遺伝子の微生物生態系内水平伝播を利用した新規環境浄化技術に関する研究
遺伝子の微生物生態系内水平伝播を利用した新規環境浄化技術に関する研究
批准号:
03J09436
负责人:
松井 一彰
金额:
$2.18万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2005
中文摘要
細菌が持つ環境浄化に有効な遺伝子を、最近が本質的にもつ遺伝形質伝播機構を利用して汚染環境中の土着細菌群集に伝播させる「新規環境浄化法」開発のための基礎的知見の提供を目的に研究をおこない、以下のような知見を得ることができた。1.Bacillus属細菌がもつ有機水銀分解能をコードしている可動性遺伝子(トランスポゾン:TnMERI1)を対象に、TnMERI1の転移能力の検証をおこなった。その結果TnMERI1が実際に転移能力を有しており、伝達性プラスミドを介して細菌間で伝播されることを実験的に再現できた。またTnMERI1の転移は、紫外線照射やヒートショック等による細菌へのストレス付加に影響されにくい現象であることも分かった。これらの知見は論文としてまとめ、FEMS Microbiology Letters誌に発表した。2.上記TnMERI1様トランスポゾンを持つBacillus属細菌を、世界各地の土壌より発見する事ができた。さらに詳細な菌株の同定やトランスポゾン近辺の塩基配列解析をおこなった結果、TnMERI1様トランスポゾンを持つ同一菌株が広く世界中に拡散されている事がわかった。また自然環境中の細菌間では、TnMERI1様トランスポゾンが水平伝播され、拡散していることもわかった。以上の結果から、TnMERI1様トランスポゾンの水平伝播は世界中で起きている普遍的な現象であり、TnMERI1を有機水銀汚染環境の土着細菌に伝播させて、細菌による有機水銀汚染の浄化を促進させる事は、安全かつ有効な浄化方法であると考えられる。これらの知見は現在論文としてとりまとめており、成果の一部は2006年度の国際学会(国際微生物生態学会)にて発表予定である。
英文摘要
細菌が持つ環境浄化に有効な遺伝子を、最近が本質的にもつ遺伝形質伝播機構を利用して汚染環境中の土着細菌群集に伝播させる「新規環境浄化法」開発のための基礎的知見の提供を目的に研究をおこない、以下のような知見を得ることができた。1.Bacillus属細菌がもつ有機水銀分解能をコードしている可動性遺伝子(トランスポゾン:TnMERI1)を対象に、TnMERI1の転移能力の検証をおこなった。その結果TnMERI1が実際に転移能力を有しており、伝達性プラスミドを介して細菌間で伝播されることを実験的に再現できた。またTnMERI1の転移は、紫外線照射やヒートショック等による細菌へのストレス付加に影響されにくい現象であることも分かった。これらの知見は論文としてまとめ、FEMS Microbiology Letters誌に発表した。2.上記TnMERI1様トランスポゾンを持つBacillus属細菌を、世界各地の土壌より発見する事ができた。さらに詳細な菌株の同定やトランスポゾン近辺の塩基配列解析をおこなった結果、TnMERI1様トランスポゾンを持つ同一菌株が広く世界中に拡散されている事がわかった。また自然環境中の細菌間では、TnMERI1様トランスポゾンが水平伝播され、拡散していることもわかった。以上の結果から、TnMERI1様トランスポゾンの水平伝播は世界中で起きている普遍的な現象であり、TnMERI1を有機水銀汚染環境の土着細菌に伝播させて、細菌による有機水銀汚染の浄化を促進させる事は、安全かつ有効な浄化方法であると考えられる。これらの知見は現在論文としてとりまとめており、成果の一部は2006年度の国際学会(国際微生物生態学会)にて発表予定である。
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Matsui, K et al.: "Use of the SYBR Green I fluorescent dye and a centrifugal filter device for rapid determination of dissolved DNA concentration in fresh water."Aquatic Microbial Ecology. (印刷中).
Matsui, K 等人:“使用 SYBR Green I 荧光染料和离心过滤装置快速测定淡水中溶解的 DNA 浓度。”水生微生物生态学(出版中)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
DOI:
10.1093/plankt/fbi128
发表时间:
2006-04-01
期刊:
JOURNAL OF PLANKTON RESEARCH
影响因子:
2.1
作者:
[Honjo, M, Matsui, K, Kawabata, Z]
通讯作者:
Kawabata, Z
微生物生態学入門
微生物生态学导论
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Dung N., H.Maeda, Y.Taoka, M.Nakashima, M.Hidaka, T.Yoshikawa, T.Sakata, 永井麻衣子・小河久朗, 近藤竜二 他]
通讯作者:
近藤竜二 他
DOI:
10.1016/j.femsle.2005.09.053
发表时间:
2005-12
期刊:
FEMS microbiology letters
影响因子:
2.1
作者:
[K. Matsui;M. Narita;H. Ishii;G. Endo]
通讯作者:
K. Matsui;M. Narita;H. Ishii;G. Endo
Genetic and physiological characterization of the intestinal bacterial flora of bluegill (Lepomis macrochirus) with three different feeding habits.
三种不同食性的蓝鳃太阳鱼(Lepomis macrochirus)肠道细菌菌群的遗传和生理特征。
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Microbial Ecology (印刷中)
影响因子:
--
作者:
[Uchii, K., Matsui, K.et al.]
通讯作者:
K.et al.
共 11 条
下水道における上流から下流への生態系変遷と薬剤耐性細菌定着の実態解明
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批准号:24K03094
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.73万
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财政年份:2024
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负责人:松井 一彰
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依托单位:
淡水域におけるコイヘルペスウィルスの生残に関わる環境因子の解析
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批准号:18810040
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
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资助金额:$1.68万
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财政年份:2006
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负责人:松井 一彰
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依托单位:
実験生態系を用いた遺伝子の水平伝播に関わる生物間相互作用の解析
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批准号:00J03345
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.22万
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财政年份:2000
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负责人:松井 一彰
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依托单位:
海外基金