课题基金 / 基金详情

マンガン酸化物における軌道の自由度のダイナミックス

マンガン酸化物における軌道の自由度のダイナミックス
锰氧化物轨道自由度的动力学
批准号:
12046208
负责人:
石原 純夫
金额:
$1.02万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2001

项目摘要

项目成果

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翻译
平成13年度の研究課題として以下の2つの課題を実施した。[1]マンガン酸化物の金属相における量子軌道揺らぎ量子軌道揺らぎの一形態である「量子軌道液体状態」は以前、本研究代表者らにより立方晶ペロフスカイト型マンガン酸化物の異常金属状態を説明するのに提唱された。本研究ではこの概念を層状ペロフスカイト型マンガン酸化物La_<2-2x>Sr_<1+2x>Mn_2O_7に適用した。本物質の中性子散乱実験によると、磁気秩序金属相におけるスピン波の分散関係は、Sr濃度xとともに系統的に変化することが見出されている。これをハイゼンベル模型を用いて解析することで、MnO_2層内の磁気相互作用と層間の相互作用との比が系統的に変化することが明らかになり、3d電子の占有軌道が3z^<2->r^2軌道からx^<2->y^2軌道へと変化していることが示唆された。しかしながら結晶の対称性はSrの濃度によらず正方晶であることが知られており、これは占有軌道が単純な3z^<2->r^2軌道とx^<2->y^2軌道との線形和では表されないことを意味する。これを説明するために「量子軌道液体状態」の概念をこの系に適用し、磁気相互作用の系統的な変化と結晶の対称性とを同時に説明できることを明らかにした。[2]ペロフスカイト型Ti, V酸化物における軌道秩序・軌道ダイナミックス本研究課題では、t_<2g>軌道の自由度を有するペロフスカイト型チタン、バナジウム酸化物の軌道秩序ならびに軌道ダイナミックスについて研究を行った。e_g軌道の自由度を有するマンガン酸化物とこれらの物質を比較した場合、その軌道縮重の数、隣接サイト間の電子遷移強度、スピン軌道相互作用の有無等において定性的に異なり、これらは軌道秩序やダイナミックスに本質的な差異を生じるものと予想される。本研究ではまずスピン、軌道状態を記述する有効ハミルトニアンを導出した。平均場近似による解析の結果、強磁性相における軌道状態には多くの縮重が存在することが示され、これを反映してゼロエネルギー・モードが軌道励起に出現することが明らかとなった。また共鳴X線散乱に対する一般的な表式を導出し、これを用いてYTiO_3における実験結果を解析し、その軌道状態を議論した。
英文摘要
平成13年度の研究課題として以下の2つの課題を実施した。[1]マンガン酸化物の金属相における量子軌道揺らぎ量子軌道揺らぎの一形態である「量子軌道液体状態」は以前、本研究代表者らにより立方晶ペロフスカイト型マンガン酸化物の異常金属状態を説明するのに提唱された。本研究ではこの概念を層状ペロフスカイト型マンガン酸化物La_<2-2x>Sr_<1+2x>Mn_2O_7に適用した。本物質の中性子散乱実験によると、磁気秩序金属相におけるスピン波の分散関係は、Sr濃度xとともに系統的に変化することが見出されている。これをハイゼンベル模型を用いて解析することで、MnO_2層内の磁気相互作用と層間の相互作用との比が系統的に変化することが明らかになり、3d電子の占有軌道が3z^<2->r^2軌道からx^<2->y^2軌道へと変化していることが示唆された。しかしながら結晶の対称性はSrの濃度によらず正方晶であることが知られており、これは占有軌道が単純な3z^<2->r^2軌道とx^<2->y^2軌道との線形和では表されないことを意味する。これを説明するために「量子軌道液体状態」の概念をこの系に適用し、磁気相互作用の系統的な変化と結晶の対称性とを同時に説明できることを明らかにした。[2]ペロフスカイト型Ti, V酸化物における軌道秩序・軌道ダイナミックス本研究課題では、t_<2g>軌道の自由度を有するペロフスカイト型チタン、バナジウム酸化物の軌道秩序ならびに軌道ダイナミックスについて研究を行った。e_g軌道の自由度を有するマンガン酸化物とこれらの物質を比較した場合、その軌道縮重の数、隣接サイト間の電子遷移強度、スピン軌道相互作用の有無等において定性的に異なり、これらは軌道秩序やダイナミックスに本質的な差異を生じるものと予想される。本研究ではまずスピン、軌道状態を記述する有効ハミルトニアンを導出した。平均場近似による解析の結果、強磁性相における軌道状態には多くの縮重が存在することが示され、これを反映してゼロエネルギー・モードが軌道励起に出現することが明らかとなった。また共鳴X線散乱に対する一般的な表式を導出し、これを用いてYTiO_3における実験結果を解析し、その軌道状態を議論した。
期刊论文(12)
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科研奖励(0)
会议论文
S.Ishihara, S.Maekawa: "Resonant X-ray Scattering in Manganites -Study of Orbital Degree of Freedom -"Rep. Prog. Phys.. (掲載予定). (2002)
S.Ishihara、S.Maekawa:“锰酸盐中的共振 X 射线散射 - 轨道自由度的研究 -”Rep Phys.(即将出版)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
S.Okamoto, S.Ishihara, S.Maekawa: "Orbital ordering in LaMnO_3 : Electron-electron and electron-lattice interactions"Phys. Rev. B. (掲載予定). (2002)
S.Okamoto、S.Ishihara、S.Maekawa:“LaMnO_3 中的轨道排序:电子-电子和电子-晶格相互作用”Phys Rev. B.(待出版)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
S.Ishihara and S.Maekawa: "Orbital Ordering, Fluctuation and Resonant X-ray Scattering in Manganites"Physical Review B. 62. R9252-R9255 (2000)
S.Ishihara 和 S.Maekawa:“锰矿中的轨道有序、涨落和共振 X 射线散射”物理评论 B.62.R9252-R9255 (2000)
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
S.Ishihara, T.Hatakeyama, S.Maekawa: "Magnetic Ordering, Orbital Ordering and Resonant X-ray Scattering in Perovskite Titanates"Phys. Rev. B. 65. 064442-1-06442-9 (2002)
S.Ishihara、T.Hatakeyama、S.Maekawa:“钙钛矿钛酸盐中的磁有序、轨道有序和共振 X 射线散射”Phys。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
12
    相関電子系の光誘起非平衡ダイナミクスにおける時空間クロスオーバー領域の解明
    • 批准号:
      20H00121
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
    • 资助金额:
      $21.13万
    • 财政年份:
      2020
    • 负责人:
      石原 純夫
    • 依托单位:
    Electronic State of Excitonic Insulator from viewpoint of Orbital Physics
    • 批准号:
      17H02916
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
    • 资助金额:
      $11.07万
    • 财政年份:
      2017
    • 负责人:
      石原 純夫
    • 依托单位:
    多自由度相関系の強磁場電子物性とX線分光
    • 批准号:
      20030001
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
    • 资助金额:
      $1.15万
    • 财政年份:
      2008
    • 负责人:
      石原 純夫
    • 依托单位:
    電荷・軌道秩序相のミクロな摂動がもたらす巨視的光応答
    • 批准号:
      19014003
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
    • 资助金额:
      $1.22万
    • 财政年份:
      2007
    • 负责人:
      石原 純夫
    • 依托单位:
    海外基金