量子論的フラクソンの理論研究とその量子情報科学への応用
量子論的フラクソンの理論研究とその量子情報科学への応用
批准号:
07J05836
负责人:
藤井 敏之
金额:
$1.79万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2009
中文摘要
本研究の目的は,超伝導素子中の可動な素励起であるフラクソンの量子性を明らかにし,量子情報科学への応用法を考案することである.最終年度である本年度は,前年度までに提案した手法を発展させるとともに,研究の総括を行った.主な研究成果を以下に挙げる.(1)フラクソン制御によるグラフ状態の生成前年度に発表したフラクソンを用いた量子ビット間の結合制御法を応用し,グラフ状態の生成法を提案した.グラフ状態とは,量子計算や量子エラー訂正など,多くの応用を持つ多ビット量子状態である.固体量子ビット上でこの状態を生成するには,複雑な結合制御が必要であるために,より簡便な生成法が望まれている.今回我々が提案した方法では、フラクソンの持つ局所性と制御性により,Josephson伝送線路への一様な電流印加によって簡便な生成が可能である.本研究については,第70回応用物理学会学術講演会にて発表したほか,日本物理学会が出版する学術論文誌,「Journal of Physical Society of Japan」のLetterとして掲載された.(2)動的カシミール効果によるフラクソンのスクイーズド状態動的カシミール効果は.真空状態にある電磁場共振器において急激に共振器の境界を変化させることにより,量子状態を非断熱的に変化させる効果である.この効果は1970年にMooreによって提案されたが,共振器の壁を高速で動かすことが困難であるために,いまだ実験的な検証は成功していない.一方,超伝導素分では,Josephson接合を利用した技術により,素子の持っパラメータを高速に制御することができる,これにより実空間においては不可能な非断熱的変化による効果を固体素分中において観測することが可能となる.そこで本研究では,この非断熱的効果によるフラクソンのスクイージング方法を提案した.本研究成果については,国際会議,応用物理学会及び,日本物理学会にて発表した他,論文誌に投稿準備中である.
英文摘要
本研究の目的は,超伝導素子中の可動な素励起であるフラクソンの量子性を明らかにし,量子情報科学への応用法を考案することである.最終年度である本年度は,前年度までに提案した手法を発展させるとともに,研究の総括を行った.主な研究成果を以下に挙げる.(1)フラクソン制御によるグラフ状態の生成前年度に発表したフラクソンを用いた量子ビット間の結合制御法を応用し,グラフ状態の生成法を提案した.グラフ状態とは,量子計算や量子エラー訂正など,多くの応用を持つ多ビット量子状態である.固体量子ビット上でこの状態を生成するには,複雑な結合制御が必要であるために,より簡便な生成法が望まれている.今回我々が提案した方法では、フラクソンの持つ局所性と制御性により,Josephson伝送線路への一様な電流印加によって簡便な生成が可能である.本研究については,第70回応用物理学会学術講演会にて発表したほか,日本物理学会が出版する学術論文誌,「Journal of Physical Society of Japan」のLetterとして掲載された.(2)動的カシミール効果によるフラクソンのスクイーズド状態動的カシミール効果は.真空状態にある電磁場共振器において急激に共振器の境界を変化させることにより,量子状態を非断熱的に変化させる効果である.この効果は1970年にMooreによって提案されたが,共振器の壁を高速で動かすことが困難であるために,いまだ実験的な検証は成功していない.一方,超伝導素分では,Josephson接合を利用した技術により,素子の持っパラメータを高速に制御することができる,これにより実空間においては不可能な非断熱的変化による効果を固体素分中において観測することが可能となる.そこで本研究では,この非断熱的効果によるフラクソンのスクイージング方法を提案した.本研究成果については,国際会議,応用物理学会及び,日本物理学会にて発表した他,論文誌に投稿準備中である.
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
ジョセフソン人工原子による動的カシミール効果の理論
约瑟夫森人造原子动态卡西米尔效应理论
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[藤井敏之, 他]
通讯作者:
他
Theory of multipartite entangled state generation in coupled phase qubiis
耦合相qubiis中多部分纠缠态产生理论
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Moriyama Y, et al., S. Matsuo, 日浅未来, N. Hatakenaka, 日浅未来, T. Fujii]
通讯作者:
T. Fujii
Josephson phase qubit with an optimal point
具有最优点的约瑟夫森相位量子位
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
Physical Review B 81
影响因子:
--
作者:
[Norihito Kosugi, et al.]
通讯作者:
et al.
Squeezing of a quantum flux in a double SQUID system
双 SQUID 系统中量子通量的压缩
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
Journal of Physics : Conference Series 150
影响因子:
--
作者:
[N.Kosugi, et al., S. Matsuo, K. Takashima]
通讯作者:
K. Takashima
Generation of macroscopic entangled states in coupled superconducting phase qubits
耦合超导相量子位中宏观纠缠态的生成
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Journal of the Physical Society of Japan 76
影响因子:
--
作者:
[S. Matsuo, S. Ashhab, T. Fujii, F. Nori, K. Nagai, and N. Hatakenaka]
通讯作者:
and N. Hatakenaka
共 12 条
海外基金