バイオフィルム形成および機能解析のためのマイクロデバイスの開発
バイオフィルム形成および機能解析のためのマイクロデバイスの開発
批准号:
16760629
负责人:
宮永 一彦
金额:
$2.37万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2006
中文摘要
化学プラントにおける冷却管などに付着するバイオフィルムは,管内部を観察することが出来ないため,バイオフィルムの形成や肥大化を把握することが困難である。これまで,観察窓を有するバイパスを設ける,バルク水のATP含量を測定するなどの方法がとられてきたがどれも実際のバイオフィルム形成との相関が難しく,これといった手法がないのが現状であった。そこで,本研究では流路下部に担体(基材)を設置し,バルク水を循環させることで担体表面にバイオフィルムを形成することが可能なリアクターを作製した。本リアクターはアクリル製であるため,フィルム形成過程の観察が容易であり,小片である各担体を経時的にサンプリングしていくことが可能である。さらに,フィルム形成の評価を行うために,バイオフィルム形成微生物による各基質(有機酸,イオン,糖など)消費速度の検討を行った。その結果,乳酸の消費速度が最も速く,バイオフィルムの有無による消費速度の差異が顕著に見られた。また,初期の乳酸濃度は10mg/Lであるため,系内のバイオフィルムに大きな影響を与えないと考えられる。リアクターで得られた結果を基に,実際の現場の冷却水系にトレーサーとして乳酸ナトリウムを添加したところ,リアクター実験と同様に冷却管の洗浄前後で乳酸消費速度に大きな差が見られた。これらの結果より,バイオフィルム形成場および観察場としてのリアクターを用いて得られた知見を基に,非破壊的にバイオフィルム形成を評価することが可能であることが明らかとなった。さらに,本リアクターを用いて連続運転を行い炭素鋼片にバイオフィルムを形成させることにより,微生物腐食の評価および16S rRNA遺伝子を用いた遺伝子工学的手法を用いたバイオフィルム中の微生物叢の解析も可能となった。
英文摘要
化学プラントにおける冷却管などに付着するバイオフィルムは,管内部を観察することが出来ないため,バイオフィルムの形成や肥大化を把握することが困難である。これまで,観察窓を有するバイパスを設ける,バルク水のATP含量を測定するなどの方法がとられてきたがどれも実際のバイオフィルム形成との相関が難しく,これといった手法がないのが現状であった。そこで,本研究では流路下部に担体(基材)を設置し,バルク水を循環させることで担体表面にバイオフィルムを形成することが可能なリアクターを作製した。本リアクターはアクリル製であるため,フィルム形成過程の観察が容易であり,小片である各担体を経時的にサンプリングしていくことが可能である。さらに,フィルム形成の評価を行うために,バイオフィルム形成微生物による各基質(有機酸,イオン,糖など)消費速度の検討を行った。その結果,乳酸の消費速度が最も速く,バイオフィルムの有無による消費速度の差異が顕著に見られた。また,初期の乳酸濃度は10mg/Lであるため,系内のバイオフィルムに大きな影響を与えないと考えられる。リアクターで得られた結果を基に,実際の現場の冷却水系にトレーサーとして乳酸ナトリウムを添加したところ,リアクター実験と同様に冷却管の洗浄前後で乳酸消費速度に大きな差が見られた。これらの結果より,バイオフィルム形成場および観察場としてのリアクターを用いて得られた知見を基に,非破壊的にバイオフィルム形成を評価することが可能であることが明らかとなった。さらに,本リアクターを用いて連続運転を行い炭素鋼片にバイオフィルムを形成させることにより,微生物腐食の評価および16S rRNA遺伝子を用いた遺伝子工学的手法を用いたバイオフィルム中の微生物叢の解析も可能となった。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Iron dependent degradation of an isothiazolone biocide (5-chloro-2-methyl-4-isothiazolin-3-one)
异噻唑酮杀菌剂(5-氯-2-甲基-4-异噻唑啉-3-酮)的铁依赖性降解
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Biofouling 23・2
影响因子:
--
作者:
[Y.Tanji, T.Nishihara, K.Miyanaga]
通讯作者:
K.Miyanaga
Estimation of the self-purification capacity of biofilm formed in domestic sewer pipes
生活污水管道中形成的生物膜自净能力的估算
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Biochemical Engineering Journal 31・1
影响因子:
--
作者:
[Y.Tanji, R.Sakai, K.Miyanaga, H.Unno]
通讯作者:
H.Unno
Development of phage technology to precise control of intestinal microbiota disturbance for novel drug discovery
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批准号:23K18394
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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资助金额:$4.08万
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财政年份:2023
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负责人:宮永 一彦
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依托单位:
植物培養細胞のポピュレーションダイナミクスとその培養工学的応用
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批准号:97J07829
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1998
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负责人:宮永 一彦
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依托单位:
海外基金