原子核媒質中におけるハドロンの性質とカイラル対称性の回復
原子核媒質中におけるハドロンの性質とカイラル対称性の回復
批准号:
06J08661
负责人:
永廣 秀子
金额:
$2.18万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2008
中文摘要
本研究は、カイラル対称性の観点から、中間子や中間子と原子核が構成する系の構造・性質を明らかにすることを目指し、QCDで非常に重要な役割を果たすと思われるカイラル対称性とその破れの機構について明らかにすることを目的とした。本年度は、特にエキゾチックハドロンと呼ばれる共鳴状態に注目した。近年、従来考えられていたような単純な3quarkもしくは、quark-反quark対の描像では説明できない共鳴状態がいくつか実験的に発見されてきた。そのようなエキゾチックな状態は、4quark以上のマルチクォーク状態や、複数のよりエネルギーの低いハドロンの分子状態として記述されるのではないかと考えられている。本研究では、軸性ベクトル中間子に注目した。この中間子がカイラル対称性を持つ有効模型を用いてベクトル中間子と擬スカラー中間子の束縛状態として記述されるという立場に立ち、その光崩壊幅の評価を行うことで、こゐ軸性べクトル中間子がどのような状態であるべきなのか、その実験的な検証の可能性を探った。また、カイラル対称性の回復と関係すると考えられているω中間子の質量変化を観測することを目的として、π中間子入射ビームを用いたω中間子原子核束縛系の生成可能性について評価を行い、それが現実の実験で観測可能であることを示した。具体的に実験研究者との議論を行い、当該実験の実現可能性についても議論を行った。
英文摘要
本研究は、カイラル対称性の観点から、中間子や中間子と原子核が構成する系の構造・性質を明らかにすることを目指し、QCDで非常に重要な役割を果たすと思われるカイラル対称性とその破れの機構について明らかにすることを目的とした。本年度は、特にエキゾチックハドロンと呼ばれる共鳴状態に注目した。近年、従来考えられていたような単純な3quarkもしくは、quark-反quark対の描像では説明できない共鳴状態がいくつか実験的に発見されてきた。そのようなエキゾチックな状態は、4quark以上のマルチクォーク状態や、複数のよりエネルギーの低いハドロンの分子状態として記述されるのではないかと考えられている。本研究では、軸性ベクトル中間子に注目した。この中間子がカイラル対称性を持つ有効模型を用いてベクトル中間子と擬スカラー中間子の束縛状態として記述されるという立場に立ち、その光崩壊幅の評価を行うことで、こゐ軸性べクトル中間子がどのような状態であるべきなのか、その実験的な検証の可能性を探った。また、カイラル対称性の回復と関係すると考えられているω中間子の質量変化を観測することを目的として、π中間子入射ビームを用いたω中間子原子核束縛系の生成可能性について評価を行い、それが現実の実験で観測可能であることを示した。具体的に実験研究者との議論を行い、当該実験の実現可能性についても議論を行った。
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Study of possible omega bound states in nuclei with the (gamma, p) reaction
通过 (gamma, p) 反应研究原子核中可能的 omega 结合态
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Physical Review C C75
影响因子:
--
作者:
[M. Kaskulov, H. Nagahiro, S. Hirenzaki, E. Oset]
通讯作者:
E. Oset
DOI:
10.1103/physrevd.77.034017
发表时间:
2008-02
期刊:
Physical Review D
影响因子:
5
作者:
[H. Nagahiro;Luis Roca;E. Oset]
通讯作者:
H. Nagahiro;Luis Roca;E. Oset
Role of meson loops in the f_0(1370), f_0(1500), and f_0(1710) decays into V\gamma
f_0(1370)、f_0(1500) 和 f_0(1710) 中介子环的作用衰减为 Vgamma
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
Physical Review D 78
影响因子:
--
作者:
[Hideko Nagahiro, et al.]
通讯作者:
et al.
In-Flight (K^-,p) reactions for the Formation of Kaonic Atoms and Kaonic Nuclei in Green function method
格林函数法中形成 Kaonic 原子和 Kaonic 核的飞行 (K^-,p) 反应
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Phys. Rev. C 74
影响因子:
--
作者:
[J.Yamagata, H.Nagahiro, S.Hirenzaki]
通讯作者:
S.Hirenzaki
DOI:
10.1103/physrevd.79.014015
发表时间:
2008-09
期刊:
Physical Review D
影响因子:
5
作者:
[H. Nagahiro;L. Roca;A. Hosaka;E. Oset]
通讯作者:
H. Nagahiro;L. Roca;A. Hosaka;E. Oset
共 10 条
QCDが持つ対称性とハドロンの性質及び有限密度効果の関係の解明
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批准号:24K07051
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.58万
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财政年份:2024
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负责人:永廣 秀子
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依托单位:
中間子原子核に反映される有限密度における対称性の効果
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批准号:21K03536
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.91万
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财政年份:2021
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负责人:永廣 秀子
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依托单位: