戦後沖縄の出生力転換と女性たちの交渉--出生力要因のジェンダー分析にむけて--

战后冲绳的生育率转变和妇女谈判——对生育因素的性别分析——

基本信息

批准号：
04J06196
负责人：
澤田佳世
金额：
$ 2.18万
依托单位：
Ochanomizu University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2004
资助国家：
日本
起止时间：
2004 至 2006
项目状态：
已结题

项目摘要

最終年度の今年度は、米軍統治下沖縄の出生力転換とその説明要因について、生殖をめぐる女性の論理と意思決定過程の変容を中心に研究した。それを論文の該当章にまとめ、昨年度までの研究成果とあわせた論文の初稿を津田塾大学・三澤健宏教授に提出した。また、米軍統治下沖縄の人口と生殖をめぐる政治を解明するための補足調査として、国際家族計画連盟(IPPF)ロンドン本部で資料収集を行った。その分析結果を論文の該当章に加筆した。2008年12月には正式に論文を津田塾大学に提出する予定である。1.生殖をめぐる女性の論理と意思決定過程の変容については、論文の第7章「女の人生の変容--高学歴化と被雇用者化のジェンダー的含意--」、第8章「結婚と意思決定の諸相--晩婚化と恋愛婚の主流化--」、第9章「子どもを産むこと・産まないこと--家父長制的文化と女たちの交渉--」、第10章「ジェンダー化された子育ての場--女の連帯と男の不在--」として執筆した。これは、米軍統治下で出産を経験した第2コーホート(1925-50年生まれ)の女性56名を対象に行ったインタビュー調査の結果を、量的分析と質的分析を相互補完的に用いて検討したものである。その際、対照コーホートとして第1コーホート(1925年以前生まれ)と第3コーホート(1950年以降生まれ)を設定し、第2コーホートの動向と比較した。これらの論文の一部を横浜国立大学出前講義(アウトリーチ活動)で発表した。2.米軍統治下沖縄の人口と生殖をめぐる政治については、「生殖をめぐる交渉--米軍統治と沖縄の家族計画--」の博士論文第5章を加筆修正した。加筆部分は、米軍統治下沖縄で、IPPFが沖縄家族計画協会を加盟国とし資金援助を行った背景と資金配分の状況について、IPPFロンドン本部と西太平洋事務局、日本の家族計画団体の交渉過程を詳述したものである。

今年的最后一年，我们研究了冲绳在美国军方的治理和解释性因素下的生育变化，重点是妇女在生殖方面的逻辑变化以及决策过程的变化。这是在本文的相关章节中汇编的，该论文的初稿与去年的研究结果结合在一起，已提交给图达大学的Misawa Takehiro教授。此外，在伦敦国际计划生育联合会（IPPF）总部收集了材料，作为一项补充调查，以阐明在美国军事统治下围绕冲绳的人口和政治。分析结果已添加到本文的相关章节中。 The paper will be officially submitted to Tsuda University in December 2008. 1. Regarding women's logic regarding reproduction and the transformation of the decision-making process, I wrote in Chapter 7 of the paper, "The Transformation of Women's Life: Gender Implications of Higher Education and Employment," Chapter 8, "The Various Phases of Marriage and Decision Making - Late Marriage and Mainstreaming of Love Marriage," Chapter 9, "Birth and Not Having Children - Patriarchal Culture and Negotiation of妇女“和第10章”，“性别育儿场所 - 妇女的团结和不存在男人”。这是对第二个队列（生于1925 - 50年）的56名妇女进行的访谈结果的研究，这些妇女在美国军事统治下经历了分娩，并以定量和定性分析作为互补分析。目前，将第一个队列（出生于1925年）和第三个队列（出生于1950年之后）作为对照组，并比较了第二个队列的趋势。其中一些论文在横滨国立大学的送达讲座（外展活动）上发表。 2.关于在美国军事统治下在冲绳繁殖的人口和政治，他在“关于繁殖的谈判 - 美国军事治理和冲绳的计划生育”中的博士学位论文的第5章已被添加和修改。附加部分详细介绍了IPPF伦敦总部，西太平洋秘书处和日本计划生育组织之间关于在美国军事统治下在冲绳县的背景和资金分配的地位，以及IPPF作为成员州的冲绳计划计划协会的财务支持。