プロピオン酸血症の病因遺伝子変異の解析およびビオチンに対する反応性の検討
プロピオン酸血症の病因遺伝子変異の解析およびビオチンに対する反応性の検討
批准号:
14770347
负责人:
坂本 修
金额:
$2.18万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2003
中文摘要
プロピオン酸血症(PA)はプロピオニルCoAカルボキシラーゼ(PCC)の欠損による代表的な有機酸代謝異常症である。新生児期より重篤な代謝性アシドーシスで発症する。PCCはビオチンを補酵素とするα鎖とβ鎖により構成される。患者ではサブユニットをコードするどちらかの遺伝子(PCCA、PCCB)に変異がある。一部の患者細胞を用いた実験でビオチン依存性に残存酵素活性が回復することが報告があるが、臨床的な検討はなされておらず、またビオチン反応型PAの報告も無い。本研究はPAの個々の病因遺変異を明らかにし、日本人患者での変異スペクトラムを解析し、さらにビオチンに対する反応性を検討するものである。新生児期・乳児期発症の30例についてゲノムDNAより病因変異解析を行った。その結果15例がα鎖欠損、15例がβ鎖欠損であった。PCCAに5種、PCCBに2種の新規の変異が見いだされた。β鎖欠損においては高頻度の変異として従来から知られているR410W,T428Iに加えA153Pでその頻度は70%であった。α鎖欠損患者においては917-923insT、R399Q、IVS18-6C>Gが変異アレルの57%を占め、頻度の高い変異と考えられた。α鎖のビオチン結合部位にミスセンス変異があるものがビオチン反応性をもつ候補にあがる。しかしこういった変異は少なく、むしろ欠失(917-923insTなど)、ミススプライシング変異(IVS18-6C>Gなど)によりタンパクが出来ない変異が多く、ビオチン反応性は期待できなかった。本研究での初の知見として日本人α鎖欠損でのcommon mutationの存在が挙がり、欧米のα鎖欠損にCommon mutationが無いことと対比される。日本人患者においてはα鎖、β鎖欠損とも比較的少数の種類の変異で構成されるものと考えられ、今後の迅速な遺伝子診断への道を開く知見であると思われる。
英文摘要
プロピオン酸血症(PA)はプロピオニルCoAカルボキシラーゼ(PCC)の欠損による代表的な有機酸代謝異常症である。新生児期より重篤な代謝性アシドーシスで発症する。PCCはビオチンを補酵素とするα鎖とβ鎖により構成される。患者ではサブユニットをコードするどちらかの遺伝子(PCCA、PCCB)に変異がある。一部の患者細胞を用いた実験でビオチン依存性に残存酵素活性が回復することが報告があるが、臨床的な検討はなされておらず、またビオチン反応型PAの報告も無い。本研究はPAの個々の病因遺変異を明らかにし、日本人患者での変異スペクトラムを解析し、さらにビオチンに対する反応性を検討するものである。新生児期・乳児期発症の30例についてゲノムDNAより病因変異解析を行った。その結果15例がα鎖欠損、15例がβ鎖欠損であった。PCCAに5種、PCCBに2種の新規の変異が見いだされた。β鎖欠損においては高頻度の変異として従来から知られているR410W,T428Iに加えA153Pでその頻度は70%であった。α鎖欠損患者においては917-923insT、R399Q、IVS18-6C>Gが変異アレルの57%を占め、頻度の高い変異と考えられた。α鎖のビオチン結合部位にミスセンス変異があるものがビオチン反応性をもつ候補にあがる。しかしこういった変異は少なく、むしろ欠失(917-923insTなど)、ミススプライシング変異(IVS18-6C>Gなど)によりタンパクが出来ない変異が多く、ビオチン反応性は期待できなかった。本研究での初の知見として日本人α鎖欠損でのcommon mutationの存在が挙がり、欧米のα鎖欠損にCommon mutationが無いことと対比される。日本人患者においてはα鎖、β鎖欠損とも比較的少数の種類の変異で構成されるものと考えられ、今後の迅速な遺伝子診断への道を開く知見であると思われる。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
X Yang, O Sakamoto et al.: "Mutation spectrum of the PCCA and PCCB genes in Japanese patients with propionic acidemia"Molecular Genetics and Metabolism. In press. (2004)
X Yang、O Sakamoto 等:“日本丙酸血症患者 PCCA 和 PCCB 基因的突变谱”分子遗传学和代谢。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
ビタミンB12反応性メチルマロン酸血症の病因遺伝子の単離および変異解析
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批准号:16790565
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.98万
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财政年份:2004
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负责人:坂本 修
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依托单位:
国内基金
单增李斯特菌磷脂酶 PlcB 与线粒体羧化酶
PCCA 互作的分子机制研究
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批准号:Y24C180003
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2024
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负责人:王晶
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依托单位:
醛固酮瘤丙酸代谢异常通过MMA-肥大细胞-5-羟色胺-PCCA环路促进醛固酮合成的机制研究
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批准号:82300887
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:30万元
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批准年份:2023
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负责人:杨宇宏
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依托单位: