フォトニック結晶による光子保持の研究
フォトニック結晶による光子保持の研究
批准号:
17760042
负责人:
浅野 卓
金额:
$2.24万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
本年度は2次元フォトニック結晶スラブ中の超高Q値点欠陥共振器の光子寿命測定と、点欠陥共振器への光パルスの導入・保持法の確立を目指して研究を行った。(1)昨年度作製した世界最高レベルの点欠陥共振器(Q値"100万)に対して、300ps程度の光パルスを結合させ、その後の共振器からの放射光強度の時間変化を測定した。光子寿命として最大で1ns程度のものを測定することに成功し、ナノ秒レベルの光子保持が可能であることを実証した。(2)光パルスの導入・保持法として、共振器と外部との結合の動的変化を検討した。結合を変えるには、共振器に併設した導波路の片端に完全反射面を設けたとき、そこから反射されて共振器に戻ってくる光の位相に応じて共振器と導波路の等価的な結合が変化することを利用した。反射光の位相を0からπまで変化させると、結合の大きさが反射がない場合の2倍から0倍までの間で変化する。理論計算の結果、反射光の位相を0に調整して導波路と共振器の結合を強くした状態で光パルスを導波路から入射し、共振器にパルスが入ったタイミングで反射光の位相をπに変化させることで、光パルスを効率よく共振器に導入し、かつ、その後共振器から逃さないようにできることが分かった。(3)Siスラブをもちいて上述の構造を作製し、実験を行った。反射位相の制御手法としては、ピコ秒程度の制御光パルスを導波路部分に吸収させてキャリアを生成し、そのプラズマ効果で屈折率を下げて伝搬位相を変化させる方法をもちいた。制御光パルス強度を反射位相がπ変化する量に設定し、それに同期させてピコ秒程度の信号光パルスを導波路から共振器に入射した。そのとき、共振器から上方の空間への放射パワーが増加する様子が観測された。これは、共振器に効率的に信号光パルスが導入され、かつ、その後入射導波路側に戻らなくなったたためであり、これにより結合の動的制御による光パルスの導入・保持の基本動作が実証できた。以上の成果により、本研究では光子保持デバイス実現のための基礎を築くことができた。
英文摘要
本年度は2次元フォトニック結晶スラブ中の超高Q値点欠陥共振器の光子寿命測定と、点欠陥共振器への光パルスの導入・保持法の確立を目指して研究を行った。(1)昨年度作製した世界最高レベルの点欠陥共振器(Q値"100万)に対して、300ps程度の光パルスを結合させ、その後の共振器からの放射光強度の時間変化を測定した。光子寿命として最大で1ns程度のものを測定することに成功し、ナノ秒レベルの光子保持が可能であることを実証した。(2)光パルスの導入・保持法として、共振器と外部との結合の動的変化を検討した。結合を変えるには、共振器に併設した導波路の片端に完全反射面を設けたとき、そこから反射されて共振器に戻ってくる光の位相に応じて共振器と導波路の等価的な結合が変化することを利用した。反射光の位相を0からπまで変化させると、結合の大きさが反射がない場合の2倍から0倍までの間で変化する。理論計算の結果、反射光の位相を0に調整して導波路と共振器の結合を強くした状態で光パルスを導波路から入射し、共振器にパルスが入ったタイミングで反射光の位相をπに変化させることで、光パルスを効率よく共振器に導入し、かつ、その後共振器から逃さないようにできることが分かった。(3)Siスラブをもちいて上述の構造を作製し、実験を行った。反射位相の制御手法としては、ピコ秒程度の制御光パルスを導波路部分に吸収させてキャリアを生成し、そのプラズマ効果で屈折率を下げて伝搬位相を変化させる方法をもちいた。制御光パルス強度を反射位相がπ変化する量に設定し、それに同期させてピコ秒程度の信号光パルスを導波路から共振器に入射した。そのとき、共振器から上方の空間への放射パワーが増加する様子が観測された。これは、共振器に効率的に信号光パルスが導入され、かつ、その後入射導波路側に戻らなくなったたためであり、これにより結合の動的制御による光パルスの導入・保持の基本動作が実証できた。以上の成果により、本研究では光子保持デバイス実現のための基礎を築くことができた。
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DOI:
10.1364/opex.14.000377
发表时间:
2006-01-09
期刊:
OPTICS EXPRESS
影响因子:
3.8
作者:
[Uesugi, T, Song, BS, Noda, S]
通讯作者:
Noda, S
Time-domain response of point-defect cavities in two-dimensional photonic crystal slabs using picosecond light pulse
使用皮秒光脉冲的二维光子晶体板中点缺陷腔的时域响应
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Applied Physics Letters Vol.88 No.151102
影响因子:
--
作者:
[T.Asano, W.Kunishi, B.-S.Song and S.Noda]
通讯作者:
B.-S.Song and S.Noda
DOI:
10.1088/1367-2630/8/9/209
发表时间:
2006-09
期刊:
New Journal of Physics
影响因子:
3.3
作者:
[B. Song;T. Asano;S. Noda]
通讯作者:
B. Song;T. Asano;S. Noda
DOI:
10.1063/1.2161387
发表时间:
2006-01
期刊:
Applied Physics Letters
影响因子:
4
作者:
[Yoshinori Tanaka;T. Asano;R. Hatsuta;S. Noda]
通讯作者:
Yoshinori Tanaka;T. Asano;R. Hatsuta;S. Noda
DOI:
10.1103/physrevb.71.195101
发表时间:
2005-05
期刊:
Physical Review B
影响因子:
3.7
作者:
[B. Song;T. Asano;Y. Akahane;S. Noda]
通讯作者:
B. Song;T. Asano;Y. Akahane;S. Noda
共 14 条
高Q値フォトニック結晶ナノ共振器結合系の高速電気制御による光の動的制御の研究
-
批准号:23K23256
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
-
资助金额:$3.66万
-
财政年份:2024
-
负责人:浅野 卓
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依托单位:
SiCフォトニックナノ共振器を用いた高度な光制御の研究
-
批准号:22KF0185
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.41万
-
财政年份:2023
-
负责人:浅野 卓
-
依托单位:
高Q値フォトニック結晶ナノ共振器結合系の高速電気制御による光の動的制御の研究
-
批准号:22H01988
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
-
资助金额:$11.07万
-
财政年份:2022
-
负责人:浅野 卓
-
依托单位:
SiCフォトニックナノ共振器を用いた高度な光制御の研究
-
批准号:21F41048
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.47万
-
财政年份:2021
-
负责人:浅野 卓
-
依托单位:
SiCフォトニックナノ共振器を用いた高度な光制御の研究
-
批准号:21F21048
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.47万
-
财政年份:2021
-
负责人:浅野 卓
-
依托单位:
SiCフォトニックナノ共振器を用いた高度な光制御の研究
-
批准号:21F31048
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.47万
-
财政年份:2021
-
负责人:浅野 卓
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依托单位:
フォトニック結晶による光子の時間領域制御
-
批准号:15760028
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.82万
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财政年份:2003
-
负责人:浅野 卓
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依托单位:
新しい原理に基づくサブピコ秒光―光スイッチングデバイスの開発
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批准号:13750274
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$1.79万
-
财政年份:2001
-
负责人:浅野 卓
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依托单位:
短波長サブバンド間遷移を用いた超高速光制御光変調の研究
-
批准号:97J03049
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$0.58万
-
财政年份:1998
-
负责人:浅野 卓
-
依托单位: