、全例において心筋梗塞発症後2〜3週間目に最高値を示した。この時期は心筋梗塞後の組織修復期であり、Ryudocanが血管新生、線維芽細胞増殖などにより組織修復に関わっていることが示唆された。今後、動脈硬化などの血管傷害患者でのRyudocan 血中レベルを検討して行く予定である。
期刊论文(7)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
神戸栄喜、小嶋哲人: "血友病およびその類縁疾患の遺伝子診断 「血液疾患」-State of arts 別冊・医学のあゆみ" 溝口秀昭ほか編、医歯薬出版、, 352-355 (1998)
Eiki Koho、Tetsuto Kojima:“血友病和相关疾病‘血液疾病’的基因诊断 - State of arts 特刊/Ayue of Medicine” Hideaki Mizoguchi 等编辑,Ishiyaku Publishing,352-355 (1998)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
T. Miyata, T. Kojima, K. Suzuki, et al.: "Factor X Nagoya 1 and 2 : A CRM-Factor X deficiency and A Dysfunctional CRM+ Factor X Deficiency Characterized by Substitution of Arg306 by Cys and Gly366 by Ser."Thromb. Haemost.. 79. 486-490 (1998)
T. Miyata、T. Kojima、K. Suzuki 等人:“X 因子名古屋 1 和 2:CRM-X 因子缺乏症和功能失调的 CRM X 因子缺乏症,其特征是 Arg306 被 Cys 取代,Gly366 被 Ser 取代。”
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
A.Shimizu,I.Sugiura,T.Kojima,B.et al.: "Identification of the Five Hydrophilic Residues(Lys-217,Lys-218,Arg-359,His-360,and Arg-513)Essential for the Structure and Activity of Vitamin K-Dependent Carboxylase." Biochem.Biophys.Res.Commn.251. 22-26 (1998)
A.Shimizu、I.Sugiura、T.Kojima、B.et al.:“鉴定对亲水性至关重要的五种亲水残基(Lys-217、Lys-218、Arg-359、His-360 和 Arg-513)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
T.Nakanishi,K.Kadomatsu,T.Kojima,et al.: "Expression of Syndecan-1 and -3 during Embryogenesis of the Central Nerve System in Relation to Binding with Midkine." J.Biochem.121. 197-205 (1997)
T.Nakanishi、K.Kadomatsu、T.Kojima 等人:“中枢神经系统胚胎发生过程中 Syndecan-1 和 -3 的表达与中期因子结合的关系”。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
S.Tsuzuki,T.Kojima,A.Katsumi,et al.: "Molecular Cloning,Genomic Organization,Promoter Activity,and Tissue-Specific Expression of the Mouse Ryudocan Gene." J.Biochem.122. 17-24 (1997)
S.Tsuzuki、T.Kojima、A.Katsumi 等人:“小鼠 Ryudocan 基因的分子克隆、基因组组织、启动子活性和组织特异性表达”。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 7 条
血管新生・動脈硬化症に関わる血管内皮HSPG・Ryudocanの機能解析
-
批准号:09281214
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$1.15万
-
财政年份:1997
-
负责人:小嶋 哲人
-
依托单位:
血液凝固第IX因子に対するモノクローナル抗体による血友病 B の病態の解析
-
批准号:60770950
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.58万
-
财政年份:1985
-
负责人:小嶋 哲人
-
依托单位:
海外基金