ヒアルロン酸合成阻害剤を用いた抗線維化療法の開発
ヒアルロン酸合成阻害剤を用いた抗線維化療法の開発
批准号:
17770106
负责人:
柿崎 育子
金额:
$2.3万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
[目的]ヒアルロン酸は、癌の増殖や転移を促進し、血栓の形成や臓器の病的な線維化の過程で過剰に蓄積し、これらの病変の悪性化を促進する。本研究では、申請者らの研究グループにより発見され、その阻害機構を明らかにされたヒアルロン酸合成阻害剤4-メチルウンベリフェロン(MU)を用いた新しい治療法の開発を目指した基礎的な研究を行う。本年度は以下の知見を得た。[結果]1.MUのヒアルロン酸合成阻害機構に基づき、より効果的なヒアルロン酸合成阻害剤の探索を行った。種々のMU誘導体(水酸基やメチル基の数や位置の異なる誘導体)についての構造と阻害効果との関係を調べた結果、特にMUの水酸基が、ヒアルロン酸合成阻害に重要であることが明らかとなった2.ヒアルロン酸合成阻害効果を示したMU誘導体は、ヒアルロン酸合成量の低下に伴い、癌細胞の接着能と浸潤能を低下させた。3.ヌードマウスの皮下や腹腔に培養膵癌細胞を移植して膵癌モデルマウスを作製した。このマウスに、MU誘導体を投与した結果、癌の増殖と肝臓への遠隔転移が抑制され、マウスの生存日数は有意に引き延ばされた。4.培養細胞や実験動物を用いてMU誘導体とMUの効果を比較した結果、はじめに発見されたMU(胆道系疾患改善薬として普及している)よりもMU誘導体の方が効果や毒性の点において特に優れているわけではなかった。従って、現時点では臨床応用にはMUが最も近いことが示された。5.MUを各種培養細胞に作用させた結果、細胞層および培地中に分泌されるヒアルロン酸量の低下とともに細胞外マトリックスの各種線維性成分の低下が観察され、MUによる線維化の抑制が示唆された。
英文摘要
[目的]ヒアルロン酸は、癌の増殖や転移を促進し、血栓の形成や臓器の病的な線維化の過程で過剰に蓄積し、これらの病変の悪性化を促進する。本研究では、申請者らの研究グループにより発見され、その阻害機構を明らかにされたヒアルロン酸合成阻害剤4-メチルウンベリフェロン(MU)を用いた新しい治療法の開発を目指した基礎的な研究を行う。本年度は以下の知見を得た。[結果]1.MUのヒアルロン酸合成阻害機構に基づき、より効果的なヒアルロン酸合成阻害剤の探索を行った。種々のMU誘導体(水酸基やメチル基の数や位置の異なる誘導体)についての構造と阻害効果との関係を調べた結果、特にMUの水酸基が、ヒアルロン酸合成阻害に重要であることが明らかとなった2.ヒアルロン酸合成阻害効果を示したMU誘導体は、ヒアルロン酸合成量の低下に伴い、癌細胞の接着能と浸潤能を低下させた。3.ヌードマウスの皮下や腹腔に培養膵癌細胞を移植して膵癌モデルマウスを作製した。このマウスに、MU誘導体を投与した結果、癌の増殖と肝臓への遠隔転移が抑制され、マウスの生存日数は有意に引き延ばされた。4.培養細胞や実験動物を用いてMU誘導体とMUの効果を比較した結果、はじめに発見されたMU(胆道系疾患改善薬として普及している)よりもMU誘導体の方が効果や毒性の点において特に優れているわけではなかった。従って、現時点では臨床応用にはMUが最も近いことが示された。5.MUを各種培養細胞に作用させた結果、細胞層および培地中に分泌されるヒアルロン酸量の低下とともに細胞外マトリックスの各種線維性成分の低下が観察され、MUによる線維化の抑制が示唆された。
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The effects of glycosaminoglycans thrombopoietin-induced megakaryocytopoiesis
糖胺聚糖血小板生成素诱导的巨核细胞生成的作用
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Haematologica 91・4(in press)
影响因子:
--
作者:
[Kashiwakura, I, et al.]
通讯作者:
et al.
Diversity in the degree of sulfation and chain length of the glycosaminoglycan moiety of urinary trypsin inhibitor isomers.
尿胰蛋白酶抑制剂异构体的糖胺聚糖部分的硫酸化程度和链长度的多样性。
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Biochim.Biophys.Acta. 1770・2
影响因子:
--
作者:
[Kakizaki, I., et al.]
通讯作者:
et al.
DOI:
10.1007/s00280-005-0016-5
发表时间:
2006-01-01
期刊:
Cancer chemotherapy and pharmacology
影响因子:
3
作者:
[Nakazawa, Hideaki, Yoshihara, Shuichi, Sasaki, Mutsuo]
通讯作者:
Sasaki, Mutsuo
DOI:
10.1002/ijc.22349
发表时间:
2007-06-15
期刊:
INTERNATIONAL JOURNAL OF CANCER
影响因子:
6.4
作者:
[Hajime, Morohashi, Shuichi, Yoshihara, Keiichi, Takagaki]
通讯作者:
Keiichi, Takagaki
The effects of glycosaminoglycans on thrombopoietin-induced megakaryocytopoiesis.
糖胺聚糖对血小板生成素诱导的巨核细胞生成的影响。
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Haematologica 91・4
影响因子:
--
作者:
[Kashiwakura, I., et al.]
通讯作者:
et al.
共 9 条
糖鎖工学基盤に基づいたコンドロイチン硫酸による神経分化促進機構の解明
-
批准号:23K24451
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$3.41万
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财政年份:2024
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负责人:柿崎 育子
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依托单位:
糖鎖工学基盤に基づいたコンドロイチン硫酸による神経分化促進機構の解明
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批准号:22H03192
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$10.48万
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财政年份:2022
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负责人:柿崎 育子
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依托单位:
癌補助療法への応用を目指したヒアルロン酸合制抑制剤の作用機構の解明
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批准号:15770079
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:2003
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负责人:柿崎 育子
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依托单位: