安定同位体比を用いた富栄養海域における無機態窒素の挙動と低次生産機構の解明

使用稳定同位素比阐明富营养化水域中无机氮的行为和低阶产生机制

基本信息

批准号：
05J02312
负责人：
杉本亮
金额：
$ 1.73万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2005
资助国家：
日本
起止时间：
2005 至 2007
项目状态：
已结题

项目摘要

近年,内湾域の環境悪化の原因として,植物プランクトンの過剰増殖が重要視されている.植物プランクトンの増殖を引き起こす無機態窒素(DIN)の起源は,河川や外海から供給されるものと,湾内で再生産されるものがあり,それぞれの利用度合いも時間的・空間的に異なる.本研究では,伊勢湾を対象として,窒素動態の季節変動を解明することを目的とし,以下の研究を行った.1)伊勢湾に流入する木曽三川のDINの窒素安定同位体比(δ^<15>N)を実測し,河川起源窒素の特性を解明した.2)伊勢湾沖の渥美外海においてDINのδ^<15>Nを実測し,外海起源窒素の特性を解明した.3)伊勢湾中央部においてDINのδ^<15>Nを実測し,湾内のδ^<15>N変動を引き起こす硝化・脱窒の同位体分別係数を推定した.4)実測データを基にδ^<15>Nを結合した3次元流動・生態系モデルを開発し,伊勢湾内の窒素動態の季節変動を定量的に明らかにした.伊勢湾の窒素動態においては,外部からの供給量よりも,湾内での循環量が卓越している.現在,陸域からの流入負荷を削減しているにも関わらず,内湾環境が改善しないのは,河川起源窒素よりも伊勢湾内で再生産される窒素の方が一次生産に大きく寄与しているためである.

近年来，过多的浮游植物生长被认为是内湾地区环境退化的重要原因。导致浮游植物生长的无机氮（DIN）的起源来自河流和开放海，而时空的使用程度不同。在这项研究中，我们进行了以下研究，目的是阐明Ise湾的氮动力学季节性变化：1）我们测量了氮Mi河中DIN的氮稳定同位素比（δ^<15> n）的氮Mi河中流入Ise湾的氮，并阐明了河流氮的特征。 2）我们测量了Ise湾的Atsumi外海中DIN的δ^<15> N，然后测量了空地的起源。阐明了氮的特性。3）在ISE湾的中心部分测量了DIN的δ^<15> n，以及同位素分级分级的硝化和反硝化系数，导致Δ^^<15> n）基于估计湾的变化。4）基于实际数据的量化量为15> ecoseStients <ecosositients que^ecosystem con^ecosyStem con^< ISE湾内氮动力学的季节变化。在ISE湾的氮动力学中，海湾内的循环体积优于外部供应。尽管目前从土地区域的流入负载减少目前正在减少，但内湾环境并没有改善，因为ISE湾内繁殖的氮对初级生产的贡献比河流的氮更重要。