銀河における多様な物理状態にある領域でのガス密度と星形成率の関係
銀河における多様な物理状態にある領域でのガス密度と星形成率の関係
批准号:
06J11369
负责人:
小麦 真也
金额:
$1.79万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2008
中文摘要
平成18年度から行っていた系外銀河中心部の一酸化炭素12COJ=(1-0)のサーベイを完了し、初期成果を査読論文化した。星形成の物理過程に関する議論の前段階としてガスの物理状態についての成果である。これまで知られていた銀河中心部の棒状構造(バー)以外にも、中心部の星の球状分布(バルジ)も分子ガスの中心集中にバーとは独立のメカニズムとして寄与している事をしめした。これは、本研究のように多数の銀河を観測するという観点から可能になったものである。また、我々の銀河に最も近い系外銀河の一つであるM33のガス及びダストの大規模サーベイ観測を開始・部分的完了した。南米チリに東京大学・国立天文台・その他によって設置されたASTEサブミリ波望遠鏡、および米国マサチューセッツ大学らによって開発されたボロメータアレイ検出器AzTECを用いてM33の全面にわたってを波長1.1mnで観測した。角度分解能、感度、サーベイ面積としては過去のサブミリ波マッピングサーベイの中でも抜きんでているデータである。本データと米国の赤外線衛星Spitzerによる波長160μmでのデータを組み合わせる事により、M33の低温ダストの質量分布・温度分布を高い分解能で描き出した。その結果、世界で初めて低温ダストの温度に動径勾配が存在することを実証し、星形成領域近傍のダストも中小質量星に起因する星間輻射場が加熱源である可能性をしめした。さらに、それを実証するために可視分光による酸素輝線、波長2.1μm(Kバンド)、Hα輝線、波長24μmのデータを多面的に用いて、個々の星形成領域に関してダストの加熱源に関する考察を行った。この結果、やはり星形成領域近傍での低温ダストの加熱源はその中心に存在する大質量星ではなく、中小質量星であることをしめした。これは従来予想されていなかった結果であり、注目されている。本成果は、申請者の学位論文としてまとめられた。
英文摘要
平成18年度から行っていた系外銀河中心部の一酸化炭素12COJ=(1-0)のサーベイを完了し、初期成果を査読論文化した。星形成の物理過程に関する議論の前段階としてガスの物理状態についての成果である。これまで知られていた銀河中心部の棒状構造(バー)以外にも、中心部の星の球状分布(バルジ)も分子ガスの中心集中にバーとは独立のメカニズムとして寄与している事をしめした。これは、本研究のように多数の銀河を観測するという観点から可能になったものである。また、我々の銀河に最も近い系外銀河の一つであるM33のガス及びダストの大規模サーベイ観測を開始・部分的完了した。南米チリに東京大学・国立天文台・その他によって設置されたASTEサブミリ波望遠鏡、および米国マサチューセッツ大学らによって開発されたボロメータアレイ検出器AzTECを用いてM33の全面にわたってを波長1.1mnで観測した。角度分解能、感度、サーベイ面積としては過去のサブミリ波マッピングサーベイの中でも抜きんでているデータである。本データと米国の赤外線衛星Spitzerによる波長160μmでのデータを組み合わせる事により、M33の低温ダストの質量分布・温度分布を高い分解能で描き出した。その結果、世界で初めて低温ダストの温度に動径勾配が存在することを実証し、星形成領域近傍のダストも中小質量星に起因する星間輻射場が加熱源である可能性をしめした。さらに、それを実証するために可視分光による酸素輝線、波長2.1μm(Kバンド)、Hα輝線、波長24μmのデータを多面的に用いて、個々の星形成領域に関してダストの加熱源に関する考察を行った。この結果、やはり星形成領域近傍での低温ダストの加熱源はその中心に存在する大質量星ではなく、中小質量星であることをしめした。これは従来予想されていなかった結果であり、注目されている。本成果は、申請者の学位論文としてまとめられた。
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近傍銀河M33の低温ダストとその加熱源
M33星系附近的低温尘埃及其热源
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shinya KOMUGI, Yoshiaki SOFUE, Fumi EGUSA, 小麦真也]
通讯作者:
小麦真也
Star Formation Law as a Function of Galactic Properties
恒星形成定律作为星系特性的函数
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shinya KOMUGI, Yoshiaki SOFUE, Fumi EGUSA, 小麦真也, 小麦 真也, Shinya KOMUGI]
通讯作者:
Shinya KOMUGI
Threshold between Spontaneous and Cloud-Collisional Star Formation
自发恒星形成和云碰撞恒星形成之间的阈值
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Publications of the Astronomical Society of Japan 58
影响因子:
--
作者:
[Shinya KOMUGI, Yoshiaki SOFUE, Fumi EGUSA]
通讯作者:
Fumi EGUSA
近傍銀河中心部のCO(J=1-0)サーベイ:銀河形態の関数としての星形成則II
CO(J=1-0) 附近星系中心的调查:恒星形成规则作为星系形态的函数 II
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shinya KOMUGI, Yoshiaki SOFUE, Fumi EGUSA, 小麦真也, 小麦 真也]
通讯作者:
小麦 真也
DOI:
10.1086/590469
发表时间:
2008-05
期刊:
The Astrophysical Journal Supplement Series
影响因子:
--
作者:
[S. Komugi;Y. Sofue;K. Kohno;H. Nakanishi;S. Onodera;F. Egusa;K. Muraoka]
通讯作者:
S. Komugi;Y. Sofue;K. Kohno;H. Nakanishi;S. Onodera;F. Egusa;K. Muraoka
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