可動性遺伝因子による部位特異的染色体切断を利用した組換えの研究
可動性遺伝因子による部位特異的染色体切断を利用した組換えの研究
批准号:
18870024
负责人:
福田 智行
金额:
$1.74万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
減数分裂期組換えは、Spollタンパク質が染色体DNAを切断することで開始され、切断が相同染色体を鋳型とした相同組換えで修復されることで完了する。この際の各染色体上には、SpollによるDNA切断が高頻度に生じる箇所(ホットスポット)が集中する領域(ホットドメイン)と、切断がほとんど生じない領域(コールドドメイン)とが特徴的に分布する。こうした減数分裂期組換えの位置を制御する機構の解明を目的として、出芽酵母の染色体にSpollや他のヌクレアーゼをターゲッティングすることで人為的な切断を導入するというアプローチを試みた。その結果、Spollを強制的にコールドドメインに結合させても切断は著しく妨げられることが明らかになった。更に、ホットドメインではSpollが多量体化して切断反応を活性化するのに対し、コールドドメインではたとえ染色体に結合しても単量体のままであることを見いだした。以上から、染色体領域に依存したSpollの活性化あるいは抑制機構の存在が示唆された。次に、ホットスポット近傍に人為的な染色体切断を引き起こし、その効果を解析した。その結果、導入した切断がホットスポットでの切断を抑制することを観察した。この効果は広範囲(30kb以上)に渡って見られ、導入した切断の活性が高いほどより強く作用していた。また、抑制効果は切断の生じた染色体上だけでなく、切断が生じていない相同染色体上のホットスポットにも作用していた。一方、ホットスポットの必要条件を満たした箇所が近傍に複数存在している場合には、切断の活性化をめぐって互いが競合することと、この競合は同一染色体にのみに作用し、相同染色体上へは作用しないこととを明らかにした。かくして、減数分裂期組換えが特定の領域でごく少数だけ起きるように、切断の前後で複数の制御が存在していることが示唆された。
英文摘要
減数分裂期組換えは、Spollタンパク質が染色体DNAを切断することで開始され、切断が相同染色体を鋳型とした相同組換えで修復されることで完了する。この際の各染色体上には、SpollによるDNA切断が高頻度に生じる箇所(ホットスポット)が集中する領域(ホットドメイン)と、切断がほとんど生じない領域(コールドドメイン)とが特徴的に分布する。こうした減数分裂期組換えの位置を制御する機構の解明を目的として、出芽酵母の染色体にSpollや他のヌクレアーゼをターゲッティングすることで人為的な切断を導入するというアプローチを試みた。その結果、Spollを強制的にコールドドメインに結合させても切断は著しく妨げられることが明らかになった。更に、ホットドメインではSpollが多量体化して切断反応を活性化するのに対し、コールドドメインではたとえ染色体に結合しても単量体のままであることを見いだした。以上から、染色体領域に依存したSpollの活性化あるいは抑制機構の存在が示唆された。次に、ホットスポット近傍に人為的な染色体切断を引き起こし、その効果を解析した。その結果、導入した切断がホットスポットでの切断を抑制することを観察した。この効果は広範囲(30kb以上)に渡って見られ、導入した切断の活性が高いほどより強く作用していた。また、抑制効果は切断の生じた染色体上だけでなく、切断が生じていない相同染色体上のホットスポットにも作用していた。一方、ホットスポットの必要条件を満たした箇所が近傍に複数存在している場合には、切断の活性化をめぐって互いが競合することと、この競合は同一染色体にのみに作用し、相同染色体上へは作用しないこととを明らかにした。かくして、減数分裂期組換えが特定の領域でごく少数だけ起きるように、切断の前後で複数の制御が存在していることが示唆された。
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DOI:
10.1101/gad.1626608
发表时间:
2008-02-01
期刊:
GENES & DEVELOPMENT
影响因子:
10.5
作者:
[Sasanuma, Hiroyuki, Hirota, Kouji, Ohta, Kunihiro]
通讯作者:
Ohta, Kunihiro
"酵母のすべて"分担執筆「組換え、修復、突然変異」
《关于酵母的一切》合着《重组、修复、突变》
DOI:
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发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[福田 智行, 太田 邦史]
通讯作者:
太田 邦史
Conditional genomic rearrangement by designed meiotic recombination using VDE (PI-SceI) in yeast.
在酵母中使用 VDE (PI-SceI) 通过设计减数分裂重组进行条件基因组重排。
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Mol. Genet. Genomics 278
影响因子:
--
作者:
[Fukuda T., Ohya Y., Ohta K.]
通讯作者:
Ohta K.
Multiple mechanisms govern the distribution of meiotic recombination through the control of Spollp-mediated double-strand break formation
多种机制通过控制 Spollp 介导的双链断裂形成来控制减数分裂重组的分布
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Fukuda T, et. al.]
通讯作者:
et. al.
Targeted induction of meiotic double-strand breaks reveals chromosomal domain-dependent regulation of Spoll and interactions among potential sites of meiotic recombination
减数分裂双链断裂的靶向诱导揭示了 Spoll 的染色体结构域依赖性调节以及减数分裂重组潜在位点之间的相互作用
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
Nucleic Acids Research 36
影响因子:
--
作者:
[Fukuda T, et. al.]
通讯作者:
et. al.
オルガネラを選択的オートファジーで分解する機構と生理的意義
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批准号:23K05679
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:福田 智行
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依托单位:
哺乳類シナプトネマ複合体の分子ネットワークの解明
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批准号:25891015
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项目类别:Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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资助金额:$1.75万
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财政年份:2013
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负责人:福田 智行
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依托单位:
出芽酵母の可動性DNA領域VDEがゲノム中で伝播する分子機構に関する研究
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批准号:02J08383
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.92万
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财政年份:2002
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负责人:福田 智行
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依托单位:
海外基金