思想としてのサディズム・マゾヒズムとその現代的展開
思想としてのサディズム・マゾヒズムとその現代的展開
批准号:
04J01075
负责人:
平田 知久
金额:
$1.79万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2006
中文摘要
本年度は、サディズム・マゾヒズムと西洋近代資本主義の関係を考察すべく、『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の《精神》』において、M・ウェーバーがなしたジャンセニズムとB・パスカルについての議論に着目した。特にここで念頭にあったのは、ほとんどマゾヒスティックとも言える禁欲主義の本態と、それが西洋近代資本主義を生み出したとするウェーバーの議論を検討することであった。論文「理念型としてのB・パスカル--M・ウェーバーとジャンセニズム--」では、ジャンセニズム及びパスカルが、J・カルヴァンとほとんど違いのない教義を持っていたにもかかわらず、なぜ「資本主義の精神」に至らなかったのかについて、「決して神の意思(救いの確証)を得ることができない」というジャンセニズムの教義が、いかなる変容もなく伝播されることを、パスカルの「賭けの議論」から確認した。また、この考察は、禁欲主義と西洋近代資本主義の接続を、J・カルヴァンの教義の伝播に即して再検討する必要性を示すものであり、そのためには、聖書伝播史や聖書翻訳史、読書(読者)史の知見を導入し、それらを総合する視座を持たなければならない。この視座を獲得するために、いまだ明らかにされたとは言いがたいM・フーコーの晩年の歴史記述の方法を考察したものが、論文「M・フーコーにおける現代性moderniteと現在性actualite--歴史を書く方法としての--」である。そこでは、フーコーの歴史記述の態度に一貫して存在する「現代をいかにして記述するか」という問題意識を見取ると同時に、フーコーの「問題化」という概念を、この問題意識に対する、彼の最終的な答えとして理解できることを確認した。また、この概念をさらに発展させれば、聖書(あるいは書物)と、それをめぐる人々との関係を、布置(史)として記述することができることを、併せて示した。
英文摘要
本年度は、サディズム・マゾヒズムと西洋近代資本主義の関係を考察すべく、『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の《精神》』において、M・ウェーバーがなしたジャンセニズムとB・パスカルについての議論に着目した。特にここで念頭にあったのは、ほとんどマゾヒスティックとも言える禁欲主義の本態と、それが西洋近代資本主義を生み出したとするウェーバーの議論を検討することであった。論文「理念型としてのB・パスカル--M・ウェーバーとジャンセニズム--」では、ジャンセニズム及びパスカルが、J・カルヴァンとほとんど違いのない教義を持っていたにもかかわらず、なぜ「資本主義の精神」に至らなかったのかについて、「決して神の意思(救いの確証)を得ることができない」というジャンセニズムの教義が、いかなる変容もなく伝播されることを、パスカルの「賭けの議論」から確認した。また、この考察は、禁欲主義と西洋近代資本主義の接続を、J・カルヴァンの教義の伝播に即して再検討する必要性を示すものであり、そのためには、聖書伝播史や聖書翻訳史、読書(読者)史の知見を導入し、それらを総合する視座を持たなければならない。この視座を獲得するために、いまだ明らかにされたとは言いがたいM・フーコーの晩年の歴史記述の方法を考察したものが、論文「M・フーコーにおける現代性moderniteと現在性actualite--歴史を書く方法としての--」である。そこでは、フーコーの歴史記述の態度に一貫して存在する「現代をいかにして記述するか」という問題意識を見取ると同時に、フーコーの「問題化」という概念を、この問題意識に対する、彼の最終的な答えとして理解できることを確認した。また、この概念をさらに発展させれば、聖書(あるいは書物)と、それをめぐる人々との関係を、布置(史)として記述することができることを、併せて示した。
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今、芸術作品に出会うということ
现在遇见一件艺术品
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
10+1 No.41
影响因子:
--
作者:
[Sakai T., Takagawa, T., Gajurel, A.P., Tabata, H., Ooi, N., Upreti, B.N., 林智信, 林智信ほか, 平田知久, 平田知久, 平田知久, 平田 知久, 平田 知久, 平田 知久, 平田 知久, 平田 知久]
通讯作者:
平田 知久
東浩紀 人間はいかに人間たりうるか
东弘树 人类怎么可能是人类?
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
大航海 No.55
影响因子:
--
作者:
[Sakai T., Takagawa, T., Gajurel, A.P., Tabata, H., Ooi, N., Upreti, B.N., 林智信, 林智信ほか, 平田知久, 平田知久, 平田知久, 平田 知久, 平田 知久]
通讯作者:
平田 知久
理念型としてのB・パスカル-M・ウェーバーとジャンセニズム-
B. 帕斯卡作为一种理想类型 - M. 韦伯和詹森主义 -
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
社会システム研究 10
影响因子:
--
作者:
[Sakai T., Takagawa, T., Gajurel, A.P., Tabata, H., Ooi, N., Upreti, B.N., 林智信, 林智信ほか, 平田知久]
通讯作者:
平田知久
カントと"共にある"ということ、サドと"共に"あるということ
与康德“在一起”,与萨德“在一起”
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
大阪教育大学公民学会紀要 公民論集 第13号
影响因子:
--
作者:
[Sakai T., Takagawa, T., Gajurel, A.P., Tabata, H., Ooi, N., Upreti, B.N., 林智信, 林智信ほか, 平田知久, 平田知久, 平田知久, 平田 知久, 平田 知久, 平田 知久, 平田 知久, 平田 知久, 平田 知久]
通讯作者:
平田 知久
反有機化された身体とその喜悦を巡って--後期フーコーの一視座--
论反有机的身体及其快感——晚期福柯的视角——
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
現代社会理論研究 第15号
影响因子:
--
作者:
[Sakai T., Takagawa, T., Gajurel, A.P., Tabata, H., Ooi, N., Upreti, B.N., 林智信, 林智信ほか, 平田知久, 平田知久, 平田知久, 平田 知久, 平田 知久, 平田 知久]
通讯作者:
平田 知久
共 9 条
アジアのインターネットカフェをめぐる移動と歓待の比較社会学
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批准号:13J07647
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.77万
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财政年份:2013
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负责人:平田 知久
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依托单位:
海外基金