遺伝子導入による神経端側吻合の臨床応用に向けた末梢神経側枝発芽促進に関する研究
遺伝子導入による神経端側吻合の臨床応用に向けた末梢神経側枝発芽促進に関する研究
批准号:
09F09712
负责人:
四宮 謙一
金额:
$0.77万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 --
中文摘要
本年度は、ラット末梢神経側枝発芽を確認するために切断した腓骨神経を脛骨神経に吻合(PT群)、脛骨神経を腓骨神経に吻合する(TP群)二つのモデルを作製した。経時的にビデオによる運動機能評価と知覚検査(機械刺激、温・冷刺激)を行い、10週間後に電気生理学および組織学的に解析した。TP群では手術直後より下垂足になり10週経過時でも運動機能の回復を認めなかった。それに対しPT群では、足関節の動きが徐々に活発となり部分的に運動機能回復を認めた。知覚検査は、TP群で知覚脱失の状況が継続していたが、PT群では回復過程で知覚過敏を認め、冷刺激に過敏であった。脛骨・腓骨神経吻合部分のニューロフィラメント抗体による免疫染色では、PT群の脛骨神経から吻合した腓骨神経に発芽している状態が確認できた。腓骨神経遠位部の薄切切片では、多数のミエリン形成を認めた。さらに電気生理学的検査では、坐骨神経を刺激後に腓骨筋から誘発電位が観察できた。その結果、側枝発芽のモデルとして腓骨神経を脛骨神経に移行するモデルが機能評価に有用であった。現在、同モデルを複数作製し、機能評価を行っている。また、臨床的には、損傷神経の再建が遅れることも多いことから本実験モデルで腓骨神経を切断して3週間後に吻合する実験も行っている。切断後3週では、切断断端に神経鞘腫が形成されており、現在、再建方法を検討している。今後は、側枝発芽促進のために吻合した腓骨神経での神経栄養因子の発現量を同定し、減少している神経栄養因子に関して補充療法を積極的に進めていく予定である。
英文摘要
本年度は、ラット末梢神経側枝発芽を確認するために切断した腓骨神経を脛骨神経に吻合(PT群)、脛骨神経を腓骨神経に吻合する(TP群)二つのモデルを作製した。経時的にビデオによる運動機能評価と知覚検査(機械刺激、温・冷刺激)を行い、10週間後に電気生理学および組織学的に解析した。TP群では手術直後より下垂足になり10週経過時でも運動機能の回復を認めなかった。それに対しPT群では、足関節の動きが徐々に活発となり部分的に運動機能回復を認めた。知覚検査は、TP群で知覚脱失の状況が継続していたが、PT群では回復過程で知覚過敏を認め、冷刺激に過敏であった。脛骨・腓骨神経吻合部分のニューロフィラメント抗体による免疫染色では、PT群の脛骨神経から吻合した腓骨神経に発芽している状態が確認できた。腓骨神経遠位部の薄切切片では、多数のミエリン形成を認めた。さらに電気生理学的検査では、坐骨神経を刺激後に腓骨筋から誘発電位が観察できた。その結果、側枝発芽のモデルとして腓骨神経を脛骨神経に移行するモデルが機能評価に有用であった。現在、同モデルを複数作製し、機能評価を行っている。また、臨床的には、損傷神経の再建が遅れることも多いことから本実験モデルで腓骨神経を切断して3週間後に吻合する実験も行っている。切断後3週では、切断断端に神経鞘腫が形成されており、現在、再建方法を検討している。今後は、側枝発芽促進のために吻合した腓骨神経での神経栄養因子の発現量を同定し、減少している神経栄養因子に関して補充療法を積極的に進めていく予定である。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
損傷脊髄モデルに対する損傷脊髄環境の制御と幹細胞移植を用いた軸索再生と機能回復
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批准号:16659404
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.92万
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财政年份:2004
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负责人:四宮 謙一
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依托单位: