経済危機後の韓国における労働市場と階層構造の変容に関する研究

经济危机后韩国劳动力市场和阶层结构转型研究

• 批准号: 17730301
• 负责人: 有田 伸
• 金额: $ 0.96万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2005
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2005 至 2007
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17730301/
• 关键词: 韓国; 労働市場; 社会階層; 経済危機; 自営業; 地位達成; 国際情報交換; 社会学; 労働移動

本研究の目的は、経済危機後の韓国社会における労働市場の変化と、それが社会階層構造にもたらしている影響を比較の観点から考察していくことにある。最終年度である本年度には、(1)経済危機後の雇用の柔軟化、(2)都市自営業部門における雇用機会、(3)労働市場構造の変化がもたらす社会階層構造へのインパクト、に関する研究を進め、さらに三年間の成果をふまえつつ社会階層の日韓比較を行うことで本研究を総括した。まず、経済危機後の雇用の柔軟化に関しては、引き続き韓国における非正規雇用の実態把握につとめ、日本との比較の観点からその特徴を明らかにした。さらにKLIPSデータを用いて、非正規雇用への参入とそこからの離脱に影響を与える社会経済的要因の検討を行った。さらに「雇用のバッファ」としての機能を持つ都市自営業部門の内的構造を、この部門への参入要因と参入がもたらす所得の変化の検討を通じて考察した。また、韓国労働市場の特徴とその変容が社会階層構造に与えている影響を、2005年SSM調査データなどを用いて検討し、(a)経済危機後の労働市場の構造変化は「社会的弱者」に対してより大きなインパクトを与えており、これが階層の両極化を導く動因となっている可能性が高いこと、(b)近年韓国では企業間格差の拡大が進み、被雇用者の従業先規模が個人の階層的地位を左右する要因となりつつあること、などを示した。雇用慣行をはじめとする社会的コンテクストを十分にふまえた上で、マクロな社会調査データを用いて階層分析を行うという本研究の試みは他に例が少なく、韓国社会の理解、あるいはグローバル化が社会階層に及ぼす影響の理解のために大きな重要性を持つ。さらに本研究は今後の日韓比較の参照点としての意義をも持ち、本研究の成果をふまえつつ日韓比較を行うことで、日本の階層構造の特徴を新たな視点から捉えなおすことが可能になるであろう。

は の purpose, this study 経 済 post-crisis の Korean society に お け る 労 の 働 market - と, そ れ が social class structure に も た ら し て い る effect を の 観 point か ら investigation し て い く こ と に あ る. Final year で あ る this year に は, (1) 経 済 post-crisis の hire の soft, (2) the city since the 営 industry sector に お け る employment opportunities, and (3) 労 働 の market structure - the が も た ら す social class structure へ の イ ン パ ク ト, に masato す を る research into め, さ ら に three years の results を ふ ま え つ つ social class の line, Japan and South Korea more を う こ と で Ben Study を総 in including た. ま ず, 経 済 post-crisis の hire の soft change に masato し て は and き 続 き Korea に お け る informal employment の state be grasp に つ と め, Japan と の is の 観 point か ら そ の, 徴 を Ming ら か に し た. さ ら に KLIPS デ ー タ を with い て, informal employment へ の participation と そ こ か ら の from に influence を and off え る social 経 済 of by の 検 line for を っ た. さ ら に "hire の バ ッ フ ァ" と し て を hold つ の function within the city since the の 営 industry department structure を, こ の department へ の participation will involve と が も た ら の す income - the の beg を 検 tong じ て investigation し た. ま た, Korea 労 働 market の, 徴 と そ の - let が に in social class structure and え て い る influence を, SSM 2005 census デ ー タ な ど を with い て beg し 検, (a) 経 済 post-crisis の 労 の 働 market structure - the は "weak society" に し seaborne て よ り big き な イ ン パ ク ト を and え て お り, こ れ が class の struck polarization を guide く motivation と な Likely が っ て い る い こ と, (b) in recent years, South Korea で は case difference between enterprises の company, big が into み, hired の 従 industry scale が personal の first class status about を す る by と な り つ つ あ る こ と, な ど を shown し た. Hire extortion を は じ め と す る social コ ン テ ク ス ト を very に ふ ま え た で, マ ク ロ な social survey デ ー タ を with い て class analysis line を う と い う の try this study み は he に example が な く, Korean society の understanding, あ る い は グ ロ ー バ ル に が social classes and ぼ す influence の understand の た め に big き な importance を つ. さ ら に は の, Japan and South Korea in the future of this research is の reference point と し て の meaning を も hold ち, this study achievements of の を ふ ま え つ つ line, Japan and South Korea more を う こ と で, Japan の class tectonic の 徴 を new た な viewpoints か ら catch え な お す こ と が may に な る で あ ろ う.

项目成果

職業移動を通じてみる韓国の歳自営業層-経済危機後の変化の考察を中心に-

从职业流动看韩国个体户人口 - 聚焦经济危机后的变化 -

• 发表时间: 2007
• 期刊: 経済危機後の韓国(奥田聡編)(アジア経済研究所) 研究双書558
• 作者: 有田伸;有田伸
• 通讯作者: 有田伸

地位達成と選抜システムの韓日比較(原題韓国語)

韩国和日本的地位获得和选拔制度比较（韩文原名）

• 发表时间: 2007
• 期刊: 遂行人文学(韓国漢陽大学) 37-2
• 作者: 有田伸

経済危機後の韓国における教育達成意欲と「教育機会の平等」

经济危机后韩国实现教育和“教育机会均等”的动力

• 发表时间: 2006
• 期刊: 現代韓国朝鮮研究 第6号
• 作者: 有田伸;有田伸;有田伸
• 通讯作者: 有田伸

韓国の都市自営業者と社会階層構造

韩国城市个体户与社会阶层结构

• 发表时间: 2007
• 作者: 有田伸;有田伸;有田伸;Shin Arita;有田伸;有田伸
• 通讯作者: 有田伸

Flexibilization of Labor and Its Effects on Social Stratification in Korea

韩国劳动力的灵活性及其对社会分层的影响

• 发表时间: 2007
• 作者: 有田伸;有田伸;有田伸;Shin Arita;有田伸;有田伸;有田伸;Shin ARITA
• 通讯作者: Shin ARITA