多声性を保障する言説空間と環境倫理

保证复调性和环境伦理的话语空间

• 批准号: 06J11133
• 负责人: 福永 真弓
• 金额: $ 1.22万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2006
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2006 至 2007
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-06J11133/
• 关键词: 多声性; 正義; 正統性; 現場; 環境倫理; アメリカ合衆国; 学際性; 言説空間; 道徳的多元主義; 記憶; 地域資源管理; 環境正義

本研究は,昨今の環境倫理学の閉塞的状況をふまえて,現場から環境倫理を新たにたちあげることを目的とするものであった.具体的には,道徳的多元性を担保すると同時に,多様な人々のあいだを調停し,かけがえのない〈生〉を保障する正義を備えた環境倫理の枠組みを,事例研究を基に構想しようとするものであった.筆者は,米国カリフォルニア州マトール川流域の事例を,社会学的フィールドワークを行って分析し,「〈応答と関係の場〉で開かれる正統化のダイナミズム」という理論的枠組みを抽出した.そして,これまでの環境思想や環境倫理学,および環境思想周辺の近接分野の研究,たとえば現象学的場所論などとの比較検討を通じて,それを理論的に深化させ,道徳多元性と正義に開かれた,新たな環境倫理の枠組みを提示した.学際的な研究であり,実証と理論を明確に結び付けた本研究は,環境倫理学の新たな展開として非常に意義深いものである.また,これまで政治経済学や地域研究など,ばらばらに扱われていた人文社会科学の環境問題研究について,一つの共通する理論的土台を与えるものであり,その意味で,環境倫理学を再び,多様な学際的な研究における重要な参照されるべき分野として位置づけなおす研究でもある.なお,本研究の業績は,12月に東京大学に提出した博士論文『多声性の環境倫理-流域の保全再生をめぐる正統性再構築のダイナミズムを軸に』にまとめられた(2008年3月博士号(環境学)取得).

This study aims to explore the current situation of environmental ethics. Specific aspects of the diversity of ethics guarantee that, at the same time, a variety of people in the middle of the mediation, the protection of life, justice, environmental ethics group, case studies, basic assumptions, and so on. The author analyzes the case of the river basin in the United States and the sociological theory, and extracts the theoretical group of the theory of "the field of the relationship between the two sides". Environmental ethics, environmental thinking, environmental ethics, environmental thinking, environmental ethics, environmental This study is a new development of environmental ethics and has profound significance. Political science and regional studies, humanities and social sciences and environmental issues research, a common theory of the soil platform and the meaning of environmental ethics, a variety of interdisciplinary research, important reference, division and location of research. The results of this research were presented in December at the University of Tokyo with a doctoral thesis entitled "Environmental Ethics of Multi-Sound-Conservation and Regeneration of Watershed"(Ph.D., Environmental Science, March 2008).

项目成果

鮭の記憶の語りから生まれる言説空間と正統性-米国カリフォルニア州マトール川流域を事例に-

鲑鱼记忆叙事创造的话语空间与合法性——以美国加利福尼亚州马托尔河流域为例——

• 发表时间: 2007
• 期刊: 社会学評論 (印刷中)
• 作者: Ryota Kikuchi;Hiroyuki Kusuhara;Kunio Shiota;and Yuichi Sugiyama;KenjiNagai;長井 謙治;長井謙治;長井謙治;Kenji Nagai;長井謙治;Kenji Nagai;長井 謙治;長井 謙治(共著);福永真弓;福永真弓
• 通讯作者: 福永真弓

現場から環境倫理をたちあげるために-その戦略群について-

从现场提高环境伦理 -关于策略-

• 发表时间: 2006
• 期刊: 公共研究 第3巻第2号
• 作者: Ryota Kikuchi;Hiroyuki Kusuhara;Kunio Shiota;and Yuichi Sugiyama;KenjiNagai;長井 謙治;長井謙治;長井謙治;Kenji Nagai;長井謙治;Kenji Nagai;長井 謙治;長井 謙治(共著);福永真弓;福永真弓;福永真弓
• 通讯作者: 福永真弓

松永澄夫編, 『環境-文化と政策』東信堂

松永澄夫（主编），《环境文化与政策》 Toshindo

• 发表时间: 2008
• 作者: Ryota Kikuchi;Hiroyuki Kusuhara;Kunio Shiota;and Yuichi Sugiyama;KenjiNagai;長井 謙治;長井謙治;長井謙治;Kenji Nagai;長井謙治;Kenji Nagai;長井 謙治;長井 謙治(共著);福永真弓;福永真弓;福永真弓;福永 真弓;福永 真弓
• 通讯作者: 福永 真弓

共同性と規範創出のダイナミズムと環境倫理-魅力と危うさのはざまで-

社区性、规范创造和环境伦理的活力——魅力与危险之间——

• 发表时间: 2007
• 作者: Ryota Kikuchi;Hiroyuki Kusuhara;Kunio Shiota;and Yuichi Sugiyama;KenjiNagai;長井 謙治;長井謙治;長井謙治;Kenji Nagai;長井謙治;Kenji Nagai;長井 謙治;長井 謙治(共著);福永真弓;福永真弓;福永真弓;福永 真弓
• 通讯作者: 福永 真弓

正統性の生まれる場としての流域-現場から環境倫理を再考するために

分水岭作为合法性诞生的地方：从实地重新考虑环境伦理

• 发表时间: 2007
• 期刊: 現代文明学研究 第8号
• 作者: Ryota Kikuchi;Hiroyuki Kusuhara;Kunio Shiota;and Yuichi Sugiyama;KenjiNagai;長井 謙治;長井謙治;長井謙治;Kenji Nagai;長井謙治;Kenji Nagai;長井 謙治;長井 謙治(共著);福永真弓
• 通讯作者: 福永真弓