歯周病原性プロテアーゼに対する生体反応と心循環系傷害機序に関する研究
歯周病原性プロテアーゼに対する生体反応と心循環系傷害機序に関する研究
批准号:
14771023
负责人:
筑波 知子
金额:
$2.11万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2003
中文摘要
グラム陰性偏性嫌気性細菌Porphyromonas gingivalisは歯周炎の発症・進行において最重要視されている病原性細菌であり、菌体表面および菌体外に強力なプロテアーゼを産生する。なかでもジンジパインは本菌の産生する主要なプロテアーゼであり、ペプチド切断部位特異性の異なるArg-gingipain(Rgp)とLys-gingipain(Kgp)が存在することがわかっている。両酵素は相互に協力しながら生体タンパク質の分解を引き起こし、宿主細胞に傷害を与え、歯周病に関連する種々の病態を生み出すと考えられている。最近、歯周病が心筋梗塞、早産・低体重児出産などの全身疾患のリスクファクターであることが指摘されるようになり、アテローム性動脈硬化症患者の血管内プラークの45%にP.gingivalisが検出されるとの報告もある。我々は歯肉線維芽細胞や血管内皮細胞に対してRgp・Kgpを作用させると、接着性が失われ、細胞死を引き起こすことを見出した。また、一部のP.gingivalisは血管内皮細胞に侵入した後、一過性にオートファゴソームに局在することがわかった。これは細胞が通常のエンドソーム・リソソームシステムによって本菌を消化殺菌できずオートファジーを起こすことを示唆している。この一方で、RgpとKgpに対するそれぞれの特異的阻害剤ならびに両酵素を同時に阻害する二重阻害剤を天然および合成から探索し、本菌の持つ生体タンパク質分解活性や血球凝集活性、細胞傷害性に与える影響を調べた。当研究室において新規に開発、作製されたRgpおよびKgpの特異的阻害剤によってこれら病原性に関連した本菌の特性はほとんど消失することから、歯周病と関連全身疾患が、これら酵素を阻害することで制御できる可能性が示された。
英文摘要
グラム陰性偏性嫌気性細菌Porphyromonas gingivalisは歯周炎の発症・進行において最重要視されている病原性細菌であり、菌体表面および菌体外に強力なプロテアーゼを産生する。なかでもジンジパインは本菌の産生する主要なプロテアーゼであり、ペプチド切断部位特異性の異なるArg-gingipain(Rgp)とLys-gingipain(Kgp)が存在することがわかっている。両酵素は相互に協力しながら生体タンパク質の分解を引き起こし、宿主細胞に傷害を与え、歯周病に関連する種々の病態を生み出すと考えられている。最近、歯周病が心筋梗塞、早産・低体重児出産などの全身疾患のリスクファクターであることが指摘されるようになり、アテローム性動脈硬化症患者の血管内プラークの45%にP.gingivalisが検出されるとの報告もある。我々は歯肉線維芽細胞や血管内皮細胞に対してRgp・Kgpを作用させると、接着性が失われ、細胞死を引き起こすことを見出した。また、一部のP.gingivalisは血管内皮細胞に侵入した後、一過性にオートファゴソームに局在することがわかった。これは細胞が通常のエンドソーム・リソソームシステムによって本菌を消化殺菌できずオートファジーを起こすことを示唆している。この一方で、RgpとKgpに対するそれぞれの特異的阻害剤ならびに両酵素を同時に阻害する二重阻害剤を天然および合成から探索し、本菌の持つ生体タンパク質分解活性や血球凝集活性、細胞傷害性に与える影響を調べた。当研究室において新規に開発、作製されたRgpおよびKgpの特異的阻害剤によってこれら病原性に関連した本菌の特性はほとんど消失することから、歯周病と関連全身疾患が、これら酵素を阻害することで制御できる可能性が示された。
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Hasegawa Y.et al.: "A Novel Type of Two-Component Regulatory System Affecting Gingipains in Porphyromonas gingivalis"Microbiol.Immunol.. 47(11). 849-858 (2003)
Hasekawa Y.等人:“影响牙龈卟啉单胞菌牙龈疼痛的新型双组分调节系统”Microbiol.Immunol.. 47(11)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Baba, A. et al.: "Cooperative action of Arg-and Lys-gingipain in disruption of fibronectin-inregrin interactions in human gingival fibroblasts"Dentistry in Japan. 38. 40-43 (2002)
Baba, A. 等人:“Arg-和 Lys-gingipain 在破坏人类牙龈成纤维细胞中纤连蛋白-整合素相互作用中的协同作用”日本牙科。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Moriguchi S.et al.: "Potentiation of NMDA receptor-mediated synaptic responses by microglia"Mol.Brain Res.. 119. 160-169 (2003)
Moriguchi S.等人:“小胶质细胞对 NMDA 受体介导的突触反应的增强”Mol.Brain Res.. 119. 160-169 (2003)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Kadowaki T.et al.: "Isolation and characterization of a novel and potent inhibitor of Arg-gingipain from Streptomyces sp.strain FA-70."Biol Chem. 384(6). 911-920 (2003)
Kadowaki T. 等人:“从链霉菌 FA-70 菌株中分离和鉴定一种新型有效的 Arg-gingipain 抑制剂。”Biol Chem。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Kadowaki T.et al.: "Gingipains as the determinants of periodontopathogenicity."Nippon Yakurigaku Zasshi. 122(1). 37-44 (2003)
Kadowaki T.et al.:“牙龈痛是牙周致病性的决定因素。”Nippon Yakurigaku Zasshi。
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 9 条
歯周病細菌における病原性因子分泌調節メカニズムの解明
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批准号:24592807
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.41万
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财政年份:2012
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负责人:筑波 知子
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依托单位:
海外基金