チップ増強非線形光学効果を利用した分子振動ナノイメージング
チップ増強非線形光学効果を利用した分子振動ナノイメージング
批准号:
04J07751
负责人:
市村 垂生
金额:
$2.18万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2006
中文摘要
ハイパーラマン散乱(Hyper Raman Scattering; HRS)を用いたチップ増強非線形ラマン散乱顕微鏡の構築を目指し、金属ナノ微粒子によるHRSの増強に関する基礎研究を行った。HRSは、二光子励起のラマン散乱であり、その選択則はラマン散乱よりもむしろ赤外吸収に近い。すなわち、HRSによるイメージングは、赤外活性分子のコントラストを与える。散乱強度は励起光強度の2乗に比例するため、通常の一光子励起のラマン散乱に比べ、高い空間分解能と増強度が期待できる。金属ナノ微粒子によるHRS増強を実験的に確認するために、イオン還元により銀微粒子を作製し、Crystal Violet、Malachite Greenの色素分子を微粒子表面に吸着させて、HRSスペクトルを観察した。この結果、ナノ微粒子の凝集体において極めて強いHRSが高い再現性で観察された。この強い増強は、微粒子対の接合部(ギャップ)のホットスポットによる増強であると考えられる。ナノ微粒子対の代わりに、金属基板上で金属探針のチップを用いてギャップを形成すれば、チップ増強型のHRSイメージングが実現できる。また、これと並行して、金属の自己結晶成長により金属チップを作製する方法を新たに提案し、試作に取り組んだ。これまではカンチレバープローブを真空蒸着法により金属コートして金属チップを作製していたが、自己結晶成長を用いれば、構造、サイズの制御性の飛躍的な向上が期待できる。銀ナノ結晶は、Polyol法により銀のナノキューブ構造とバイピラミッド構造を作製し、poly-ethylenimineでコートしたカンチレバープローブのチップ先端に固定した。この方法を用いれば、HRSの増強度の向上に加え、これまでの通常のラマン散乱やコヒーレントアンチーストークスラマン散乱を用いたイメージングシステムの感度向上にもつながる。
英文摘要
ハイパーラマン散乱(Hyper Raman Scattering; HRS)を用いたチップ増強非線形ラマン散乱顕微鏡の構築を目指し、金属ナノ微粒子によるHRSの増強に関する基礎研究を行った。HRSは、二光子励起のラマン散乱であり、その選択則はラマン散乱よりもむしろ赤外吸収に近い。すなわち、HRSによるイメージングは、赤外活性分子のコントラストを与える。散乱強度は励起光強度の2乗に比例するため、通常の一光子励起のラマン散乱に比べ、高い空間分解能と増強度が期待できる。金属ナノ微粒子によるHRS増強を実験的に確認するために、イオン還元により銀微粒子を作製し、Crystal Violet、Malachite Greenの色素分子を微粒子表面に吸着させて、HRSスペクトルを観察した。この結果、ナノ微粒子の凝集体において極めて強いHRSが高い再現性で観察された。この強い増強は、微粒子対の接合部(ギャップ)のホットスポットによる増強であると考えられる。ナノ微粒子対の代わりに、金属基板上で金属探針のチップを用いてギャップを形成すれば、チップ増強型のHRSイメージングが実現できる。また、これと並行して、金属の自己結晶成長により金属チップを作製する方法を新たに提案し、試作に取り組んだ。これまではカンチレバープローブを真空蒸着法により金属コートして金属チップを作製していたが、自己結晶成長を用いれば、構造、サイズの制御性の飛躍的な向上が期待できる。銀ナノ結晶は、Polyol法により銀のナノキューブ構造とバイピラミッド構造を作製し、poly-ethylenimineでコートしたカンチレバープローブのチップ先端に固定した。この方法を用いれば、HRSの増強度の向上に加え、これまでの通常のラマン散乱やコヒーレントアンチーストークスラマン散乱を用いたイメージングシステムの感度向上にもつながる。
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Coherent anti-Stokes Raman spectroscopy for nano-imaging with metallic nearfield probe
使用金属近场探针进行纳米成像的相干反斯托克斯拉曼光谱
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Proceeding of SPIE 5516
影响因子:
--
作者:
[Satoshi Kawata, Taro Ichimura, et al.]
通讯作者:
et al.
Nonlinear Raman nano-imaging using plasmons localized at a metallic tip
使用位于金属尖端的等离子体激元进行非线性拉曼纳米成像
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Proc.SPIE 5928
影响因子:
--
作者:
[T.Ichimura, Y.Inouye]
通讯作者:
Y.Inouye
チップ増強型近接場ラマン散乱分光によるナノイメージング
使用尖端增强近场拉曼散射光谱进行纳米成像
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
表面科学 26
影响因子:
--
作者:
[井上康志, 市村垂生, 渡邊裕幸, 河田聡]
通讯作者:
河田聡
近接場CARS顕微鏡によるDNA分子イメージング
使用近场 CARS 显微镜进行 DNA 分子成像
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
レーザー研究 34
影响因子:
--
作者:
[市村垂生, 井上康志, 河田 聡]
通讯作者:
河田 聡
局在プラズモンをナノ光源とした近接場ナノラマン分光・イメージング
使用局域等离子体激元作为纳米光源的近场纳米拉曼光谱和成像
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
レーザー加工学会誌 12
影响因子:
--
作者:
[井上康志, 矢野隆章, 市村垂生, 河田聡]
通讯作者:
河田聡
共 10 条
多細胞システムの運命を左右する稀少細胞の検出とオミクス解析
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批准号:23K18115
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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资助金额:$4.16万
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财政年份:2023
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负责人:市村 垂生
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依托单位:
培養細胞シート内の全細胞解析を目的とした超広視野三次元蛍光イメージング
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批准号:21H01843
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.32万
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财政年份:2021
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负责人:市村 垂生
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依托单位:
海外基金