クライエントの「抵抗」を維持するコミュニケーションに関する臨床心理学的研究
クライエントの「抵抗」を維持するコミュニケーションに関する臨床心理学的研究
批准号:
03J07009
负责人:
花田 里欧子
金额:
$1.54万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2004
中文摘要
不登校や引きこもりのケースに対して、児童相談所、病院等の医療機関等の現行の専門機関は、十分に機能しているとは言い難い現状がある。なぜならば、これらの専門機関においては、問題解決には本人の受診や相談や、本人が治療への動機付けを持っていることが前提となっているために、引きこもりや不登校のように本人の受診や相談への動機付けがないケースに対して無力にならざるを得ないからである。こうした中、不登校や引きこもりなどの子どもに「こころの家庭教師(ソリューション・ティーチャー)」を派遣し、家族の協力を得て問題解決の手助けを行う特定非営利活動法人メンタルコミュニケーションリサーチ(以下MCRシステム)は、画期的な組織体制や取り組みによって、従来の専門機関が手をこまねいてきた引きこもりや不登校等のケースにおいて成果をあげている。不登校や引きこもりの子どもに家庭教師を派遣する取り組みはこれまでにもあるが、MCRシステムが特徴的なのは、臨床心理士やカウンセラーによる両親に対するコンサルテーションが行われていることである。これによって、カウンセリングの過程でクライエントである親が、問題に対する専門的援助を求めながらも治療の手続きや進行に従うことができないという引きこもりや不登校のケースに見られがちな「抵抗」が回避されている。本研究は、MCRシステムの協力のもと、2004年4月〜2004年10月現在までの期間、そこで報告された引きこもり、不登校改善事例のコミュニケーション・プロセスについて実地調査研究を行った。研究Iとして、日本人に特徴的な抵抗の構造を明らかにするため、(1)投影法による抵抗測定尺度の作成、(2)観察法によるアセスメント方法の構築を行った。研究IIとして、抵抗が高い心理療法が開始された治療当初の場面における会話と、抵抗が低まる心理療法が進行した治療後期の場面における会話の、共通点と相違点を明らかにした。研究IIIとして、抵抗が軽減された実際のケースの分析から、抵抗を回避、軽減するようなコミュニケーション・パターンを整理し、解決方法の提案を行った。
英文摘要
不登校や引きこもりのケースに対して、児童相談所、病院等の医療機関等の現行の専門機関は、十分に機能しているとは言い難い現状がある。なぜならば、これらの専門機関においては、問題解決には本人の受診や相談や、本人が治療への動機付けを持っていることが前提となっているために、引きこもりや不登校のように本人の受診や相談への動機付けがないケースに対して無力にならざるを得ないからである。こうした中、不登校や引きこもりなどの子どもに「こころの家庭教師(ソリューション・ティーチャー)」を派遣し、家族の協力を得て問題解決の手助けを行う特定非営利活動法人メンタルコミュニケーションリサーチ(以下MCRシステム)は、画期的な組織体制や取り組みによって、従来の専門機関が手をこまねいてきた引きこもりや不登校等のケースにおいて成果をあげている。不登校や引きこもりの子どもに家庭教師を派遣する取り組みはこれまでにもあるが、MCRシステムが特徴的なのは、臨床心理士やカウンセラーによる両親に対するコンサルテーションが行われていることである。これによって、カウンセリングの過程でクライエントである親が、問題に対する専門的援助を求めながらも治療の手続きや進行に従うことができないという引きこもりや不登校のケースに見られがちな「抵抗」が回避されている。本研究は、MCRシステムの協力のもと、2004年4月〜2004年10月現在までの期間、そこで報告された引きこもり、不登校改善事例のコミュニケーション・プロセスについて実地調査研究を行った。研究Iとして、日本人に特徴的な抵抗の構造を明らかにするため、(1)投影法による抵抗測定尺度の作成、(2)観察法によるアセスメント方法の構築を行った。研究IIとして、抵抗が高い心理療法が開始された治療当初の場面における会話と、抵抗が低まる心理療法が進行した治療後期の場面における会話の、共通点と相違点を明らかにした。研究IIIとして、抵抗が軽減された実際のケースの分析から、抵抗を回避、軽減するようなコミュニケーション・パターンを整理し、解決方法の提案を行った。
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クライエントの「抵抗」を維持するコミュニケーションに関する研究(2)-メンタルフレンド活動が家族システムに与える影響について-
维持当事人“抵抗”的沟通研究(2) - 心理朋友活动对家庭系统的影响 -
DOI:
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发表时间:
2004
期刊:
日本家族心理学会第21回大会(県立広島女子大学)
影响因子:
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作者:
[高橋恵里香, 花田里欧子, 齋藤暢一朗]
通讯作者:
齋藤暢一朗
「相互作用への言及」による会話パターンの変化
由于“交互参考”而导致对话模式发生变化
DOI:
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发表时间:
2004
期刊:
日本家族心理学会第21回大会(県立広島女子大学)
影响因子:
--
作者:
[高橋恵里香, 花田里欧子, 齋藤暢一朗, 花田里欧子, 三谷聖也]
通讯作者:
三谷聖也
短期/家族療法が有効であった不登校症例についての語用論的一考察-悪循環コミュニケーション・パターンとしての「独白」に着目して-
短期/家庭治疗有效的拒学案例的务实研究 -聚焦“独白”这种恶性循环的沟通模式-
DOI:
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发表时间:
2004
期刊:
東北大学大学院教育学研究科臨床心理相談室紀要 第2巻
影响因子:
--
作者:
[高橋恵里香, 花田里欧子]
通讯作者:
花田里欧子
不登校症例の夫婦合同面接過程におけるコミュニケーションに関する語用論的研究-そのパターンはどのようにして維持されるのか?-
拒学案件中已婚夫妇联合面谈过程中沟通的务实研究:这种模式是如何维持的?
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
日本カウンセリング学会第37回大会(明治学院大学)
影响因子:
--
作者:
[高橋恵里香, 花田里欧子, 齋藤暢一朗, 花田里欧子, 三谷聖也, 三澤文紀, 花田里欧子, 生田倫子, 花田里欧子]
通讯作者:
花田里欧子
マネージメント的側面としての視線の方向づけによる会話パターンの変化-学校臨床のコンサルテーション場面の応用に向けて-
由于目光方向作为管理方面而导致对话模式的变化 - 应用于学校临床咨询情况 -
DOI:
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发表时间:
2005
期刊:
学校カウンセリング研究 7
影响因子:
--
作者:
[高橋恵里香]
通讯作者:
高橋恵里香
共 9 条
Comparative cultural clinical psychology research based on international joint research aiming at elucidation and avoidance of superficial listening in inexperienced therapists
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批准号:18KK0349
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项目类别:Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
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资助金额:$6.74万
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财政年份:2019
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负责人:花田 里欧子
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依托单位:
初学者における傾聴のうわすべりの解明とその回避のための臨床心理学的研究
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批准号:18K03153
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2018
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负责人:花田 里欧子
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依托单位:
海外基金