時空間スケーリングに基づいた過冷却液体のガラス転移機構の解明
時空間スケーリングに基づいた過冷却液体のガラス転移機構の解明
批准号:
01J10720
负责人:
小林 美加
金额:
$1.28万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2002
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
これまで、パルス誘導光散乱法により、励起した密度揺らぎの時間変化を特徴づける2つの緩和時間(密度揺らぎの緩和時間と熱緩和時間)は、それぞれ、ガラス転移温度よりも数十度も高い温度において最大値を示すことを観測してきた。こうした性質は物質の分子間相互作用の種類などによらず普遍的に観測される。前年度までの考察から、2つの緩和時間のうち、密度揺らぎの緩和時間の温度依存性については、過冷却液体中に密度揺らぎの相関長が存在すると考えることにより説明できることがわかっている。そこで、もう一方の、熱緩和時間の温度依存性についても、相関長と関連づけた考察を行った。その結果、熱緩和時間の温度依存性も、密度揺らぎの相関長の存在により次のように説明できることがわかった。熱緩和時間はフォノンの平均自由行程を反映する。相関長はフォノンの散乱原因となりうるから、温度の低下とともに相関長が成長するにつれ、散乱されるフォノンの種類が増え、フォノンの平均自由行程が小さくなり熱緩和時間が長くなる。ところが、相関長が増大してパルス誘導光散乱の測定スケール(2π/測定波数)を越えてしまうと、測定スケールの外側で散乱されるフォノンの平均自由行程への寄与は観測できなくなる。その結果、低温では相関長の影響で散乱されるフォノンが見かけ上なくなり、温度の低下とともに熱緩和時間が長くなるのではなく、熱緩和時間が低温でふたたび短くなる。以上より、パルス誘導光散乱によって観測した密度揺らぎの緩和の特異な温度依存性は、2つの緩和過程ともに、過冷却液体中に存在する密度揺らぎの相関長の発達を反映しているものであると考えると、矛盾なく説明できることがわかった。つまり、従来ナノメーター程度であると報告されてきたものよりはるかに大きな、マイクロメーター程度の空間相関が過冷却液体中に存在することを強く示唆する結果を得た。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Mika Kobayashi: "Relaxation dynamics in glycerol studied by impulsive stimulated thermal scattering"Journal of Non-Crystalline Solids. 307-310. 252-256 (2002)
Mika Kobayashi:“通过脉冲受激热散射研究甘油的弛豫动力学”非晶固体杂志。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Medium-range order in liquid and its relationship to the glass transition
-
批准号:19K03763
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$2.75万
-
财政年份:2019
-
负责人:小林 美加
-
依托单位:
過冷却液体のガラス転移における長距離密度揺らぎの時空間スケーリング
-
批准号:03J10060
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$2.11万
-
财政年份:2003
-
负责人:小林 美加
-
依托单位:
海外基金