末梢神経端側吻合における軸索の起源の解明(電気生理学的、組織学的検討)
末梢神経端側吻合における軸索の起源の解明(電気生理学的、組織学的検討)
批准号:
15790806
负责人:
中谷 晃之
金额:
$0.77万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2004
中文摘要
損傷された末梢神経の末梢側を健常神経にepineurial window作成後、端側吻合術施行後の再生軸索の起源解明を電気生理学的、組織学的に試みた。ウサギの脛骨神経を大腿骨骨幹部レベルで切断-端々吻合群と、脛骨神経切断-併走する総腓骨神経に端側吻合群を作製、術後終末器官が優位差ない時期に神経再支配されることを電気生理学的に証明し、端側吻合後の再生軸索の起源は吻合部でのRnavier絞輪からの側副発芽である事を推定した。本年度は端側吻合後の中枢側、つまり脊髄前角細胞、後根神経節のneuron poolからの軸索伸長の可能性の関与について組織学的検を行った。端側吻合後1ヶ月後、脛骨神経にFluoroGoldを注入して再生軸索を逆行性染色し、脊髄横切片にてL5-S2(脊髄円錐部)高位に染色される前角細胞を観察した。術後2,3,4ヶ月後にも同様の組織学的検討を試行した。脊髄横断切片にて逆行性に染色される前角細胞数は、術後1,2ヶ月群では優位差を認めなかった。術後3,4ヶ月群では有染色性の前角細胞数は僅かに増加した。この2年間の研究結果より、末梢神経端側吻合後のrecipient nerve側へ伸張した再生軸索の起源は、次のように結論付けられた。1.早期に終末器官を再支配した再生軸索の起源は、吻合部での側副発芽である。2.端側吻合後の再生軸索の殆どは、吻合部での側副発芽である。3.その後、僅かではあるが脊髄neuron poolからの軸索伸長も加わる。
英文摘要
損傷された末梢神経の末梢側を健常神経にepineurial window作成後、端側吻合術施行後の再生軸索の起源解明を電気生理学的、組織学的に試みた。ウサギの脛骨神経を大腿骨骨幹部レベルで切断-端々吻合群と、脛骨神経切断-併走する総腓骨神経に端側吻合群を作製、術後終末器官が優位差ない時期に神経再支配されることを電気生理学的に証明し、端側吻合後の再生軸索の起源は吻合部でのRnavier絞輪からの側副発芽である事を推定した。本年度は端側吻合後の中枢側、つまり脊髄前角細胞、後根神経節のneuron poolからの軸索伸長の可能性の関与について組織学的検を行った。端側吻合後1ヶ月後、脛骨神経にFluoroGoldを注入して再生軸索を逆行性染色し、脊髄横切片にてL5-S2(脊髄円錐部)高位に染色される前角細胞を観察した。術後2,3,4ヶ月後にも同様の組織学的検討を試行した。脊髄横断切片にて逆行性に染色される前角細胞数は、術後1,2ヶ月群では優位差を認めなかった。術後3,4ヶ月群では有染色性の前角細胞数は僅かに増加した。この2年間の研究結果より、末梢神経端側吻合後のrecipient nerve側へ伸張した再生軸索の起源は、次のように結論付けられた。1.早期に終末器官を再支配した再生軸索の起源は、吻合部での側副発芽である。2.端側吻合後の再生軸索の殆どは、吻合部での側副発芽である。3.その後、僅かではあるが脊髄neuron poolからの軸索伸長も加わる。
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