情報伝達の観点から迫るエージェントモデルの構造と解析
情報伝達の観点から迫るエージェントモデルの構造と解析
批准号:
17760067
负责人:
佐藤 彰洋
金额:
$2.18万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2007
中文摘要
エージェントの情報の知覚から行動に至る過程を心理学で提唱されているSatirの7段階モデルに基づきモデル化し、前年度に提案したN人の市場参加者がM種類の金融商品を交換する金融市場のエージェントモデルを説明能力の高まる方向に拡張した。そして、平成17年度と18年度に実施した実証分析から得られた観測事実と対比しながらモデルの数値分析および理論分析を行い以下の成果を得た:1、行動頻度のスペクトル分析の結果得られた特徴的周期成分の周波数のグループ構造は市場参加者の情報の知覚と行動に関するグループ構造と関係する可能性がある。2、エージェントの情報の知覚と行動を決定するパラメータの動的変化に応じて、行動頻度と注文価格の類似度の動的変化が生じており、エージェントのパラーメータ分布形状と行動頻度間の類似性との間の相関関係がある。3、標準偏差の2倍以上の価格変動が生じうる理由は市場参加者の予測行動と関係する。4、エージェントモデルの行動頻度と対数収益率に対応する変数に対して、平均場的な縮約近似を行うことによりエージェントのパラメータ変化に起因した時変パラメータを含む時変多変量自己回帰過程(時変VARモデル)を導出した。エージェント集団に対して、行動頻度の周期的振る舞いの構造および、それらの類似性の時間変化を調べることにより、参加者集団の組織構造および参加者の内部状態を推定できる可能性を示した。このことは、エージェント集団の情報伝達の構造と内部状態を推定する方法として、行動頻度で観測される確率共鳴(共振)現象および行動頻度間の類似性構造を利用することに対する理論的根拠を与えた意義がある。また、本研究成果は、金融市場を含む人間の社会活動を、観測可能な行動の様子を網羅的に収集することにより、個人を特定することなく匿名性の高い状況で定量化・可視化するための基礎技術となり、重要な見地をもたらした。
英文摘要
エージェントの情報の知覚から行動に至る過程を心理学で提唱されているSatirの7段階モデルに基づきモデル化し、前年度に提案したN人の市場参加者がM種類の金融商品を交換する金融市場のエージェントモデルを説明能力の高まる方向に拡張した。そして、平成17年度と18年度に実施した実証分析から得られた観測事実と対比しながらモデルの数値分析および理論分析を行い以下の成果を得た:1、行動頻度のスペクトル分析の結果得られた特徴的周期成分の周波数のグループ構造は市場参加者の情報の知覚と行動に関するグループ構造と関係する可能性がある。2、エージェントの情報の知覚と行動を決定するパラメータの動的変化に応じて、行動頻度と注文価格の類似度の動的変化が生じており、エージェントのパラーメータ分布形状と行動頻度間の類似性との間の相関関係がある。3、標準偏差の2倍以上の価格変動が生じうる理由は市場参加者の予測行動と関係する。4、エージェントモデルの行動頻度と対数収益率に対応する変数に対して、平均場的な縮約近似を行うことによりエージェントのパラメータ変化に起因した時変パラメータを含む時変多変量自己回帰過程(時変VARモデル)を導出した。エージェント集団に対して、行動頻度の周期的振る舞いの構造および、それらの類似性の時間変化を調べることにより、参加者集団の組織構造および参加者の内部状態を推定できる可能性を示した。このことは、エージェント集団の情報伝達の構造と内部状態を推定する方法として、行動頻度で観測される確率共鳴(共振)現象および行動頻度間の類似性構造を利用することに対する理論的根拠を与えた意義がある。また、本研究成果は、金融市場を含む人間の社会活動を、観測可能な行動の様子を網羅的に収集することにより、個人を特定することなく匿名性の高い状況で定量化・可視化するための基礎技術となり、重要な見地をもたらした。
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Characteristic time scales of tick quotes on foreign exchange markets : an empirical study and agent-based model
外汇市场报价的特征时间尺度:实证研究和基于代理的模型
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
The European Physical Journal B 50
影响因子:
--
作者:
[佐藤彰洋, 大城純平, 新谷幸平, A.-H.Sato]
通讯作者:
A.-H.Sato
3択行動エージェントによる金融市場のモデル化
使用三选择行为代理的金融市场建模
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
情報処理学会論文誌数理モデル化と応用 48・SIG2
影响因子:
--
作者:
[A.-H. Sato, J.A. Holyst, 佐藤彰洋]
通讯作者:
佐藤彰洋
外国為替市場の高頻度経済時系列を用いたティック頻度情報の分析
利用外汇市场高频经济时间序列分析报价频率信息
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
統計数理研究所共同研究リポート 198
影响因子:
--
作者:
[佐藤彰洋, 大城純平, 新谷幸平]
通讯作者:
新谷幸平
外国為替市場における周期的集団行動間の関係性
外汇市场周期性集体行为之间的关系
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
統計数理研究所共同研究リポート 209
影响因子:
--
作者:
[A.-H. Sato, J.A. Holyst]
通讯作者:
J.A. Holyst
オープンマーケットのゆらぎ
公开市场的波动
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
統計数理研究所共同研究レポート 177
影响因子:
--
作者:
[佐藤彰洋, 大城純平, 新谷幸平, A.-H.Sato, A.-H.Sato, 佐藤彰洋]
通讯作者:
佐藤彰洋
共 8 条
DNSセキュリティにおける検出結果の効率的な分析に関する研究
-
批准号:24K14932
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2024
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负责人:佐藤 彰洋
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依托单位:
衛星ビッグデータからの知識発見を可能とするインタラクティブ統計分析手法の開発
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批准号:24K14859
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2024
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负责人:佐藤 彰洋
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依托单位:
キャンパスBYODを見据えた効率的な暗号化通信の分析に関する研究
-
批准号:21K11848
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.5万
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财政年份:2021
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负责人:佐藤 彰洋
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依托单位:
長距離・長時間の相互作用を有する系の統計動力学的研究
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批准号:00J06178
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.51万
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财政年份:2000
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负责人:佐藤 彰洋
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依托单位:
海外基金