第6番染色体コンソミック系統の行動特性に関する遺伝子及び脳機能の解析
第6番染色体コンソミック系統の行動特性に関する遺伝子及び脳機能の解析
批准号:
05J02707
负责人:
西 明紀
金额:
$1.15万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
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英文摘要
これまでの研究により、C57BL/6系統と日本野生由来マウス系統であるMSM/Ms系統、およ産びC57BL16系統にMSM系統の任意の染色体一本を導入したコンソミック系統群について行動学的な解析を行い、複数の染色体上に、行動形質の差に関わる量的形質遺伝子座の存在を明らかにしてきた。その中で特に、第6番染色体コンソミック系統(B6-6CMSM)が自発活動性および情動性に特徴的な違いを示すことを明らかにした。そこでC57BL/6系統とB6-6CMSMから作出されたF2個体を用い量的形質遺伝子座(QTL)解析を行い、情動性および自発活動性に関わる染色体領域を特定した。本研究では第6番染色体について目的の領域についてC57BL/6の染色体にMSM/Ms系統由来の染色体の断片を導入したコンジェニック系統のシリーズを作成し、それらのコンジェニック系統について、自発活動および情動性に関する行動解析を行い、QTL解析で同定された候補遺伝子座の確認、および詳細な解析を行った。その結果、本研究により第6番染色体上のセントロメア側に情動性および自発活動性に関わる遺伝子座の存在を確認し、またテロメア側に自発活動に関わる遺伝子座の存在を確認し、その領域を含んだコンジェニック系統を得た。そこでその領域について、さらに候補領域の絞込みを行うためのコンジェニック系統の作出を行つている。また、情動性に深く関与していることが知られている扁桃体について、一連の分子生物学的手法を用いた神経メカニズムの解析法を習得するため、情動性にかかわる神経回路の詳細な分子基盤の解析を行っているニュージャージー州立大学、Gleb Shumyatsky博士の研究室において、恐怖条件付け学習を用いた遺伝子発現の同定や、情動性や恐怖条件付け学習時に深く関わる神経回路の解析を行った。これらの研究により行動に関わる形質のQTL解析から遺伝子同定に向けての方法論の構築を目指した。
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