正常ラットと糖尿病モデルラットの網膜から採取した毛細血管細胞の研究
正常ラットと糖尿病モデルラットの網膜から採取した毛細血管細胞の研究
批准号:
15791011
负责人:
松井 洋法
金额:
$2.11万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2004
中文摘要
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英文摘要
網膜毛細血管は、主に血管内皮細胞、血管周皮細胞(壁細胞)基底膜で構成され、相互連絡がある事から、gap junctionの存在を示唆される報告があるが、超微細構造を形態学的に報告されていない。また内皮細胞間はtight junctionだけでなされているとの報告がある。網膜毛細血管は、基本的に周皮細胞に覆われている血管であり、網膜毛細血管の内皮細胞間結合様式は全体的にはtight junctionとされているが、今回の研究で糖尿病モデルラット及び、正常ラットの網膜毛細血管において、電子顕微鏡を使いた超微細構造の観察で、細胞間結合がgap junctionにより結合しtight junctionがない部位が観察され、正常ラット、糖尿病ラットにおいて形態はほぼ同様であった。このことは糖尿病網膜症発症時に、内皮細胞間のtight junctionが消失したのでなく、正常な内皮細胞間でもtight junctionのないものが存在することが示唆される。周皮細胞ではgap junctionによる細胞間結合が観察された。このことは周皮細胞同士が連動して血流調節していることが示唆された。また一部に内皮細胞と周皮細胞とが軽い結合をしていることが観察され、両者の細胞が密接に関与して末梢血管循環系を形成していることが示唆され、正常ラット、糖尿病ラットにおいて超微細形態は、ほぼ同様であった。gap junction、tight junctionをそれぞれ同定するためにConnexin43、ZO1を用いて免疫染色を施行したが、電子顕微鏡を用いた検察と免役染色の結果とが必ずしも一致しなかった。このことは、細胞間結合がgap junction、tight junctionの混在の可能性を示唆しており、毛細血管のバリアーとして内皮細胞間結合がtight junctionだけでなされていない可能性がある。
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