東アジアの鳥類におけるDNAバーコード化の検討

东亚鸟类 DNA 条形码检查

• 批准号: 17770076
• 负责人: 西海 功
• 金额: $ 2.3万
• 依托单位: National Museum of Nature and Science, Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2005
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2005 至 2006
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17770076/
• 关键词: 生命のバーコード; ミトコンドリアCOI領域; 鳥類; アジア; 旧北区; シロハラ上種; 隠蔽種; 種内の遺伝的変異

科学博物館が収蔵している東アジアの鳥類DNA標本を用いて、DNAバーコーディングでターゲット領域とされているミトコンドリアCOI領域を解析した。北米の鳥類では、96%の種において種内変異が2%以内に収まり、種間の差異が2%以上となることで、COI領域を使えば2%を境界に種を分けることが可能とされた(Hebert et al. 2004)。ところが東アジアで調べると、ツグミ属のうちシロハラ上種に属する4種はすべての種間で2%以内の差異しかないことが判明した。また、種内の変異においては分析した3割の種(20種中6種;メボソムシクイ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、カケス)で2%を超える種内変異が見られた。東アジアの鳥類では種内変異は2%以下であるとみなすことはできず、亜種が違えばCOI領域の塩基配列も5%程度までは違ってくる可能性が示唆された。韓半島と日本の集団間での種内変異は小さいが、特に台湾と日本の集団間の変異がいくつかの種で大きいことがわかった。また、ウチヤマセンニュウとシマセンニュウは亜種間の系統が入り乱れており、両種とも単系統群でないことが示された。これらの結果から、1)DNAバーコーディングをおこなう際には鳥類ではすべての亜種の配列を押さえておく必要があること、2)東アジア地域のいくつかの鳥類は隠蔽種が存在するなど種の分類を見直す必要があることがわかった。以上の結果について、日本鳥学会盛岡大会で発表し、またウチヤマセンニュウとシマセンニュウの分子系統と形態進化分類について国際鳥学会ハンブルグ大会で発表した。さらに、1)小笠原諸島を分布の東端とする小鳥類の小笠原集団についてバウチャー標本とDNAを採集して分析し、2)国内外の諸機関の研究者に共同研究を呼びかけて、鳥類DNAバーコーディングの本格的実施に向けた準備をおこなった。

Science museum が 収 蔵 し て い る east ア ジ ア の を birds DNA specimen with い て, DNA バ ー コ ー デ ィ ン グ で タ ー ゲ ッ ト field と さ れ て い る ミ ト コ ン ド リ ア COI field analytical し を た. North m の birds で は, 96% の に お い て intraspecific variations different が within 2% に 収 ま り more than 2%, the difference of interspecific の が と な る こ と で, COI を make え ば 2% を realm に kind を points け る こ と が may と さ れ た (Hebert et al. 2004). と こ ろ が east ア ジ ア で adjustable べ る と, ツ グ ミ is の う ち シ ロ ハ ラ に species on す る four は す べ て の interspecific で の difference less than 2% し か な い こ と が.at し た. ま た, intraspecific の - different に お い て は analysis し た cut の 3 kinds of (6; in 20 メ ボ ソ ム シ ク イ, ヤ マ ガ ラ, ゴ ジ ュ ウ カ ラ, メ ジ ロ, カ ワ ラ ヒ ワ, カ ケ ス) で 2% を super え る intraspecific variations see different が ら れ た. East ア ジ ア の birds で は intraspecific variations under different は 2% で あ る と み な す こ と は で き ず, 亜 が violations え ば COI field の salt base with degree of 5% も ま で は violations っ て く が る possibility in stopping さ れ た. Between the Korean peninsula と の set 団 で の kind of small variations in different は さ い が, に の between Taiwan と Japan の set 団 - different が い く つ か の で large き い こ と が わ か っ た. ま た, ウ チ ヤ マ セ ン ニ ュ ウ と シ マ セ ン ニ ュ ウ は 亜 interspecific が の system into り disorderly れ て お り, struck と も 単 system group で な い こ と が shown さ れ た. こ れ ら の results か ら, 1) DNA バ ー コ ー デ ィ ン グ を お こ な う interstate に は birds で は す べ て の 亜 kind の match column を sign さ え て お く necessary が あ る こ と, 2) east ア ジ ア regional の い く つ か の birds は government exist all kinds of が す る な ど の classified を see straight す necessary が あ る こ と が わ か っ た. の above results に つ い て, Japanese society morioka conference で 発 table し, ま た ウ チ ヤ マ セ ン ニ ュ ウ と シ マ セ ン ニ ュ ウ の と form molecular system evolution classification に つ い て international society for bird ハ ン ブ ル グ assembly で 発 table し た. さ ら に, 1) the bonin islands を distribution の eastside と す る small birds の bonin set 団 に つ い て バ ウ チ ャ と DNA を ー specimen collection し て analysis し, 2) at home and abroad all の machine masato の researchers に common を shout び か け て, birds DNA バ ー コ ー デ ィ ン グ の に this case be applied to the け た prepare を お こ な っ た.

项目成果

日本列島の自然史(海を越えてきた烏たちの今)(国立科学博物館編)

日本列岛的自然史（渡海乌鸦的现状）（国立科学博物馆编）

• 发表时间: 2006
• 作者: Nishiumi;I.;C.Yao;D.S.Saito;R.-S.Lin;西海 功
• 通讯作者: 西海 功

Strong influence of the last two glacial periods and the late Pliocene on the latitudinal population structure of resident songbirds in Far East.

最后两次冰期和上新世晚期对远东留鸟的纬度种群结构的强烈影响。

• 发表时间: 2006
• 期刊: Mem.Natn.Sci.Mus., Tokyo (44)(印刷中)
• 作者: Nishiumi;I.;C.Yao;D.S.Saito;R.-S.Lin
• 通讯作者: R.-S.Lin