ウシおよびブタ未成熟卵母細胞の新規凍結保存法と凍結障害卵母細胞の救助法の開発

牛、猪未成熟卵母细胞冷冻保存新方法及冷冻损伤卵母细胞抢救方法的开发

基本信息

批准号：
04J03323
负责人：
阿部靖之
金额：
$ 1.22万
依托单位：
Tohoku University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2004
资助国家：
日本
起止时间：
2004 至 2005
项目状态：
已结题

项目摘要

ウシおよびブタの卵巣内に数多く存在している卵母細胞を有効利用するために,未成熟卵母細胞の凍結保存法の改良,および凍結障害を受けた卵母細胞の救助法の開発を行った。凍結法には短時間で簡便に処理できるガラス化法を用いた。ガラス化法では,細胞毒性のある高濃度の凍結保護物質に暴露することが必要で,その毒性や浸透圧の影響を軽減することがその後の生存に重要である。その方法として,低濃度の凍結保護物質から徐々に高濃度のものに暴露する方法を用い,ウシ凍結卵母細胞由来の個体作出に成功した。その成果を原著論文としてまとめ,Biology of Reproductionに掲載されている。また,凍結卵母細胞の発生能と卵細胞質内の活性型ミトコンドリアの関係を解析し,その成果を第106回畜産学会において発表を予定している。ブタのガラス化保存においては,卵細胞質内に多く含まれる脂質粒が主要な凍結障害の要因である。その脂質粒をガラス化前に除去することが,保存後の生存性の向上につながる。しかし,マイクロマニュピレーターを用いて脂質粒を除去する際に卵母細胞が損傷する可能性が高い。そこで,糖を添加した溶液中で卵母細胞を遠心することで脂質粒を卵母細胞から分離し,その除去を簡便にする方法を開発した。その成果を原著論文としてまとめ,Cryobiologyに掲載されている。また,凍結障害を受けた卵母細胞の救助法として,凍結後の卵母細胞の核をマイクロマニュピレーターで取り出し,未凍結の卵母細胞へ注入する卵核胞置換法を行った。また,凍結障害を回避するために,卵核胞置換技術を用い,卵母細胞から取り出した核のみを凍結する方法を開発した。その成果を,第46回哺乳動物卵子学会で発表し学術奨励賞を受賞した。

为了有效利用牛和猪卵巢中存在的卵母细胞，我们改善了未成熟卵母细胞的冷冻保存方法，并开发了一种拯救已经冷冻的卵母细胞的方法。冻结方法是一种玻璃化方法，可在短时间内轻松治疗。玻璃化方法需要暴露于高细胞毒性的冷冻保护物质，并且降低其毒性和渗透压的影响对于随后的生存至关重要。作为一种方法，使用了一种逐渐暴露于高浓度的方法，并成功产生了源自牛冷冻卵母细胞的个体。结果被编译为原始论文，并发表在繁殖生物学中。此外，分析了卵母细胞中冷冻卵母细胞的发育潜力与活性线粒体之间的关系，并计划在第106个动物科学学术学会上呈现结果。在猪的玻璃化和储存中，在卵细胞质中丰富的脂质颗粒是冻结损伤的主要因素。在玻璃化之前去除脂质颗粒会导致储存后的存活率提高。但是，在使用微型手持剂去除脂质颗粒时，卵母细胞很可能会受到损害。因此，开发了一种方法，通过将卵母细胞在溶液中与添加糖的溶液中离心并促进去除脂质颗粒，从而将脂质颗粒与卵母细胞分离。结果汇编为原始论文，并在冷冻生物学上发表。此外，作为遭受冷冻损伤的卵母细胞的救援方法，使用微制造商去除冷冻卵母细胞的核，并注入未腐蚀的卵母细胞中。此外，为避免冻结疾病，开发了一种仅使用排卵囊泡替代技术从卵母细胞中去除的细胞核的方法。他的结果在第46届哺乳动物OVA协会中介绍，并获得了学术鼓励奖。