環境保護意識の高まりに関する社会学的研究

环境保护意识增强的社会学研究

基本信息

批准号：
03J00508
负责人：
保坂稔
金额：
$ 2.11万
依托单位：
Nagoya University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2003
资助国家：
日本
起止时间：
2003 至 2005
项目状态：
已结题

项目摘要

本年度は、昨年度のドイツ・緑の党バーデン・ヴュルテンベルク州元代表に対するインタビュー調査の成果を踏まえて、さらに緑の党の関係者にインタビューを実施し、同州緑の党の特徴を明らかにした。同州はシュヴァーベン地方と呼ばれ保守的な農村地帯であり、同州緑の党は、ベルリンの緑の党と異なることが指摘されている。しかし農村地帯でオールタナティブ運動を代表する緑の党が成功している背景についてはこれまで触れられてこなかった。本年度は、緑の党の創設時から関係し、党の運動を率いてきた人びと5人に対しインタビュー調査を実施した。具体的にはバーデン・ヴュルテンベルク州緑の党の筆頭議員、広報、事務局長といった現在の運営を担う人たちから、かつて代表を経験した人の集まりである「代表会」の会長、緑の党の前身であるAUD主要メンバーの計5人である。インタビューの結果、対象者全員がこの州の緑の党創設時における人智学者たちの貢献を評価し、今では人智学者たちがもたらしたオールタナティブなアイデアがこの州の緑の党に普通に受け入れられていると指摘した。そして人智学がこの州で栄えたのは、この州の人びとが考えることが好きであるという「考える性格」が存在しているためと言及した。また「考える性格」の代表例として、シラーやヘーゲルなどの大思想家を挙げた。「考える性格」が人智学者のもたらしたオールタナティブなアイデアの受容に貢献し、ひいてはオールタナティブな運動である緑の党の成功要因になったことが明らかになった。また、ドイツにおける古典的有機農園であるデメタを運営する人智学者たちにもインタビューを実施した。2つの農園を回った結果、デメタがバーデン・ヴュルテンベルク州で栄えているのも、同州の「考える性格」が人智学の普及を促進し、オールタナティブな有機農法の浸透に貢献したことが判明した。

今年，根据去年对德国绿党前代表巴登·沃尔滕伯格（Baden-Wurttemberg）的访谈调查的结果，我们还与绿党官员进行了访谈，以澄清该州绿党的特征。该州被称为斯瓦比亚地区，是一个保守的农村地区，并指出该州的绿党与柏林的绿党不同。但是，尚未提到代表农村地区高地运动的绿党成功的背景。今年，我们对绿党成立以来一直参与的五个人进行了访谈调查，并领导了该党的运动。具体来说，有五名成员，来自现任绿党领导人，例如巴登 - 沃尔滕伯格（Baden-Wurttemberg）的领导人，公共关系和秘书长，再到“代表委员会”的主席，这些人以前曾担任过代表的人，以及绿党的先前成员。在访谈中，所有参与者都赞赏该州绿党成立时人类学家的贡献，并指出，人类学家所带来的全丹思想现在被州绿党通常接受。他还提到，人类哲学在这种状态下蓬勃发展的原因是因为存在该州人们喜欢思考的“思维个性”。他还提到席勒和黑格尔等伟大的思想家是“思维个性”的代表例子。据透露，“思维个性”有助于接受人类学家提出的全目物思想，并最终为绿党的成功做出了贡献，这是一个千载难逢的运动。他还采访了经营德国经典有机农场Demeta的拟人化学家。在参观了两个农场后，发现Demeta在Baden-Württemberg蓬勃发展，但是该州的“思维个性”促进了人类哲学的传播，并促进了全动态有机农业方法的渗透。