肝細胞における歯周炎症誘導性インスリン抵抗性の機序解明に関する研究
肝細胞における歯周炎症誘導性インスリン抵抗性の機序解明に関する研究
批准号:
16791313
负责人:
岩本 義博
金额:
$1.98万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
歯周病は、糖尿病患者で多くみられる炎症性疾患である。我々はこれまでに、歯周病細菌であるPorphyromonas gingivalis (Pg)に対する血清IgG抗体価の上昇は,CRP値の上昇,頚動脈内膜中膜の肥厚,そしてアルブミン尿の出現といった冠状動脈性心疾患の発症予知因子と有意に相関すること、また2型糖尿病患者の歯周治療を行うことで、血中TNF-αおよび血中CRPの減少を介してインスリン抵抗性や血中CRPが改善し、虚血性心疾患のリスクを減少することができる可能性があることを見出した。しかしながら,歯周病が動脈硬化の進行に関わる機序については,未だ不明な点が多い。今回,動脈硬化進行の危険因子のひとつである脂質代謝に対する歯周病感染が及ぼす影響を検討することを目的に、1.歯周病細菌Pgに対する血清IgG抗体価と中性脂肪,HDL-コレステロール,LDL-コレステロール,および総コレステロールの値との相関を比較・検討した。結果、LDL-コレステロール値と総コレステロール値は,Pgに対する血清IgG抗体価と有意な相関があった。2.その機序を明らかにするために、Pgおよび歯周病細菌由来LPSがヒト肝細胞癌由来細胞HepG2におけるコレステロール合成の律速酵素であるHMG-CoA還元酵素の遺伝子発現に及ぼす影響を調べた。結果、HMG-CoA還元酵素の遺伝子発現は、歯周病細菌由来LPSによる直接刺激では変化しないが、LPSにより単球系細胞が産生し得る濃度のTNF-αおよびIL-6刺激により増加した。これらのことから、歯周病細菌由来LPS等の細菌抗原が肝組織における単球系細胞からのTNF-αおよびIL-6の産生性を誘導し、結果的にこれらサイトカインがHMG-CoA還元酵素遺伝子の発現量を増加させ、コレステロール合成を促進していることが考えられた。
英文摘要
歯周病は、糖尿病患者で多くみられる炎症性疾患である。我々はこれまでに、歯周病細菌であるPorphyromonas gingivalis (Pg)に対する血清IgG抗体価の上昇は,CRP値の上昇,頚動脈内膜中膜の肥厚,そしてアルブミン尿の出現といった冠状動脈性心疾患の発症予知因子と有意に相関すること、また2型糖尿病患者の歯周治療を行うことで、血中TNF-αおよび血中CRPの減少を介してインスリン抵抗性や血中CRPが改善し、虚血性心疾患のリスクを減少することができる可能性があることを見出した。しかしながら,歯周病が動脈硬化の進行に関わる機序については,未だ不明な点が多い。今回,動脈硬化進行の危険因子のひとつである脂質代謝に対する歯周病感染が及ぼす影響を検討することを目的に、1.歯周病細菌Pgに対する血清IgG抗体価と中性脂肪,HDL-コレステロール,LDL-コレステロール,および総コレステロールの値との相関を比較・検討した。結果、LDL-コレステロール値と総コレステロール値は,Pgに対する血清IgG抗体価と有意な相関があった。2.その機序を明らかにするために、Pgおよび歯周病細菌由来LPSがヒト肝細胞癌由来細胞HepG2におけるコレステロール合成の律速酵素であるHMG-CoA還元酵素の遺伝子発現に及ぼす影響を調べた。結果、HMG-CoA還元酵素の遺伝子発現は、歯周病細菌由来LPSによる直接刺激では変化しないが、LPSにより単球系細胞が産生し得る濃度のTNF-αおよびIL-6刺激により増加した。これらのことから、歯周病細菌由来LPS等の細菌抗原が肝組織における単球系細胞からのTNF-αおよびIL-6の産生性を誘導し、結果的にこれらサイトカインがHMG-CoA還元酵素遺伝子の発現量を増加させ、コレステロール合成を促進していることが考えられた。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Periodontal infection and dyslipidemia in type2 diabetics.Association with increased HMG-CoA reductase expression
2 型糖尿病患者的牙周感染和血脂异常与 HMG-CoA 还原酶表达增加的关联
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Hormone and Metabolic Research (in press)
影响因子:
--
作者:
[川村洋子, 吉岡隆知, 菊地和泉, 海老原新, 須田英明, Fusanori Nishimura]
通讯作者:
Fusanori Nishimura
Porphylomonas gingivalis infection contributes to elevated LDL cholesterol in diabetic subject
牙龈卟啉单胞菌感染导致糖尿病患者低密度脂蛋白胆固醇升高
DOI:
--
发表时间:
期刊:
Journal of Dental Research Special Issue (in press)
影响因子:
--
作者:
[Fusanori Nishimura, et al.]
通讯作者:
et al.
歯周病と動脈硬化の関連性に関する基礎研究
-
批准号:18791593
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$2.18万
-
财政年份:2006
-
负责人:岩本 義博
-
依托单位:
国内基金
海外基金
登录
查看更多内容
IL-17失衡通过衰老T细胞来源的淋巴毒素驱动肾脏异位淋巴组织慢性炎症的机制
-
批准号:JCZRLH202600547
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2026
-
负责人:
-
依托单位:
FSTL1调控Th17细胞分化异常介导的慢性炎症在双相情感障碍患者多囊卵巢综合征发病中的作用与机制研究
-
批准号:2025JJ90301
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2025
-
负责人:刘洁玉
-
依托单位:
针刺通过 SLC40A1/FPN1 介导的铁死亡调控线粒体功能抑制肥胖哮喘气道慢性炎症的机制研究
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2025
-
负责人:刘慧慧
-
依托单位:
成纤维细胞JAK/STAT6激活介导ITGB2表达在瘢痕疙瘩慢性炎症纤维化中的机制研究
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:15.0万元
-
批准年份:2024
-
负责人:唐庆
-
依托单位:
红曲米调节肠道吲哚代谢途径改善多囊卵巢综合征慢性炎症的机制研究
-
批准号:--
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2024
-
负责人:万政伟
-
依托单位:
从肠道微生态失衡触发SCFAs/GPR43/NLRP3轴介导的慢性炎症研究代谢综合征痰证“异病同证”的机制
-
批准号:--
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2024
-
负责人:--
-
依托单位:
通过激活NRF2通路防治慢性炎症相关疾病的机制研究
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2024
-
负责人:赵勤俭
-
依托单位:
从Cyr61/ITGB4/ATG7介导的自噬途径研究生肌化瘀膏改善糖尿病溃疡慢性炎症分子机制
-
批准号:82374444
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:48万元
-
批准年份:2023
-
负责人:蒯仂
-
依托单位:
慢性炎症诱发骨丢失的机制及外泌体靶向治疗策略研究
-
批准号:82370889
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:49.00万元
-
批准年份:2023
-
负责人:傅德皓
-
依托单位:
基于代谢免疫性慢性炎症探讨补阳还五汤调控脾脏Treg细胞抗肥胖相关性AS机制
-
批准号:82374394
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:51万元
-
批准年份:2023
-
负责人:庞晓丽
-
依托单位: