非排ガス由来自動車粉塵が都市大気へ与えるインパクトの化学的および毒性学的評価
非排ガス由来自動車粉塵が都市大気へ与えるインパクトの化学的および毒性学的評価
批准号:
13780439
负责人:
熊田 英峰
金额:
$1.54万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2002
中文摘要
自動車粉塵に含有される化合物の生体内への移行過程について前年度の結果に基づいて、自動車由来粉塵(タイヤ、アスファルト粉塵、排ガス粒子、路上粉塵)に含まれる化合物の水-粒子間分配係数(K_p)を算出し、化合物の粒子との親和性を検討した。PAHs、含酸素PAHs、フタル酸エステル、ベンゾチアゾール類、ロジン酸、アルカン、脂肪酸について分配係数を算出でき、その値は10^3〜10^5の範囲であった。全種類の粒子態試料についてK_pを算出できたのはフタル酸エステル類のみで、粒子の種類によるK_p値の差異は認められなかった。これらの粉塵からの化合物の溶出には、粒子の性質は関係なく、化合物の疎水性が重要な要因であることが確認できた。水中へ溶出した化合物の生体内移行モデルとして、ヘプタン含有セルロース膜バッグを水中に含浸させ、バッグ内のヘプタン相への化合物の取り込みついて調べた。BHAなどの酸化防止剤、PAHキノン類、フタル酸エステル類の標準物質を用いた系では、PAHキノン類と低分子のフタル酸エステルのみがヘプタン相に移行し、高分子のフタル酸エステルは水中に残存した。また酸化防止剤は取込みの間に分解された。水中の化合物の生体内以降において、化合物の疎水性だけでなく,分子サイズおよび化学的安定性が必要であることも分かった。路上粉塵を用いた系では、粒子中に高濃度で含まれる化合物であっても,ヘプタン相へ移行するのは排ガス粒子由来のPAHsとタイヤ粒子由来の一部の化合物のみであった。排気ガスだけでなくタイヤ粒子が生体に与える影響は特に大きいのではないかと考えられる。光照射の影響について粒子態試料へ太陽光シミュレーターで光照射を行うと照射前に比べて含有する化合物の種類/量ともに大幅に減少した。タイヤやアスファルト粉塵、排気ガス粒子が環境中へ放出された後、時間経過とともに風化によって化学組成が大幅に変化することから生体影響のポテンシャルも変化するものと予想される。
英文摘要
自動車粉塵に含有される化合物の生体内への移行過程について前年度の結果に基づいて、自動車由来粉塵(タイヤ、アスファルト粉塵、排ガス粒子、路上粉塵)に含まれる化合物の水-粒子間分配係数(K_p)を算出し、化合物の粒子との親和性を検討した。PAHs、含酸素PAHs、フタル酸エステル、ベンゾチアゾール類、ロジン酸、アルカン、脂肪酸について分配係数を算出でき、その値は10^3〜10^5の範囲であった。全種類の粒子態試料についてK_pを算出できたのはフタル酸エステル類のみで、粒子の種類によるK_p値の差異は認められなかった。これらの粉塵からの化合物の溶出には、粒子の性質は関係なく、化合物の疎水性が重要な要因であることが確認できた。水中へ溶出した化合物の生体内移行モデルとして、ヘプタン含有セルロース膜バッグを水中に含浸させ、バッグ内のヘプタン相への化合物の取り込みついて調べた。BHAなどの酸化防止剤、PAHキノン類、フタル酸エステル類の標準物質を用いた系では、PAHキノン類と低分子のフタル酸エステルのみがヘプタン相に移行し、高分子のフタル酸エステルは水中に残存した。また酸化防止剤は取込みの間に分解された。水中の化合物の生体内以降において、化合物の疎水性だけでなく,分子サイズおよび化学的安定性が必要であることも分かった。路上粉塵を用いた系では、粒子中に高濃度で含まれる化合物であっても,ヘプタン相へ移行するのは排ガス粒子由来のPAHsとタイヤ粒子由来の一部の化合物のみであった。排気ガスだけでなくタイヤ粒子が生体に与える影響は特に大きいのではないかと考えられる。光照射の影響について粒子態試料へ太陽光シミュレーターで光照射を行うと照射前に比べて含有する化合物の種類/量ともに大幅に減少した。タイヤやアスファルト粉塵、排気ガス粒子が環境中へ放出された後、時間経過とともに風化によって化学組成が大幅に変化することから生体影響のポテンシャルも変化するものと予想される。
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Mohamad Pauzi Zakaria: "Distribution of Polycyclic Aromatic Hydrocarbons (PAHs) in Rivers and Estuaries in Malaysia : A Widespread Input of Petrogenic PAHs"Environ.Sci.Technol. 36・9. 1907-1918 (2002)
Mohamad Pauzi Zakaria:“马来西亚河流和河口中多环芳烃 (PAH) 的分布:成岩 PAH 的广泛输入”Environ.Sci.Technol. 36・9 (2002)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Hirohide Kanke: "The historical trends of hydrophobic organic contaminants(HOCs) deposition fluxes recorded in sediments of urban and remote lakes, Japan"Proceeding of 9th International Conference on the Conservation and Management of Lakes. 47-50 (2001)
Hirohide Kanke:“日本城市和偏远湖泊沉积物中记录的疏水性有机污染物(HOC)沉积通量的历史趋势”第九届国际湖泊保护与管理会议论文集。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Hidetoshi Kumata: "Benzothiazolamines (BTs) as Tire Derived Molecular Markers : Sorptive Behavior in Street Runoff and Their Application to Source Apportioning"Environ.Sci.Technol. 36・4. 702-708 (2002)
Hidetoshi Kumata:“作为轮胎衍生分子标记的苯并噻唑胺(BT):街道径流中的吸附行为及其在源分配中的应用”Environ.Sci.Technol 36・4(2002)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Tomoaki Okuda: "Source identification of Malaysian atmospheric polycyclic aromatic hydrocarbons nearby forest using molecular and isotopic compositions"Atmospheric Environment. 36. 611-618 (2002)
Tomoaki Okuda:“利用分子和同位素成分识别森林附近马来西亚大气多环芳烃的来源”大气环境。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Hidetoshi Kumata: "Benzothiazolamines (BTs) as Tire Derived Molecular Markers: Sorptive Behavior in Street Runoff and Application to Source Apportioning"Environmental Science and Technology. 36(in press). (2002)
Hidetoshi Kumata:“作为轮胎衍生分子标记的苯并噻唑胺(BT):街道径流中的吸附行为及其在来源分配中的应用”环境科学与技术。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 6 条
バイオマス燃焼起源有機分子マーカー・BCを用いた北極ツンドラ火災の検出手法の開発
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批准号:20H04312
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.15万
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财政年份:2020
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负责人:熊田 英峰
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依托单位:
都市環境中のベンゾチアゾールアミン類の理化学性とその動態
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批准号:98J05644
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.54万
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财政年份:1998
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负责人:熊田 英峰
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依托单位:
海外基金