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プロテオミクス法による橋本脳症の新規自己抗体の探究

利用蛋白质组学方法探索桥本脑病的新型自身抗体

基本信息

批准号：
18790591
负责人：
藤井明弘
金额：
$ 2.11万
依托单位：
University of Fukui
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2006
资助国家：
日本
起止时间：
2006 至 2007
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18790591/
关键词：
橋本脳症プロテオミクス自己抗体

项目摘要

【目的】抗NAE抗体陰性の橋本脳症患者におけて,1)新規自己抗体の検索,2)その自己抗体の認識抗原候補の同定を行った.【対象】甲状腺自己抗体陽性を有し,亜急性の中枢神経症状(不随意運動など)を呈し,ステロイド反応性を満たした抗NAE抗体陰性の橋本脳症患者(65歳・女性).【方法】1)抗NAE抗体陰性患者における新規自己抗体の検索:抗NAE抗体陰性の橋本脳症患者血清を用いて2次元免疫ブロット(脳灰白質蛋白を2次元電気泳動し,ウエスタンブロット後,患者血清および対照血清で免疫染色)によって患者に特異的なスポットを検出した.2)MALDI-TOF/MSによる標的抗原候補蛋白の同定:上記の2次元免疫ブロットにて,橋本脳症患者に特異的に認められたスポットを自己抗体の標的抗原候補とし,ペプチドマスフィンガープリント法にて標的抗原候補蛋白を同定した.【結果】1)正常コントロールと比較して,患者血清に対しては,脳灰白質蛋白の29kDaの蛋白に特異的に反応するスポットが検出された.2)この29kDaの蛋白を標的抗原候補蛋白とした.標的抗原候補蛋白をトリプシン処理後,消化断片をMALDI-TOF/MSにより質量分析を行ったところ,N末端からC末端まで広く分布した6つの消化断片が得られた.得られた断片の質量分布をデータベース検索(Mascot search)したところ,その質量分布は,ubiquitin carboxry-terminal hydrolase L1に一致した.【考察】ubiquitin carboxry-terminal hydrolase L1は,ユビキチン-プロテオソームシステムに関与する脱ユビキチン化酵素である.このユビキチン-プロテオソームシステムは,内在性抗原の断片化を行うことによりMHC class Iの抗原提示に必須の過程である.今回,橋本脳症患者血清中に脱ユビキチン化酵素に対する自己抗体が見い出され,このユビキチン-プロテオソームシステムが発症病態に関与している可能性がある.

[objective] patients with idiopathic idiopathic syndrome of anti-NAE antibody have been diagnosed. 1) new autoantibodies, 2) autoantibodies, antigens, antibodies, symptoms, symptoms, symptoms, Anti-NAE antibody