本邦における節足動物媒介性細菌の分布・拡散に関するコウモリの役割
本邦における節足動物媒介性細菌の分布・拡散に関するコウモリの役割
批准号:
22K06018
负责人:
邱 永晋
金额:
$2.58万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2026-03-31
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
近年のアウトドアブームや気候変動によりボレリアやリケッチア等の節足動物媒介性細菌による感染症が世界的に増加している。また近年、アフリカやアジアにおいてコウモリが保有する新種の節足動物媒介性細菌の報告がなされた。しかし、在来コウモリが保有するボレリアやリケッチアに関する情報は皆無である。本研究では、在来コウモリとその寄生性吸血性節足動物が保有するボレリア、リケッチアの分子疫学調査ならびに菌体分離と次世代シーケンス解析を通じて、これらの細菌の分布・拡散に関するコウモリの役割を明らかにし、公衆衛生上のリスクを評価する。本年度は、北海道のコウモリならびに営巣地から採られたコウモリ寄生性吸血性節足動物であるコウモリトコジラミならびにコウモリノミを入手した。形態学的解析ならびにCOX1配列の解析により節足動物種の確認を行った。コウモリ寄生性吸血性節足動物検体から核酸を抽出し、ボレリア属、リケッチア属、バルトネラ属ならびにアナプラズマ科に特異的なPCRを用いて、それぞれの細菌の検出を行った。その結果、約7割のコウモリトコジラミがボルバキア属細菌を保有していることが分った。一方、ボレリア属、リケッチア属ならびにバルトネラ属の細菌は検出されなかった。今後も、コウモリ寄生性吸血性節足動物検体の収集と節足動物媒介性細菌の検出を継続して行っていくと共に、使用が許可されているコウモリDNA検体の解析を実施する。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
海外基金