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ライム病慢性化・重症化に関与する病原因子の単離とその機能解析

莱姆病慢性和严重程度致病因子的分离及其功能分析

基本信息

批准号：
16790266
负责人：
川端寛樹
金额：
$ 2.24万
依托单位：
National Institute of Infectious Diseases
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2004
资助国家：
日本
起止时间：
2004 至 2006
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16790266/
关键词：
ライム病ボレリアマウス関節炎モデル慢性感染

项目摘要

ライム病はスピロヘータの一種ボレリア感染に起因する慢性の感染症で、抗菌薬による治療を行わなかった場合、慢性の関節炎、皮膚炎、神経炎に移行する。本研究では、ライム病ボレリアゲノムシークエンスが完了したボレリアB31株を用い、マウス感染モデルにおける病原性機構、特に関節炎発症メカニズムの解明を目的として以下の研究を行った。結果:1)B31株エピソームである28kb線状plasmid-4(lp28-4)を欠失した変異体では、接種部位から遠位に位置する関節組織において、関節炎の重症化が起らない事、即ち、この表現型では関節周囲組織へのボレリア侵入能、定着能もしくは組織での病原性が低下していることを明らかにした。2)炎症の度合いは組織での定着菌数と比例すること、すなわちlp28-4欠失変異体では、関節組織での定着菌数が低下していることを見出した。3)Lp28-4プラスミド上の因子同定を目的として、3種類の推定表層抗原遺伝子(BBI16,BBI36,BBI42)を相補し、感染実験を行った。これは、ライム病ボレリアは病原因子等の分泌機構を有さないこと、すなわち表層抗原に依存した病原機構が多いと考えられるためである。しかしながら親株であるlp28-3欠失変異体と比較し、本相補株では有意の関節炎増悪はみられなかった。まとめ:以上の結果から、lp28-4領域に関節炎を増悪させる因子が存在する可能性が示唆された。本因子には、ボレリアの関節周囲組織への浸潤を促進する機能があると考えられた。一方でlp28-4上の因子の特定にはいたらなかった。

The disease is one of the most common causes of infection, chronic infections, antibiotic therapy, chronic arthritis, dermatitis, and neurosis. The aim of this study is to elucidate the pathogenic mechanisms and specific arthritic symptoms of the B31 strain. Results:1) The B31 strain was found to have a 28kb linear plasmid-4(lp28-4) phenotype, which was characterized by low pathogenicity, low invasion and fixation in periarticular tissues. 2)The proportion of fixed bacteria in inflammation and joint tissues was lower than that in normal tissues. 3)Lp28-4 is a putative surface antigen (BBI16,BBI36,BBI42). The secretion mechanism of pathogenic factors depends on the surface antigen. Lp28-3 is the opposite of the parent plant, and the parent plant is the opposite of the parent plant. The above results indicate the possibility of increased arthritis in the LP28-4 domain. This factor promotes the infiltration of periarticular tissues. A square of lp28-4 on the factor of specific

项目成果

期刊论文数量（27）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

回帰熱.感染症.家庭医学大全科

回归热、传染病、全科家庭医学科

DOI：
发表时间：
2004
期刊：
影响因子：
0
作者：
川端寛樹;高野愛;渡邉治雄;川端寛樹;川端寛樹;川端寛樹
通讯作者：
川端寛樹

First record of Leptospira borgpetersenii isolation in the Amami Islands, Japan

DOI：
10.1111/j.1348-0421.2006.tb03811.x
发表时间：
2006-01-01
期刊：
MICROBIOLOGY AND IMMUNOLOGY
影响因子：
2.6
作者：
Kawabata, Hiroki;Sakakibara, Seiji;Watanabe, Haruo
通讯作者：
Watanabe, Haruo

輸入動物(アメリカモモンガ)に起因するレプトスピラ症感染事例.

一例由进口动物（美洲鼯鼠）引起的钩端螺旋体病。

DOI：
发表时间：
2006
期刊：
獣医畜産新報 59
影响因子：
0
作者：
Suzuki T;Hashimoto T;Yabu Y;Majiwa PA;Ohshima S;Suzuki M;Lu S;Hato M;Kido Y;Sakamoto K;Nakamura K;Kita K;Ohta N;Saito-Ito A et al.;Botkin DJ et al.;Tabara K et al.;Masuzawa T et al.;Kawabata H et al.;Kawabata H et al.;増沢俊幸他
通讯作者：
増沢俊幸他

回帰熟.感染症の辞典

传染病复发词典。

DOI：
发表时间：
2004
期刊：
影响因子：
0
作者：
川端寛樹;高野愛;渡邉治雄;川端寛樹;川端寛樹;川端寛樹;川端寛樹;川端寛樹;川端寛樹
通讯作者：
川端寛樹

沖縄県におけるレプトスピラの保菌動物調査

冲绳县钩端螺旋体病携带动物调查

DOI：
发表时间：
2004
期刊：
日本獣医師会雑誌 57(5)
影响因子：
0
作者：
K.Kimura;L.D.Spate;M.P.Green;R.M.Roberts;T.Yoshimura;Yamamura et al.;Nakao et al.;Yasuo et al.;Yasuo et al.;Yasuo et al.;Watanabe et al.;Yasuo et al.;Yasuo et al.;Yamamura et al.;Yasuo et al.;Tomomi Tanaka;Chiho Suganuma;田中知己;Tomomi Tanaka;Masuzawa T et al.;Iyoda S et al.;小泉信夫他;Nakamura M et al.;Koizumi N et al.;坂本光男他;小泉信夫他;小泉信夫他;Masuzawa T et al.;中村正治他
通讯作者：
中村正治他