火砕堆積物を用いた水蒸気爆発およびマグマ水蒸気爆発の特性に関する研究
火砕堆積物を用いた水蒸気爆発およびマグマ水蒸気爆発の特性に関する研究
批准号:
14740294
负责人:
大野 希一
金额:
$2.11万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2003
中文摘要
平成15年度は,有珠山と三宅島で2000年に発生した水蒸気爆発およびマグマ水蒸気爆発を題材に,研究課題に取り組んだ.特に有珠山については,2000年3月31日のマグマ水蒸気爆発を事例に,昨年度検討できなかった噴出物質中の本質マグマの含有率の変化と,実際の噴火現象との関係を議論した.平成14年度の成果により,有珠山で2000年3月31日に発生したマグマ水蒸気爆発は,降下火砕堆積物だけでなく火砕サージも発生し,複雑な推移を辿ったことがわかっている.この推移は,大局的には地表に放出される本質マグマ物質の割合(〜マグマ物質の噴出率)に依存すると予想されるため,本年度は火口から約500m離れた地点において採取した火砕堆積物を用いて,本質マグマ物質の割合の時間変化を求めた.その結果,本質マグマ物質の割合は20〜50%の範囲にあるほか,噴火の初期に低く(<30%),噴火の後期にやや高く(40%<)なる傾向を持つ.またこの値は,実際に観測された噴煙高度と強い相関を示し,噴煙高度はマグマ物質の噴出率に依存することが確認された.これは,噴火の激しさを火砕堆積物の特徴から記述できただけでなく,噴煙柱のダイナミクスモデルの妥当性を,堆積物から検証することができた数少ない事例といえる.一方,三宅島2000年噴火については,火山ガスを放出する活動が継続しているため,上空から活動を観測するにとどまった.三宅島では,2003年3月にやや規模の大きなカルデラ壁の崩壊があったものの,活動自体は低調であった.観測の結果,島民の帰島の妨げとなっている火山ガスは,カルデラ南東にある主火口付近から直接放出されていること,そしてガスの1日あたりの放出量は,僅かながら減少傾向にあることがわかった.これと対応するかのように,噴煙高度も下降しており,長期的には三宅島の火山活動は終息に向かいつつあるといえる.
英文摘要
平成15年度は,有珠山と三宅島で2000年に発生した水蒸気爆発およびマグマ水蒸気爆発を題材に,研究課題に取り組んだ.特に有珠山については,2000年3月31日のマグマ水蒸気爆発を事例に,昨年度検討できなかった噴出物質中の本質マグマの含有率の変化と,実際の噴火現象との関係を議論した.平成14年度の成果により,有珠山で2000年3月31日に発生したマグマ水蒸気爆発は,降下火砕堆積物だけでなく火砕サージも発生し,複雑な推移を辿ったことがわかっている.この推移は,大局的には地表に放出される本質マグマ物質の割合(〜マグマ物質の噴出率)に依存すると予想されるため,本年度は火口から約500m離れた地点において採取した火砕堆積物を用いて,本質マグマ物質の割合の時間変化を求めた.その結果,本質マグマ物質の割合は20〜50%の範囲にあるほか,噴火の初期に低く(<30%),噴火の後期にやや高く(40%<)なる傾向を持つ.またこの値は,実際に観測された噴煙高度と強い相関を示し,噴煙高度はマグマ物質の噴出率に依存することが確認された.これは,噴火の激しさを火砕堆積物の特徴から記述できただけでなく,噴煙柱のダイナミクスモデルの妥当性を,堆積物から検証することができた数少ない事例といえる.一方,三宅島2000年噴火については,火山ガスを放出する活動が継続しているため,上空から活動を観測するにとどまった.三宅島では,2003年3月にやや規模の大きなカルデラ壁の崩壊があったものの,活動自体は低調であった.観測の結果,島民の帰島の妨げとなっている火山ガスは,カルデラ南東にある主火口付近から直接放出されていること,そしてガスの1日あたりの放出量は,僅かながら減少傾向にあることがわかった.これと対応するかのように,噴煙高度も下降しており,長期的には三宅島の火山活動は終息に向かいつつあるといえる.
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本松史年, 大野希一, 国方まり: "有珠山2000年4月1日〜7日噴火の推移"日本大学文理学部自然科学研究所研究紀要. 38巻(印刷中). (2003)
本松文志、大野喜一、国方真理:《2000年4月1日至7日有珠山喷发的变化》日本大学文理学院自然科学研究所通报第38卷(出版中)。 (2003)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
高橋寛徳, 大野希一, 遠藤邦彦: "火砕物の形態的特徴から推定される有珠山2000年3月31日の噴火プロセス"日本大学文理学部自然科学研究所研究妃要. 39(印刷中). (2004)
Hironori Takahashi、Kiichi Ohno、Kunihiko Endo:“根据火山碎屑物质的形态特征估计的 2000 年 3 月 31 日有珠山的喷发过程”日本大学文理学院自然科学研究所研究目录 39(正在出版))(2004)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
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通讯作者:
国方まり, 大野希一, 本松史年: "有珠山2000年3月31日噴火の推移"日本大学文理学部自然科学研究所研究紀要. 38巻(印刷中). (2003)
Mari Kunikata、Kiichi Ohno、Fuminoshi Homatsu:“2000 年 3 月 31 日有珠山喷发的变化”日本大学文理学院自然科学研究所通报第 38 卷(出版中)。 )
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发表时间:
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影响因子:
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作者:
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通讯作者:
国方まり, 大野希一, 本松史年: "有珠山2000年3月31日噴火の推移"日本大学文理学部自然科学研究所研究妃要. 38. 167-180 (2003)
Mari Kunikata、Kiichi Ohno、Fuminoshi Homatsu:“2000 年 3 月 31 日有珠山喷发的变化”日本大学文理学院自然科学研究所研究局 38. 167-180 (2003)。
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发表时间:
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影响因子:
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作者:
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通讯作者:
本松史年, 大野希一, 国方まり: "有珠山2000年4月1日〜4月7日噴火の推移"日本大学文理学部自然科学研究所研究妃要. 38. 181-205 (2003)
Fuminoshi Homatsu、Kiichi Ohno、Mari Kunikata:“2000 年 4 月 1 日至 4 月 7 日期间有珠山喷发的变化” 日本大学文理学院自然科学研究所研究中心,38. 181-205 (2003))
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发表时间:
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影响因子:
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作者:
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通讯作者:
海外基金