沿岸域における利用と保全の管理手法と効果的な情報提供のあり方に関する研究

海岸带利用和保护管理方法研究及有效信息提供

• 批准号: 16780012
• 负责人: 松島 肇
• 金额: $ 1.22万
• 依托单位: Hokkaido University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2004
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2004 至 2006
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16780012/
• 关键词: 石狩海岸; 利用; 管理; 情報提供; 環境教育; インタープリテーション; 北海道; サイン計画; 海岸; Cape Cod National Seashore; アメリカ; 利用と保全

本研究は、近年環境の悪化が指摘されて久しい日本の沿岸域の利用と保全の効果的管理手法について、情報の発信・サイン計画・環境教育といった情報提供の観点から検討することを目的としている。平成18年度は、前年度までに得られた知見を参考に、海岸利用者への効果的な情報提供の手法を検討することを目的として、「インタープリテーション」に着目してその効果について調査・検討した。調査対象地は前年に引き続き、大都市近郊に位置しながら、自然の砂浜、砂丘、天然のカシワ林が一体となってと残されているものの、近年の利用による環境悪化や利用者間の軋礫などが深刻な問題となっている北海道石狩海岸とした。調査は、8月中旬に石狩海岸の利用者72名を対象としたアンケート調査を行い、インタープリテーションの効果を把握するため、石狩海岸の現状を解説したグループと解説しなかったグループ間で、現状の問題認識や将来の管理方法についての回答の傾向の違いを比較・検討した。その結果、石狩海岸の環境問題の現状について解説の有無による回答傾向の違いがみられ、解説をしたグループでは保全的管理や環境に配慮した利用を比較的望む傾向がみられた。この結果は、インタープリターを通した利用者への情報提供が、利用者の意識改善に対して一定の効果を有し、石狩海岸のような一般公共海岸の管理に有効なツールとなり得ることを示している。

This study is aimed at exploring the impacts of environmental degradation on the utilization and conservation of coastal areas in Japan. In 2018, we obtained the information for reference and coastal users, and discussed the methods for providing information on the results. The survey aims at the integration of natural sand dunes, sand hills and natural forests into the environment, and the deep problems of environmental degradation and utilization in recent years. The survey was conducted in mid-August among 72 people using the Ishikawa Coast. The survey was conducted to understand the results of the survey. The current situation of the Ishikawa Coast was explained. The problem understanding of the current situation and the tendency of the future management method were compared. The results, the status quo of environmental problems in the coastal areas, the tendency to respond to violations, the tendency to explain, the tendency to protect, the tendency to allocate, the tendency to use, and the tendency to compare. The result is that the information provided by users is accessible, and the awareness of users is improved. The result is that the management of the general public coast is accessible.

项目成果

北海道石狩海岸を事例とした公共海岸の管理におけるインタープリテーションの有効性に関する研究

以北海道石狩海岸为例研究公共海岸管理中的解说有效性

• 发表时间: 2007
• 期刊: ランドスケープ研究 70・5(印刷中)
• 作者: D.Saisho;K.Tanno;M.Chono;I.Honda;H.Kitano;K.Takeda;松島 肇
• 通讯作者: 松島 肇