鋼製橋脚における低サイクル疲労き裂を起点とする地震時脆性破壊防止に関する研究
鋼製橋脚における低サイクル疲労き裂を起点とする地震時脆性破壊防止に関する研究
批准号:
14750398
负责人:
佐々木 栄一
金额:
$1.79万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2003
中文摘要
本年度は,昨年度行った,(1)低サイクル疲労き裂の発生・進展挙動,(2)低サイクル疲労き裂先端形状の変化,および,(3)低サイクル疲労き裂からの脆性破壊発生について検討に引き続き,以下の検討を行った.(4)低サイクル疲労き裂からの脆性破壊発生への鋼材特性の影響低サイクル疲労き裂からの脆性破壊の発生に,鋼材特性,特に,従来の定義による破壊靭性が影響するのかどうかを明らかにすることを目的として,異なる鋼材(SM490YBおよびSM570Q)を用いて小型試験体(CTOD試験体)を用意し,低サイクル疲労き裂を導入後,温度制御下で温度をパラメータとして,CTOD試験を実施した.その際,通常のその結果,鈍い先端を有する低サイクル疲労き裂からの脆性破壊発生の可能性は,鋼種に依存することが明らかとなった.SM490YB材では,通常の高サイクル疲労き裂を初期き裂とした場合脆性破壊が発生した温度で,同様に脆性破壊の発生が確認されたのに対し,SM570Q材では,その温度では脆性破壊の発生が見られなかった.(5)低サイクル疲労き裂からの脆性破壊防止法の提案本研究の以上の成果をもとに,低サイクル疲労き裂からの脆性破壊の発生シナリオを大別して2つに整理した.1つは,繰返しひずみを受ける中で発生した低サイクル疲労き裂の先端が引張ひずみにより鈍化し,その状態から過大な引張ひずみを受けて脆性破壊する場合,もうひとつは,発生した低サイクル疲労き裂先端が圧縮ひずみにより鋭い状態になったとの引張ひずみで脆性破壊する場合である.本研究では,これらのうち,後者のシナリオで発生する脆性破壊がより小さい限界CTOD値で生じ,発生可能性が高いことを示したうえで,それが鋼材の選定により防止できることを示した.
英文摘要
本年度は,昨年度行った,(1)低サイクル疲労き裂の発生・進展挙動,(2)低サイクル疲労き裂先端形状の変化,および,(3)低サイクル疲労き裂からの脆性破壊発生について検討に引き続き,以下の検討を行った.(4)低サイクル疲労き裂からの脆性破壊発生への鋼材特性の影響低サイクル疲労き裂からの脆性破壊の発生に,鋼材特性,特に,従来の定義による破壊靭性が影響するのかどうかを明らかにすることを目的として,異なる鋼材(SM490YBおよびSM570Q)を用いて小型試験体(CTOD試験体)を用意し,低サイクル疲労き裂を導入後,温度制御下で温度をパラメータとして,CTOD試験を実施した.その際,通常のその結果,鈍い先端を有する低サイクル疲労き裂からの脆性破壊発生の可能性は,鋼種に依存することが明らかとなった.SM490YB材では,通常の高サイクル疲労き裂を初期き裂とした場合脆性破壊が発生した温度で,同様に脆性破壊の発生が確認されたのに対し,SM570Q材では,その温度では脆性破壊の発生が見られなかった.(5)低サイクル疲労き裂からの脆性破壊防止法の提案本研究の以上の成果をもとに,低サイクル疲労き裂からの脆性破壊の発生シナリオを大別して2つに整理した.1つは,繰返しひずみを受ける中で発生した低サイクル疲労き裂の先端が引張ひずみにより鈍化し,その状態から過大な引張ひずみを受けて脆性破壊する場合,もうひとつは,発生した低サイクル疲労き裂先端が圧縮ひずみにより鋭い状態になったとの引張ひずみで脆性破壊する場合である.本研究では,これらのうち,後者のシナリオで発生する脆性破壊がより小さい限界CTOD値で生じ,発生可能性が高いことを示したうえで,それが鋼材の選定により防止できることを示した.
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
佐々木栄一, 福田有樹, 三木千壽, 市川篤司: "鋼製鋼脚に発生する低サイクル疲労き裂とそれを起点とした脆性破壊の可能性"第57回土木学会年次学術講演会概要集. (CD-ROM). (2002)
Eiichi Sasaki、Yuki Fukuda、Chihisa Miki、Atsushi Ichikawa:“钢腿中发生的低周疲劳裂纹以及由此引起的脆性断裂的可能性”第 57 届日本土木工程学会学术会议摘要(CD-ROM) )(2002)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
佐々木栄一, 荒川泰二, 三木千壽, 市川篤司: "リブ溶接止端部に発生する低サイクル疲労き裂とそれを起点とする脆性破壊の発生可能性"構造工学論文集. Vol.48A. 1107-1112 (2002)
Eiichi Sasaki、Taiji Arakawa、Chiju Miki、Atsushi Ichikawa:“肋板焊缝处出现的低周疲劳裂纹以及这些裂纹导致脆性断裂的可能性”,《结构工程学报》第 48A 卷。 2002)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
佐々木栄一, 荒川泰二, 三木千壽, 市川篤司: "鋼製橋脚における地震時脆性破壊防止に必要な鋼材の破壊靭性レベル"土木学会論文集. No.731/I-63. 93-102 (2003)
Eiichi Sasaki、Taiji Arakawa、Chiju Miki、Atsushi Ichikawa:“防止钢桥墩地震时脆性断裂所需的钢材断裂韧性水平”日本土木工程师学会会议记录第 731/I-63 号。 (2003)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
鋼製橋脚に発生した疲労き裂を起点とする地震時脆性破壊のシナリオとその制御
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批准号:17760369
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2005
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负责人:佐々木 栄一
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依托单位:
鋼構造物における地震時脆性破壊の発生メカニズムに関する研究
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批准号:11750422
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.32万
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财政年份:1999
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负责人:佐々木 栄一
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依托单位:
海外基金