鋤鼻神経細胞株を用いた検定系による哺乳類フェロモン分子の探索
鋤鼻神経細胞株を用いた検定系による哺乳類フェロモン分子の探索
批准号:
03J01461
负责人:
若林 嘉浩
金额:
$2.11万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2005
中文摘要
本研究では、マウス鋤鼻神経細胞由来の細胞株を確立し、この細胞株を用いて哺乳類のフェロモン物質の検定系を確立することを目的としている。嗅細胞および鋤鼻細胞は、神経細胞でありながら、一生涯を通じて新たな細胞が分裂し、成熟、死滅を繰り返している。嗅上皮では、globosal basal cellと呼ばれる細胞種が前駆細胞であると考えられているが、鋤鼻細胞の前駆細胞は同定されていない。本研究では、これまでにマウス鋤鼻上皮において、発生過程を通じて分裂細胞の局在をBrdUを用いて解析し、分裂細胞と同期して局在する遺伝子を解析した。その結果、Notch1がBrdU陽性細胞と同一の局在を示すことを明らかにした。Notch1は膜貫通タンパク質であるため、細胞外ドメインに対する抗体を用いて、Notch1発現細胞を分離し、株化するための培養を行っている。一方、マウス鋤鼻細胞由来の細胞株を用いて、他種の哺乳類のフェロモン分子も同定することのできる検定系を確立するためには、マウス以外の哺乳動物の鋤鼻細胞の特性の基礎的なデータが必要であると考えられる。マウスの鋤鼻細胞は、フェロモン受容体遺伝子ファミリー(V1rs, V2Rs)が存在し、各々Gi2およびGoと共役している。しかし、偶蹄類ではV2Rs-Go発現鋤鼻細胞は存在しない。本研究では、シバヤギフェロモン受容機構の研究も同時に行った。その結果、シバヤギでは、フェロモン受容体が鋤鼻上皮だけでなく、嗅上皮にも発現していることが明らかとなった。嗅上皮に発現するフェロモン受容体は、Gi2陽性細胞とGolf陽性細胞の両方に発現していた。この結果から、シバヤギではフェロモン分子が嗅上皮でも受容される可能性が考えられた。またその細胞内情報伝達経路は齧歯類とは大きく異なっていることが明らかとなった。
英文摘要
本研究では、マウス鋤鼻神経細胞由来の細胞株を確立し、この細胞株を用いて哺乳類のフェロモン物質の検定系を確立することを目的としている。嗅細胞および鋤鼻細胞は、神経細胞でありながら、一生涯を通じて新たな細胞が分裂し、成熟、死滅を繰り返している。嗅上皮では、globosal basal cellと呼ばれる細胞種が前駆細胞であると考えられているが、鋤鼻細胞の前駆細胞は同定されていない。本研究では、これまでにマウス鋤鼻上皮において、発生過程を通じて分裂細胞の局在をBrdUを用いて解析し、分裂細胞と同期して局在する遺伝子を解析した。その結果、Notch1がBrdU陽性細胞と同一の局在を示すことを明らかにした。Notch1は膜貫通タンパク質であるため、細胞外ドメインに対する抗体を用いて、Notch1発現細胞を分離し、株化するための培養を行っている。一方、マウス鋤鼻細胞由来の細胞株を用いて、他種の哺乳類のフェロモン分子も同定することのできる検定系を確立するためには、マウス以外の哺乳動物の鋤鼻細胞の特性の基礎的なデータが必要であると考えられる。マウスの鋤鼻細胞は、フェロモン受容体遺伝子ファミリー(V1rs, V2Rs)が存在し、各々Gi2およびGoと共役している。しかし、偶蹄類ではV2Rs-Go発現鋤鼻細胞は存在しない。本研究では、シバヤギフェロモン受容機構の研究も同時に行った。その結果、シバヤギでは、フェロモン受容体が鋤鼻上皮だけでなく、嗅上皮にも発現していることが明らかとなった。嗅上皮に発現するフェロモン受容体は、Gi2陽性細胞とGolf陽性細胞の両方に発現していた。この結果から、シバヤギではフェロモン分子が嗅上皮でも受容される可能性が考えられた。またその細胞内情報伝達経路は齧歯類とは大きく異なっていることが明らかとなった。
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DOI:
10.1016/j.devbrainres.2004.01.003
发表时间:
2004-04-19
期刊:
DEVELOPMENTAL BRAIN RESEARCH
影响因子:
--
作者:
[Takigami, S, Wakabayashi, Y, Osada, T]
通讯作者:
Osada, T
Takigami S, Wakabayashi Y et al.: "Fetal development of vomeronasal system in the goat"Developmental Brain Research. in press. (2004)
Takigami S、Wakabayashi Y 等人:“山羊犁鼻系统的胎儿发育”脑发育研究。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Hagino-Yamagishi K, Wakabayashi Y et al.: "Expression of vomeronasal receptor genes in Xenopus laevis"J. Comparative Neurology. in press. (2004)
Hagino-Yamagishi K、Wakabayashi Y 等人:“非洲爪蟾中犁鼻受体基因的表达”J.
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
シバヤギ嗅上皮におけるフェロモン受容体遺伝子およびGai2の局在
信息素受体基因和 Gai2 在山羊嗅上皮中的定位
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
日本味と匂学会誌 12・3
影响因子:
--
作者:
[若林嘉浩, 大蔵聡, 岡村裕昭, 森裕司, 市川眞澄]
通讯作者:
市川眞澄
若林嘉浩, 市川眞澄: "鋤鼻器におけるフェロモン分子の受容"医学のあゆみ. 205・12. 939-940 (2003)
Yoshihiro Wakabayashi,Masumi Ichikawa:“犁鼻器官中信息素分子的接收”医学史 205・12 939-940(2003)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
反芻動物が発情特異的に発散するフェロモン・匂い分子の探索と作用解明
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批准号:21K05911
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2021
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负责人:若林 嘉浩
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依托单位:
繁殖促進効果をもつ反芻動物のフェロモン作用機構の解明
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批准号:16K08081
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2016
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负责人:若林 嘉浩
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依托单位:
海外基金