出土資料より見た『周易』の形成に関する研究
出土資料より見た『周易』の形成に関する研究
批准号:
13710006
负责人:
近藤 浩之
金额:
$1.47万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2002
中文摘要
昨年度の三回の研究報告を踏まえて、調査・考察した成果を、主に以下の二篇の論文に纏めた。1「王家臺秦墓竹簡『歸藏』の研究」2「無小と無大、善と不善-『帛書周易』二三子篇に關する考察二則」上記の論文に纏めた内容の概要は次の通りである。戰國末期以降の『周易』卦爻辭への卜辭の添附・追加は、單に注解のためだけではなかったようだ。阜場漢簡『周易』の形態は、卜に使う龜の入手困難や卜筮の普及と簡易化などの要因のために、筮が(簡便に)卜の代用にもなり得るような形態であり、より實用的な占書の形態を呈しているのかもしれない。それはいわば、卜筮併用から卜筮代用へという趨勢である。(そしてそれは、もう一つの趨勢である馬主堆帛書『周易』のような、多くの傳を附されて思想・哲學の書へと変貌する形態とは、まるっきり異なる方向である。)王家臺秦簡『歸藏』の場合は、『周易』の六十四卦の卦臺(及びその卦名)を兆形の代用としている、と考えられるのである。これも卜筮併用から卜筮代用へという趨勢を示す形態の一種と言えよう。傳本『歸藏』に惑わされなければ、秦簡『歸藏』、阜陽漢簡『周易』、帛書『周易』の卦臺・卦名はすべて同じ一つの『周易』に由來するものであると言える。秦簡『歸藏』が一見、『周易』とは異質なものに見えたのは、すでに論じたような卜筮代用の構造になっていたからである。秦簡『歸藏』も阜陽漢簡『周易』も、ひいては帛書『周易』も、そしてきっと上海博物館所蔵戰國楚簡『周易』も、現在までに確認されている『易』に関係するすべての出土資料は、同じ『周易』の流れを汲むものである。それらの出土資料は、戰國期から漢初にかけての『周易』が一方では實用的な占卜・占筮に、一方では思想・哲学にと様々な形態で利用され、決して今本『周易』の形態だけに固定していたわけではないことを物語る。けれども、その源泉は一つであると言える。今のところ、『連山』『歸藏』などの別の源泉からの流れを考える必要はない。
英文摘要
昨年度の三回の研究報告を踏まえて、調査・考察した成果を、主に以下の二篇の論文に纏めた。1「王家臺秦墓竹簡『歸藏』の研究」2「無小と無大、善と不善-『帛書周易』二三子篇に關する考察二則」上記の論文に纏めた内容の概要は次の通りである。戰國末期以降の『周易』卦爻辭への卜辭の添附・追加は、單に注解のためだけではなかったようだ。阜場漢簡『周易』の形態は、卜に使う龜の入手困難や卜筮の普及と簡易化などの要因のために、筮が(簡便に)卜の代用にもなり得るような形態であり、より實用的な占書の形態を呈しているのかもしれない。それはいわば、卜筮併用から卜筮代用へという趨勢である。(そしてそれは、もう一つの趨勢である馬主堆帛書『周易』のような、多くの傳を附されて思想・哲學の書へと変貌する形態とは、まるっきり異なる方向である。)王家臺秦簡『歸藏』の場合は、『周易』の六十四卦の卦臺(及びその卦名)を兆形の代用としている、と考えられるのである。これも卜筮併用から卜筮代用へという趨勢を示す形態の一種と言えよう。傳本『歸藏』に惑わされなければ、秦簡『歸藏』、阜陽漢簡『周易』、帛書『周易』の卦臺・卦名はすべて同じ一つの『周易』に由來するものであると言える。秦簡『歸藏』が一見、『周易』とは異質なものに見えたのは、すでに論じたような卜筮代用の構造になっていたからである。秦簡『歸藏』も阜陽漢簡『周易』も、ひいては帛書『周易』も、そしてきっと上海博物館所蔵戰國楚簡『周易』も、現在までに確認されている『易』に関係するすべての出土資料は、同じ『周易』の流れを汲むものである。それらの出土資料は、戰國期から漢初にかけての『周易』が一方では實用的な占卜・占筮に、一方では思想・哲学にと様々な形態で利用され、決して今本『周易』の形態だけに固定していたわけではないことを物語る。けれども、その源泉は一つであると言える。今のところ、『連山』『歸藏』などの別の源泉からの流れを考える必要はない。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
近藤 浩之: "王家臺秦墓竹簡『歸藏』の研究"郭店楚簡研究会編、汲古書院 『楚地出土資料と中國古代文化』. 311-345 (2002)
近藤博之:《太秦王墓竹简‘奎祖’研究》,国电初建研究组主编,公宫书院,《中地出土资料与中国古代文化》311-345(2002)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
近藤 浩之: "無小と無大、善と不善-『帛書周易』二三子篇に關する考察二則"北海道中国哲学会 『中国哲学』. 30. 1-23 (2001)
近藤博之:《无小无大、善恶——关于《书义书》23子的两条思考规则》北海道中国哲学会《中国哲学》30. 1-23(2001)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
馬王堆漢墓帛書の占術と漢代易学の発達に関する研究
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批准号:16720010
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.92万
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财政年份:2004
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负责人:近藤 浩之
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依托单位:
馬王堆漢墓帛書周易と漢代易学の総合的研究
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批准号:99J08583
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.77万
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财政年份:1999
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负责人:近藤 浩之
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依托单位:
海外基金