現代韓国における植民地的遺産の資源化と活魚市場の形成に関する研究
現代韓国における植民地的遺産の資源化と活魚市場の形成に関する研究
批准号:
17720223
负责人:
中野 泰
金额:
$1.02万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2007
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
成果は、現在検討中であるが、要点は以下のようにまとめられる。1.韓国全羅南道木浦においては鮮魚販売が中心であり、活魚については、現在においても競売制度は整備されてなく、活魚市場は存在しないと言える。だが、刺身団地では近隣地域から輸送された活魚の販売を行い、特にナクチやオドリと称するイイダコ・エビの生食が顕著である。2.木浦の活魚販売店は、ナクチを中心に通年の販売を行う傾向があり、ナクチ生産の中心地の一つ務安郡は、海岸部が湿地帯であるにも関わらず、その環境の構造的制約を越えてナクチ生産に特化している。3.務安郡で行われる儀礼については、村行事はキリスト教の影響により簡素化されているが、祖先祭祀については現在も良く行われている。4,ナクチの生食は朝鮮時代より行われ、ことわざも少なからず伝承され、身体強壮の意義を有している。ナクチは生食ではないが、古くから祖先祭祀にも供されてきた。エビの生食は、植民地時代に伝えられた漁業法により.捕獲され、オドリという日本語による命名がなされている。5.上記の生食は、現在でも、高価なため、日常ではなく、来客時や飲酒時などの非日常的な場に食される傾向がある。以上から、韓国における活魚市場の形成は、朝鮮戦争後に進み、南海岸の釜山が先駆け、木浦などの西南海岸、及び、束草市などの東海岸がそれに続いたものと考えられる。生食は、生産者の習俗として古くから行われている。東海岸の発酵食品(シッケ)やイイダコは朝鮮時代に遡る食文化であり、現在も食文化の地域性が明瞭に窺える,活魚市場の形成は、植民地時代にもたらされた日本漁業を支えにしてはいるが、生食が顕著な食習慣となった高度経済成長期以後と認められる。活魚生産に特化した生産者の生業や民俗文化の様相は、観光客に対応した漁民達の生活戦略の賜物と考えられる。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
「38度線」以北のフィールドワーク-韓国村落の過去と現在-
北纬38度线以北的实地考察——韩国村庄的过去和现在——
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
『論集〜アジア学の最前線』、アジア研究情報ゲートウェイ、東京大学東洋文化研究所附属東洋学研究情報センター
影响因子:
--
作者:
[西村雄一郎, 岡本耕平, 西村雄一郎, 西村雄一郎, 中野泰]
通讯作者:
中野泰
Collaborative Hazard Mapping for Folkloristics
-
批准号:23K01030
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$2.08万
-
财政年份:2023
-
负责人:中野 泰
-
依托单位:
海外基金