ソフィスト思潮の歴史的・哲学的考察

对智者思想的历史和哲学思考

• 批准号: 13710003
• 负责人: 納富 信留
• 金额: $ 1.73万
• 依托单位: Keio University (2002)Kyushu University (2001)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2001
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2001 至 2002
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-13710003/
• 关键词: ソフィスト; ゴルギアス; アルキダマス; レトリック; プロタゴラス; 相対主義; 弁論; プラトン

本年度は、前五〜四世紀の「ソフィスト思潮」の全体像について、前年度の研究を引き継いで、次の六点の研究を行った。(1)ソフィストに関する伝承資料の扱いについて、特に、ディールス・クランツによる断片編集がもつ基本的な問題を調査した。(2)ゴルギアスの『ヘレネ頌』の翻訳を行い、そこに見られるゴルギアスの「弁論術(レトリック)」の理念について検討した。ゴルギアスが表明する「力」の行使という理念に対して、プラトンが『ゴルギアス』篇(特に第1部)で哲学の立場から徹底した批判を加えている様を明らかにし、論文にまとめた。(3)つづいて、ゴルギアスの『無について』を取り上げ、偽アリストテレス『メリッソス・クセノファネス、ゴルギアス』に報告されるヴァージョンからの復元作業を試みた。セクストス・エンペイリコスが報告するヴァージョンとの異同は、今後の研究課題とした。(4)アルキダマスの『書かれた言論を書く人々について、あるいは、ソフィストについて』を翻訳し、研究会においてその思想史的重要性を発表して、哲学・西洋古典学・文学・歴史学の専門家と意見を交換した。(5)プロタゴラス、『両論』に見られる古代相対主義の特徴について、現代の相対主義についての議論を参照しながら検討を加えた。(6)ゴルギアスとアルキダマスを中心にした、欧米(特に、イタリア)の研究状況を調査し、必要な賛料を英国・ケンブリッジ大学図書館において収集した。

This year's research is based on the overall image of the "soft start trend" of the first five to the fourth century, the research of the previous year, and the research of the next six points. (1)To investigate the basic problems of fragmentation and compilation of data (2)In the middle of the discussion, the concept of "function theory" was discussed. The first part of the article is about the philosophical position of the author. The second part is about the author's criticism. (3)In the case of "no detection", the false detection method "detection method","detection method","," detection method ",","detection method","detection method","," detection method "," detection method "," The research topic of this paper is: (4)The importance of the history of thought in the study of philosophy, western classics, literature, history and the exchange of opinions among scholars. (5)The characteristics of antiquity and modern antiquity are discussed in detail. (6)A survey of the state of research in Europe and the United Kingdom

项目成果

納富 信留: "ソフィスト哲学者の間-プラトン『ソフィスト』を読む-"名古屋大学出版会. 430 (2002)

Nobutomi Nobutome：“智者哲学家的大厅 - 阅读柏拉图的‘智者’ -”名古屋大学出版社 430 (2002)。

納富信留: "ロゴスと他者-哲学成立の緊張-"丹羽隆子・小川正廣編『ギリシア・ローマ世界における他者』彩流社. (予定). (2003)

Shindome Notomi：《逻各斯与他者——哲学形成中的张力》Takako Niwa 和​​ Masahiro Okawa（编）《希腊和罗马世界中的他者》（预定）（2003 年）。

納富 信留: "ソフィストをめぐる哲学史の屈折"西洋古典叢書 ピロストラトス他『哲学者・ソフィスト列伝』月報. 30. 1-4 (2001)

信富信富：《关于智者的哲学史的反思》西方经典系列 Philostratus 等《哲学家和智者传记》月报 30. 1-4 (2001)。

納富信留: "ソクラテスの不知-「無知の知」を退けて-"岩波書店『思想』. 948. 37-57 (2003)

Shintoru Notomi：“苏格拉底的无知 - 拒绝‘无知的知识’”岩波书店《思想》948. 37-57 (2003)。

納富信留: "プラトン-哲学者とは何か-"NHK出版. 123 (2002)

信富：“柏拉图 - 什么是哲学家？”NHK Publishing 123（2002）