ソヴィエト記号論(モスクワ・タルトゥー学派)の位相とその哲学的・歴史的系譜の研究
ソヴィエト記号論(モスクワ・タルトゥー学派)の位相とその哲学的・歴史的系譜の研究
批准号:
14710361
负责人:
中村 唯史
金额:
$2.11万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2004
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本研究は当初ユーリイ・ロトマンを代表とするソ連記号論の位相を20世紀ソ連の文化的連関のなかにおいて把握すること、また国内外ともに全貌が網羅されていなかったモスクワ・タルトゥー学派の論考を体系的に整理することを目的とするものであったが、研究に着手した前後から同学派の代表的な研究者の論考が体系的に刊行されるようになったため、対象を狭義の記号論者に限定せず、同様の枠組で思考したロシア(ソ連)の詩人、小説家、批評家などにまで範囲を広げ、また現代ロシアの文化現象に対して「境界-外部-内部」「自己-他者」等の記号論的方法を適用しての考察を行った。ソ連(ロシア)文化一般における記号論的な思考の位置とその臨界点を探ろうと試みたのである。ソ連記号論は基本的には西欧記号学と方法や方向性を一にしており、本研究の学術的な意義は、1970年代後半から顕著になった両者の分離が何に起因するのかを解明することに存しているが、ソ連記号論と西欧現代思想とのこの分離は、主としてテキストの外部をテキスト内においていかに表象するかという問題に対する立場の相違によるものと考えられる。ところでロシアおよびソ連文化のコンテキストにおいては、テキストの外部すなわち表象不可能なるものは、伝統的に「空虚」ないし「無」として語られてきたという経緯がある。このことに鑑み今年度は、亡命詩人ブロツキイおよび現代作家ペレーヴィンのテキストにおける「空虚」「無」の表象を分析し、またロシア文化の伝統における同様の表象とのつながりを考察した。前者については2004年12月14-18日にモスクワで開催された国際シンポジウム「世界文化のコンテキストにおけるロシア文芸Русская словесность в контексте мировой культуры」において「ブロツキイの詩学における普遍性Всемирность в поэтике Иосифа Бродского」と題するロシア語の報告も行った。また20世紀ロシア文学における「自己」「他者」表象の境界線のあり方を考察する試みの一環として、「マンデリシタームのアルメニア巡礼」(日本ロシア文学会2004年度研究発表会ワークショップ「近現代ロシアの文化的ナショナリズム」2004.10.2.於稚内北星学園大)、「現代ロシアにおける作家像の再構築:チャアダーエフについて」(ロシア・東欧学会2004年度研究発表会2004.10.9.於北海道大学)、「詩人・境界・他者:ロシア文学におけるアルメニアへの3つの旅」(JSSEESシンポジウム「カフカース:スラヴ世界とイスラム圏のボーダー」2004.10.30.於東京工業大学)などの口頭による報告も行った。平成16年度は本研究の最終年度でもあるので、この3年間の関連論稿を体系化して研究報告書を作成した。
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Тадаси Накамура: "О восприятии Л. Толстого в зру Тайсе : точка зрения японских писателей Хироцу Кадзуо и Мсасмунэ Хакуте"Япония и Россия : диалог и взаимодействие культур. 125-128 (2003)
Тадаси Накамура:“О восприятии Л.1 25-128 (2003)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
脱出・空虚・ロシア:ペレーヴィン文学の時空間
逃离、空虚、俄罗斯:佩列文文学中的时空
DOI:
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发表时间:
2004
期刊:
現代文芸研究のフロンティア(北海道大学スラブ研究センター) VI
影响因子:
--
作者:
[佐藤 昭裕, Tadao Kubouchi (Review), 中村唯史]
通讯作者:
中村唯史
中村唯史: "「無標のロシア」の成立まで:パーヴェル・クルサノフ小論"現代文芸研究のフロンティア. III. 96-110 (2002)
中村雄二:“直到‘无标记的俄罗斯’的建立:关于帕维尔·库萨诺夫的论文”现代文学研究前沿 96-110 (2002)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
中村唯史: "遍在する「私」:ヨシフ・ブロツキイの詩学について"山形大学人文学部研究年報. 1. 101-121 (2004)
中村雄二:“无所不在的‘我’:论约瑟夫·布罗茨基的诗学”,山形大学人文学院年度报告,1. 101-121 (2004)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
中村唯史: "ブリヤートの地でバレエ『麗しのアンガラ』を観て"窓 (ナウカ). 124. 18-21 (2003)
Yuji Nakamura:“在布里亚特观看芭蕾舞剧‘美丽的安加拉’”《Window》(Nauka)124. 18-21 (2003)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 10 条
ソ連期のロシア語文学・思想における〈全一的世界観〉の研究
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批准号:24K03773
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.83万
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财政年份:2024
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负责人:中村 唯史
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依托单位:
大正後期―昭和期の日露文学比較研究:自叙と歴史叙述の問題に即して
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批准号:19K00517
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.5万
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财政年份:2019
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负责人:中村 唯史
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依托单位:
海外基金