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日本産淡水コケムシ(外肛動物門・被喉綱)の分子系統解析

日本産淡水コケムシ(外肛動物門・被喉綱)の分子系統解析
日本淡水苔藓虫(外生门,眼眼纲)的分子系统发育分析
批准号:
03J04761
负责人:
田中 牧子 (奥山 牧子)
金额:
$2.28万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2006

项目摘要

项目成果

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英文摘要
淡水コケムシは休芽の形態によって主に分類が行われているが、この休芽には多くの形態変異が報告されている。また休芽の詳細な観察を行わないと同定の難しい種の存在も知られており、現在の休芽に基づく分類基準の信頼性について検討するため、形態変異を示すグループ間において遺伝的解析を行った。ハネコケムシ(Plumatella repens)の休芽を秋田、宮城、茨城、栃木、埼玉、群馬、滋賀、和歌山で採集し、休芽の6点について計測を行ったところ、全長、全幅について、3地点でふた山型の分布が観察された。このサイズの異なる2タイプの形態変異が、種内変異に収まりうるのかどうかを検討するため分析をおこなった。計測した6点を用いて判別分析を行った結果、大休芽のみ、小休芽のみの2つのグループに分かれた。よって今回採集した休芽には明らかに2つのタイプ(大休芽、小休芽)が存在することがわかった。しかしこれらの2タイプについて、CO1遺伝子配列を用いて分子系統解析を行ったところ、両者は分岐することなく、一つのクレードを形成した。したがって、大休芽と小休芽の間には遺伝的分化は進んでおらず、両者の示した形態変異は種内変異の一部と考えられる。よって現在、分類基準として用いられている休芽の形態形質は、種内変異を示すものの、分類基準として有効だと思われる。今回採集された大休芽はなんらかの環境要因によって形成されたものと思われるが、大休芽の分布した地点間についてのみ共通するような環境要因は見いだすことができなかったため、大休芽の形成を誘導する要因については飼育などを通じて検討する必要がある。
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