ダウン症の歯周疾患発症に及ぼすインターフェロンシグナルの影響
ダウン症の歯周疾患発症に及ぼすインターフェロンシグナルの影響
批准号:
16791292
负责人:
山田 亜矢
金额:
$1.86万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
ダウン症候群は先天性遺伝子疾患の中では最も多い疾患の一つであり、歯周疾患に罹患しやすいことが報告されている。現在まで本症において、なぜ歯周疾患に罹患しやすいのかという分子メカニズムは明らかになっておらず、この原因究明は、単に歯周疾患罹患性を明らかにするのみならず、その予防、治療法の開発に役立つと考えられる。本研究ではダウン症において歯周疾患易罹患性に関わる遺伝子群の同定と、その分子メカニズムを明らかにすることを目的とした。ダウン症候群は、21番染色体のトリソミーによって生じる疾患である。この21番染色体上には、インターフェロン関連受容体のほとんどが局在し、その受容体発現がダウン症候群由来細胞で過剰発現していることを見出した。そこで我々は、ダウン症患者由来線維芽細胞株および健常者由来線維芽細胞株の各2種類を用いて、炎症性サイトカインであるインターフェロンγに着目し、その応答性について検討をおこなった。その結果、ダウン症患者ではインターフェロンに対する応答性の亢進により、炎症反応が増強され、歯周組織の破壊や組織再生抑制に作用していることが示唆された。そこで、インターフェロンγの濃度変化が細胆増殖に及ぼす影響に関して検討した結果,コントロール細胞と比較してダウン症患者由来線維芽細胞では濃度依存的にIL-6産生の増加および、細胞増殖能の低下が認められた。IL-6は破骨細胞分化を誘導する炎症性サイトカインであることから、ダウン症候群では炎症性インターフェロンγ刺激により歯周疾患を含む骨破壊病変が進行しやすいことが示唆された。このことから、一旦炎症が波及すると、炎症性細胞からのインターフェロンγにより、周囲組織の細胞増殖低下と骨吸収サイトカインの分泌亢進により、治癒遅延及び骨吸収が引き起こされ,歯周疾患が重度になりやすいことが示唆された。
英文摘要
ダウン症候群は先天性遺伝子疾患の中では最も多い疾患の一つであり、歯周疾患に罹患しやすいことが報告されている。現在まで本症において、なぜ歯周疾患に罹患しやすいのかという分子メカニズムは明らかになっておらず、この原因究明は、単に歯周疾患罹患性を明らかにするのみならず、その予防、治療法の開発に役立つと考えられる。本研究ではダウン症において歯周疾患易罹患性に関わる遺伝子群の同定と、その分子メカニズムを明らかにすることを目的とした。ダウン症候群は、21番染色体のトリソミーによって生じる疾患である。この21番染色体上には、インターフェロン関連受容体のほとんどが局在し、その受容体発現がダウン症候群由来細胞で過剰発現していることを見出した。そこで我々は、ダウン症患者由来線維芽細胞株および健常者由来線維芽細胞株の各2種類を用いて、炎症性サイトカインであるインターフェロンγに着目し、その応答性について検討をおこなった。その結果、ダウン症患者ではインターフェロンに対する応答性の亢進により、炎症反応が増強され、歯周組織の破壊や組織再生抑制に作用していることが示唆された。そこで、インターフェロンγの濃度変化が細胆増殖に及ぼす影響に関して検討した結果,コントロール細胞と比較してダウン症患者由来線維芽細胞では濃度依存的にIL-6産生の増加および、細胞増殖能の低下が認められた。IL-6は破骨細胞分化を誘導する炎症性サイトカインであることから、ダウン症候群では炎症性インターフェロンγ刺激により歯周疾患を含む骨破壊病変が進行しやすいことが示唆された。このことから、一旦炎症が波及すると、炎症性細胞からのインターフェロンγにより、周囲組織の細胞増殖低下と骨吸収サイトカインの分泌亢進により、治癒遅延及び骨吸収が引き起こされ,歯周疾患が重度になりやすいことが示唆された。
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Laminin alpha2 is essential for odontoblast differentiation regulating dentin sialoprotein expression
层粘连蛋白α2对于成牙本质细胞分化调节牙本质唾液蛋白表达至关重要
DOI:
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发表时间:
2004
期刊:
The Journal of Biological Chemistry 279(11)
影响因子:
--
作者:
[Yuasa K., Fukumoto S., Kamasaki Y., Yamada A.et al.]
通讯作者:
Yamada A.et al.
Essential role of ameloblastin in maintaining ameloblast differentiation and enamel formation
成釉细胞蛋白在维持成釉细胞分化和牙釉质形成中的重要作用
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Cell Tissues Organ (in press)
影响因子:
--
作者:
[Fukumoto S, Yamada A, Nonaka K, Yamada Y.]
通讯作者:
Yamada Y.
GD3 synthase gene found expressed in dental epithelium and shown to
GD3合酶基因被发现在牙上皮中表达并被证明
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Archives of Oral Biology (印刷中)
影响因子:
--
作者:
[Yamada A., Fukumoto E., Kamasaki Y., et al.]
通讯作者:
et al.
CD3 synthase gene found expressed in dental epithelium and shown to regulate cell proliferation
CD3 合酶基因在牙上皮中表达并显示可调节细胞增殖
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Archives of Oral Biology 50
影响因子:
--
作者:
[Fukumoto S, Yamada A, Nonaka K, Yamada Y., Yamada A. et al.]
通讯作者:
Yamada A. et al.
口腔疾患の原因遺伝子の同定-モデル動物からヒト疾患への応用-
口腔疾病致病基因的鉴定-模型动物在人类疾病中的应用-
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
小児歯科臨床 第10巻第9号
影响因子:
--
作者:
[福本敏, 湯浅健司, 山田亜矢, 野中和明]
通讯作者:
野中和明
組織再生誘導技術開発を目指した上皮器官形態形成と免疫クロストークの解明
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批准号:23K24554
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$5.82万
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财政年份:2024
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负责人:山田 亜矢
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依托单位:
組織再生誘導技術開発を目指した上皮器官形態形成と免疫クロストークの解明
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批准号:22H03296
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$10.98万
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财政年份:2022
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负责人:山田 亜矢
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依托单位:
細胞間コミュニケーションを利用した歯原性細胞分化誘導法の開発
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批准号:23593013
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.41万
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财政年份:2011
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负责人:山田 亜矢
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依托单位:
廃棄物の安全性評価と含有有害物質による応答性遺伝子の特定
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批准号:03J52851
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.09万
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财政年份:2003
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负责人:山田 亜矢
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依托单位:
海外基金