混合状態における量子計算アルゴリズムの理論的、数値的研究
混合状態における量子計算アルゴリズムの理論的、数値的研究
批准号:
06J08962
负责人:
齋藤 暁
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
今年度は、混合状態にある物理系で量子計算を実施するために不可欠とされる非古典的相関とその緩和の抑制について研究を行った。量子多体系が、構成する部分系の間に非古典的な相関を持つことで計算の量子性を担保することができる。何を持って非古典的な相関というかは諸説あるが、本研究ではOppenheim-Horodeckiの理論を踏まえて、系を表す密度行列の固有基底が局所的な系の固有基底の直積の形に書けないとき、系は非古典的な相関を持つという定義を採用した。(もちろん、非古典的相関の定義の中ではエンタングルメントが主流である。)この定義に基づいて非古典相関量の測度を幾つか提案し、理論及び数値計算で典型的な密度行列に対して値を求めた[1,2,3]。そのような測度は、(i)直積で表される固有基底を持つ密度行列に対してはゼロであり、(ii)値が局所的な基底の取り方に依らず、(iii)加法性を満たすことが要求される。非古典性の緩和による減衰とその抑制方法を評価するために、新しい緩和モデルを導入し、そのモデルに基づいて、2量子ビットからなる簡単な系では理論的に、量子ビット-ボソン系については数値的に緩和過程を評価した[4,5]。このモデルでは、単位時間当たりある確率で、主たる系の周りに局所化した環境系がより大きな環境系に散逸し、代わりに熱平衡状態にある環境系に置き換わる。散逸確率が0近傍だけでなく1近傍でも、主たる系のコヒーレンスや非古典的相関量が良く保たれることが明らかになった。同様の現象は、他のモデルではこれまでにもZeno-like効果やLocalization Stabilized by Noiseとして知られていたが、このモデルにおいては量子Wipe効果と呼ぶことにした。[1]A. SaiToh, R. Rahimi, M. Nakahara, submitted to PRA [2]A. SaiToh R. Rahimi, M. Nakahar, to appear in Proc. NIC@QS'07 [3]A. SaiToh, R. Rahimi, M. Nakahara, submitted to PRL [4]R. Rahimi, A. SaiToh, M. Nakahara, J. Phys. Soc. Japan 76, 114007 (2007) [5]R. Rahimi, A. SaiToh, M. Nakahara, to appear in Proc. NIC@QS'07
英文摘要
今年度は、混合状態にある物理系で量子計算を実施するために不可欠とされる非古典的相関とその緩和の抑制について研究を行った。量子多体系が、構成する部分系の間に非古典的な相関を持つことで計算の量子性を担保することができる。何を持って非古典的な相関というかは諸説あるが、本研究ではOppenheim-Horodeckiの理論を踏まえて、系を表す密度行列の固有基底が局所的な系の固有基底の直積の形に書けないとき、系は非古典的な相関を持つという定義を採用した。(もちろん、非古典的相関の定義の中ではエンタングルメントが主流である。)この定義に基づいて非古典相関量の測度を幾つか提案し、理論及び数値計算で典型的な密度行列に対して値を求めた[1,2,3]。そのような測度は、(i)直積で表される固有基底を持つ密度行列に対してはゼロであり、(ii)値が局所的な基底の取り方に依らず、(iii)加法性を満たすことが要求される。非古典性の緩和による減衰とその抑制方法を評価するために、新しい緩和モデルを導入し、そのモデルに基づいて、2量子ビットからなる簡単な系では理論的に、量子ビット-ボソン系については数値的に緩和過程を評価した[4,5]。このモデルでは、単位時間当たりある確率で、主たる系の周りに局所化した環境系がより大きな環境系に散逸し、代わりに熱平衡状態にある環境系に置き換わる。散逸確率が0近傍だけでなく1近傍でも、主たる系のコヒーレンスや非古典的相関量が良く保たれることが明らかになった。同様の現象は、他のモデルではこれまでにもZeno-like効果やLocalization Stabilized by Noiseとして知られていたが、このモデルにおいては量子Wipe効果と呼ぶことにした。[1]A. SaiToh, R. Rahimi, M. Nakahara, submitted to PRA [2]A. SaiToh R. Rahimi, M. Nakahar, to appear in Proc. NIC@QS'07 [3]A. SaiToh, R. Rahimi, M. Nakahara, submitted to PRL [4]R. Rahimi, A. SaiToh, M. Nakahara, J. Phys. Soc. Japan 76, 114007 (2007) [5]R. Rahimi, A. SaiToh, M. Nakahara, to appear in Proc. NIC@QS'07
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Nonclassical correlation of a multipartite quantum system: two measures and evaluation
多部分量子系统的非经典相关性:两种测量和评估
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Akira SaiToh, Robabeh Rahimi, and Mikio Nakahara]
通讯作者:
and Mikio Nakahara
Coherence conservation by quantum wipe effect
量子擦除效应的相干性守恒
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[R. Rahimi, A. SaiToh, M. Nakahara]
通讯作者:
M. Nakahara
DOI:
10.1103/physreva.75.032317
发表时间:
2006-08
期刊:
Physical Review A
影响因子:
2.9
作者:
[R. Rahimi;A. Saitoh;M. Nakahara;M. Kitagawa]
通讯作者:
R. Rahimi;A. Saitoh;M. Nakahara;M. Kitagawa
Matrix-product-state simulation of an extended Bruschweiler bulk-ensemble database search
扩展 Bruschweiler 整体数据库搜索的矩阵产品状态模拟
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Physical Review A 73
影响因子:
--
作者:
[Akira SaiToh, Masahiro Kitagawa]
通讯作者:
Masahiro Kitagawa
Matrix product state simulation for the study of quantum information processing: An introductory lecture
用于量子信息处理研究的矩阵积态模拟:入门讲座
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Akira SaiToh, Robabeh Rahimi, Akira SaiToh]
通讯作者:
Akira SaiToh
共 18 条
A multiprecision numerical renormalization group method applied for prime factorization
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批准号:18K11344
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.33万
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财政年份:2018
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负责人:齋藤 暁
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依托单位:
The absence of the theory of the state in the constitutional law in Postwar Japan
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批准号:17J09330
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.58万
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财政年份:2017
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负责人:齋藤 暁
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依托单位:
海外基金