高温高圧下におけるコマチアイトマグマの粘度および密度測定
高温高圧下におけるコマチアイトマグマの粘度および密度測定
批准号:
15740312
负责人:
鈴木 昭夫
金额:
$1.98万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2004
中文摘要
コマチアイトマグマは数GPa程度の圧力に相当する深さで生じ、そこから地表へ噴出したと考えられている。本研究においては、コマチアイトマグマなどの超塩基性珪酸塩融体の密度をマントル遷移層の深さに相当する圧力下までの測定に成功した。実験には我々が手法を確立した結晶浮沈法を用いた。その結果、マントル遷移層ではコマチアイトマグマは、マグマと共存するガーネットの密度と等しくなることが示された。このことは、マグマが分離するための条件を規定する上で、極めて重要な重要な結果といえる。一方、粘度測定に関しては、無水コマチアイトマグマの粘度を7GPaまでの圧力下で測定することに成功した。実験にはX線影像落球法を用いた。これに際しては、高速X線CCDカメラを使用することにより、低粘度融体の測定を可能とした。実験の結果、溶融温度に沿った温度圧力条件におけるコマチアイトマグマの粘度は、圧力の増加とともに増加することが示された。このことは、低圧側ほどマグマは流動性に富むことを意味しており、これを踏まえたマグマの生成・噴出モデルを考える必要がある。さらに、コマチアイトの主要端成分であるdiopside組成融体の粘度測定を13GPaという超高圧下で行った。これは、現在のところもっとも高温高圧力下での測定記録となっている。このdiopside融体に関する実験の結果、粘度は始め圧力の増加とともに増加するが、10GPaを超えた辺りで減少に転ずることが示された。これは、先に行われた拡散係数測定からの推測とは調和的である。しかしながら、diopside融体のような非重合性融体では圧力の増加とともに粘度が単調に増加するという、従来の推測とは矛盾するため、コマチアイトマグマなどを用いて、より詳細な物性測定や構造解析などを行うことの重要性が増すこととなった。
英文摘要
コマチアイトマグマは数GPa程度の圧力に相当する深さで生じ、そこから地表へ噴出したと考えられている。本研究においては、コマチアイトマグマなどの超塩基性珪酸塩融体の密度をマントル遷移層の深さに相当する圧力下までの測定に成功した。実験には我々が手法を確立した結晶浮沈法を用いた。その結果、マントル遷移層ではコマチアイトマグマは、マグマと共存するガーネットの密度と等しくなることが示された。このことは、マグマが分離するための条件を規定する上で、極めて重要な重要な結果といえる。一方、粘度測定に関しては、無水コマチアイトマグマの粘度を7GPaまでの圧力下で測定することに成功した。実験にはX線影像落球法を用いた。これに際しては、高速X線CCDカメラを使用することにより、低粘度融体の測定を可能とした。実験の結果、溶融温度に沿った温度圧力条件におけるコマチアイトマグマの粘度は、圧力の増加とともに増加することが示された。このことは、低圧側ほどマグマは流動性に富むことを意味しており、これを踏まえたマグマの生成・噴出モデルを考える必要がある。さらに、コマチアイトの主要端成分であるdiopside組成融体の粘度測定を13GPaという超高圧下で行った。これは、現在のところもっとも高温高圧力下での測定記録となっている。このdiopside融体に関する実験の結果、粘度は始め圧力の増加とともに増加するが、10GPaを超えた辺りで減少に転ずることが示された。これは、先に行われた拡散係数測定からの推測とは調和的である。しかしながら、diopside融体のような非重合性融体では圧力の増加とともに粘度が単調に増加するという、従来の推測とは矛盾するため、コマチアイトマグマなどを用いて、より詳細な物性測定や構造解析などを行うことの重要性が増すこととなった。
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Viscosity of silicate melts in CaMgSi_2O_6-NaAlSi_2O_6 system at high pressure
CaMgSi_2O_6-NaAlSi_2O_6体系中硅酸盐熔体的高压黏度
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Physics and Chemistry of Minerals 32(In press)
影响因子:
--
作者:
[Suzuki, A., Ohtani, E., Terasaki, H., Funakoshi, K.]
通讯作者:
K.
DOI:
10.1016/b978-044451979-5.50012-0
发表时间:
2005
期刊:
影响因子:
--
作者:
[E. Ohtani;A. Suzuki;R. Ando;S. Urakawa;K. Funakoshi;Y. Katayama]
通讯作者:
E. Ohtani;A. Suzuki;R. Ando;S. Urakawa;K. Funakoshi;Y. Katayama
Space group and hydrogen sites of δ-AlOOH and implications fora hypotheticl high-pressure form of Mg(OH)_2
δ-AlOOH 的空间群和氢位点以及对假设高压形式 Mg(OH)_2 的影响
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Physics and Chemistry of Minerals 31
影响因子:
--
作者:
[Kudoh, Y., Kuribayashi, T., Suzuki, A., Ohtani, E., et al.]
通讯作者:
et al.
DOI:
10.1029/2004gl021306
发表时间:
2004-12
期刊:
Geophysical Research Letters
影响因子:
5.2
作者:
[K. Litasov;E. Ohtani;A. Suzuki;T. Kawazoe;K. Funakoshi]
通讯作者:
K. Litasov;E. Ohtani;A. Suzuki;T. Kawazoe;K. Funakoshi
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Journal of Physics : Condensed Matter 16
影响因子:
--
作者:
[Terasaki, H., Kato, T., Funakoshi, K., Suzuki, A.et al.]
通讯作者:
A.et al.
共 8 条
血管内皮障害に着目した化学療法誘発性末梢神経障害に対する新規予防・治療戦略
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批准号:23K06276
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2023
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负责人:鈴木 昭夫
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依托单位:
シスプラチン投与時の腎機能障害の発現に及ぼす要因の解析とその予防対策の確立
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批准号:25929013
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.32万
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财政年份:2013
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负责人:鈴木 昭夫
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依托单位:
救急領域における血清シスタチンCを用いた抗菌薬投与設計への応用に関する研究
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批准号:22928010
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.32万
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财政年份:2010
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负责人:鈴木 昭夫
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依托单位:
X線影像を用いた高圧下におけるマグマの密度測定法の開発
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批准号:17654102
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.98万
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财政年份:2005
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负责人:鈴木 昭夫
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依托单位:
海外基金